復讐のヴァヴァ 第二話
―悪夢再び…―
制作者:めっとーるさん
スクラップウィルス事件から三ヵ月後…エックスとゼロはエイリアに突然研究室に呼ばれた。
エイリア | 「ライドアーマーとヴァヴァの破片を調べてみたんだけど…スクラップウィルスはこのライドアーマーとヴァヴァの装甲から出ていたみたいなの 」
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エックス | 「じゃあ、俺達が壊したあの機械は…?」
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エイリア | 「おそらく、エネルギー増幅装置か何かね。あと、ヴァヴァが何かデータディスクを落としていったわ、まだデータの解析が終わってないんだけど」
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ゼロ | 「くさいな…データの解析ができたら教えてくれ、奴のデータが入ってるかもしれん 」
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―***―
ヴァヴァ | 「お前らをまた復活させるなんて、奴も趣味悪いな」
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??? | 「黙れ、貴様だけでは奴等より戦力が劣っているからの判断だ」
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??? | 「今回の計画だけは絶対に失敗してはならない、絶対にな」
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所変わって、ここはイレギュラーハンターベース。
ズガァァァン!! 凄まじい爆発音とともに、ハンターベースの非常ベルの音が鳴り響く。
アナウンス | 「ハンターベースが襲撃された! 各部隊の隊長は、メインゲートに集合せよ!」
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ゼロ | 「またヴァヴァの仕業か?」
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他部隊の隊長 | 「いえ、スクラップウィルスの反応は察知しなかったようです」
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エックス | 「ヴァヴァ以外のレプリロイドでこんな事ができるのは、おれの覚えでは…まさか!?」
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メインゲートから一人飛び出すエックス。その視線の向こうには…
エックス | 「やはりお前らか、誰の命令だ!?」
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??? | 「それは言えないな…」
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エックスの予想は当たっていた。そこには、見覚えのある巨大なレプリロイドと、エックスと同じくらいの身長のレプリロイドがいた…
??? | 「ナイトメアポリスの名にかけて、貴様の命、このマンダレーラβ(ベータ)がいただく!」
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??? | 「偉大なるあの方のため…我がヴァジュリーラγ(ガンマ)、エックス抹殺の任務を遂行する!」
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マンダレーラの巨大な腕が、エックスに向って放たれた!油断していたのか、エックスは攻撃をモロに食らってしまう。
ヴァジュリーラ | 「よくやったマンダレーラ。死ね、十文字切り!」
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絶体絶命!…かと思われたが、駆けつけたゼロがピンチを救った。
ヴァジュリーラ | 「チッ、邪魔が入ったか…」
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マンダレーラ | 「なら、2人まとめて破壊する! ウォォォォォォォッ!!」
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ズガァァァァァァァァァァァァァァァン!!!
イナリ− | 「見よ、これがわれらの新の姿、α(アルファ)・イナリーだ!!!!」
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再びよみがえった悪夢!
そして、この事件の黒幕とは!?
続く…