第24話:会社の伝説


作者:JUSTICE氏

これは、私が今勤務している会社の先輩が、実際に残した伝説(?)の話です

まず、内の会社では冬になるとストーブを使うんですが(当然クーラーも有りますが、設置出来ないような所はストーブを置くんです)、毎朝の灯油の補充は当直に当たっていた者がするんです

で、この先輩(以後「H」と呼びます)が当直開けの、まさに朝起こった出来事です

H先輩は、いつもの通り良い気分で鼻歌を歌いながら(笑)ストーブに灯油を入れ、朝の簡単な掃除(事務所とかです)を始めました

この、ストーブに灯油を入れる時に使う奴(名前知らないw)は電動で吸い上げるタイ プなんですが、満タンになると自動で止まる程頭の良い奴じゃなくて、ちゃんと見ていないとすぐすねちゃうタイプ(笑)なんです

さて、H先輩はのんきに鼻歌を歌いながら掃除を始めちゃいました

おそらく彼の頭の中では時間の計算がされてたんでしょう

しかし!

20分たち、30分たっても一向にストーブの方を見ません!

いや!良く見るとモノスゴクすがすがしい顔で掃除をしているではないですか!

でもね、お願いだからこっちをみて…

そしてこの、辺りに充満し始めた匂いに気がついて…

そして、何が起こったか理解して…お願い、プリーズ!

という、私の願いも通じず、掃除開始から45分くらいたって、掃除し終わったのかよ うやくこっちを向きました

その顔には、一つの事を成し遂げた男が見せる、大いなる達成感と充実感が見て取れました…

H先輩「よっしゃ〜綺麗になったろ〜(ふっ、俺の手にかかればざっとこんなもん よ〜、ふはははは!…と言いたそうな顔w)」

私(もくもくと朝食を取りながら)「お疲れ様で〜す、綺麗になりましたね〜そこは…」

H先輩「そこは、ってなんだその言い方は…見てみろ!ピカピカじゃんか(キラーン w)」

私(から揚げ君ってとってもデリ〜シャスw)「そうですね〜ぴかぴかですね〜(ちらっ)」

H先輩「なにが言いた………」←ある1点を見つめながら硬直

 

 

 

 

 

H先輩「と、灯油が〜〜〜〜!!!!!!(絶叫w)」

 

 

 

 

私(食後の午後ティーを飲みながら)「結構前からですよ〜」

H先輩「早くいえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!(魂の叫びw)」

H先輩、掃除に夢中になりすぎて、ストーブに灯油を入れていることを完全に忘却の彼方に追いやってしまってたんですね〜(うぷぷw)

も〜事務所中、灯油の匂いがすごいのなんのw

絨毯が灯油を吸ってしまって、重たいのなんの(爆

とりあえずダスキンに連絡して、この場合どうしたら良いか聞いたんですが…

その日、一日中表に干した絨毯を、パンパンたたいて灯油を落としていたH先輩の哀愁漂う後姿が、とても印象的でした…

そりゃねぇ…天国から一気に地獄のズンドコまで落とされたんじゃねぇ…

しかし、いっとカンをからにするまで気がつかないってぇのも…

それ以来、入ってくる新人に対しての注意事項に 「ストーブに灯油を入れる時は、絶対に目を離さない!」 というのが追加されたという、ほほえましいエピソードがあったりします


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