3日目 モンサンミッシェル |
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IBS STYLES TOURS CENTRE 昨夜泊まったトゥールのホテルです。 ビジネスホテルの様な感じです。 |
フロント |
ホテルのレストラン ヴュッフェもこじんまりしているので 一度にツアー客が押し寄せると欲しい物を取る時大変です。 |
朝食 7:00 フランス人って野菜食べないのかしら? 生野菜とか見当たらないんですよね・・・ |
7:45 ホテルの窓から見た風景です。 まだ、朝日も昇っていません。 |
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オレンジで統一された可愛い部屋で、 エクストラベッドの入った3人部屋です。 |
バスルーム |
7:57 IBISホテルの前に小さな公園が有ったので 来て見ました。誰の銅像? |
公園に珍しい花が咲いていました。 なんだろう・・・ |
IBISホテルの左側の通り |
トゥールの町 |
9:14 いよいよ、今日は憧れのモンサンミッシェルまで 約4時間/307kmのバス移動です。 高速道路に入リますが、深い霧に包まれてしまいました。 |
太陽は出てるのに霧が凄いです。 車窓から見る風景は酪農王国フランスです。 |
9:50 霧の中のルマンで道は左に進路を取り、 ひたすらモンサンミッシェルを目指します。 |
10:25 ルマンを過ぎて30分ほど走り、 ラヴァルの町の手前のドライブインでトイレ休憩。 |
ドライブインの中はこんな感じ。 |
PAULって日本でも大人気のパン屋さんですよね! |
太陽は出てるのに霧が濃いです。 |
ラヴァルの町通過 11:06 高速を下りるようです。 |
菜の花のような黄色の花が一面に咲いています。 |
エルネの町 11:25 T字路にぶつかると左折し、エルネの町に入ります。 |
エルネの町 小さな町ですが、町中に花がいっぱいです。 |
エルネの町 道路にも花が・・・・ |
この建物もお花がいっぱいです。 |
教会 |
次はフージェールの町を通過します。 |
フージェールの町 隣のエルネの町とは全く雰囲気が違って、 シックな町です。 |
フージェールを過ぎて、暫くの間野原が続き・・・・ |
やっと着きました。モンサンミッシェルの 今夜の宿泊ホテルです。 |
Le Relais du Roy ホテルの前を通り過ぎて ランチのレストランにやってきました。 |
モンサンミッシェルと言えば・・・・ そうです、オムレツですよね。 このオムレツ、美味しかったて話は余り聞かないのですが・・・・ 味が無い、まずい、頼りない、 ケチャップを掛けたら美味しかった・・・etc・・・・ さて、どうでしょう |
なんか凄くフワフワで柔らかそう・・・・ 取り分け方もアバウトで多く盛ったり少なく盛ったり 私には、何故かいつも多いのが来ます。 |
さて、問題のお味は?? ン?ン?ン〜ン・・・・結構美味しいじゃない! 飛行機で出た、塩・コショウをこっそりバッグに隠し持ってきたけど 必要ないみたい!イケル!単純で自然な美味しさ・・・ コッテリ味をお好みの方には物足りないかも・・・ |
ハムのステーキ これも美味しかったです。 お肉食べれない人も、これは大丈夫のようで良かった。 |
デザート |
メニュー |
日本語のメニューです。 ガイドさんによると、モンサンミッシェルは 春、夏、秋、冬、どんな厳しい条件の時でも 日本人だけは来るらしいです。 日本人恐るべし・・・ |
お店の壁に有ったプレート |
観光バスは島の手前のゲートから先にいけません ここからはシャトルバスに乗り換えます。 |
シャトルバスに乗っていると 突然飛行機から何か、ばら撒かれました。 |
良く見たらパラシュートのようです。 海に下りるの?いいえ、今は引き潮で ずっと沖の方まで砂浜になっています。 |
シャトルバスを下りると見えてきました。 モンサンミッシェル。 これを見るために世界中から大勢の人がやってくるんです。 |
大潮には,この辺りは海になるので海草が フェンスにぶら下がっています。 |
モンサンミッシェル モン=岩山、サン=聖、 ミッシェル=ミカエル、「聖ミカエルの岩山」です。 ノルマンディー南部のサン・マロ湾に有る小さな岩山ですが、708年、司教オベールは、夢で、 大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けます。が、悪魔の悪戯だと思い信じませんでした。 もう一度同じ夢を見ましたが、また信じなかった。 3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、 オベールは稲妻が脳天を走る夢を見ました。 翌朝、オベールは自分の頭の脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、 大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのです。 |
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サン・マロ湾は潮の干満の差が最も激しい所として知られ、 潮の満ち引きの差は15メートル以上あります。 このため、かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる道で陸と繋がっていました。 最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれていて、 引き潮で沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せる。 このためかつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としました。 「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあったそうです。 |
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王の門 見学者はここから入ります。 |
手水鉢 |
「プラールおばさん」(la Mère Poulard)のレストラン その昔、宿屋の女主人プラールさんは、聖地モンサンミッシェルを目指して、やっとたどり着いた巡礼者の為に 何か栄養になるものは無いかと考え、思いついたのが、暖かく、フワフワのオムレツだったそうです。 今では、モンサンミッシェルの名物となっていて、多くのレストランで食べれます。 王の門を入った直ぐ左側に有ります。 私達が食べたオムレツと、どう違うのだろう・・・・食べてみたかったです。 |
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王の門の上は役場になっています。 2006年時点で人口42人だったそうです。 今はもっと減っているのでは? |
郵便局 以前はここが、プラールおばさんの宿屋だったそうです。 郵便局の中に、おばさんが使っていた釜跡が有るそうです。 |
最も古い様式の家 中世の感じが残っています。 今でもお店として営業してるんです。凄いです! |
教会までの狭い道の両脇にはお土産物屋が 軒を連ねています。 |
人が一人やっと通れる、これも道です。 |
サンピエール教会 大天使ミカエルを奉っている教会です。 ジャンヌ・ダルクの銅像が立っていますが、 ジャンヌ・ダルクに神の啓示を告げた、三人の天使の一人が 大天使ミカエルだと言われています。 |
いよいよ修道院の階段を登っていきます。 |
更に石段が続きます。 教会というよりも堅牢な砦のようです。 |
モンサンミッシェルは、 百年戦争の時、要塞の役目を果たし 敵の攻撃を食い止めた・・・・そんな説明を聞きます。 |
サン・マロ湾 干潮のため、沖の方まで砂浜が続いています。 |
ここで、チケットを貰い修道院に入ります。 |
堅固な壁と上の方には雨樋の役目をする ガーゴイルが沢山突き出ています。 |
岩山に作られたモンサンミッシェルには このように、岩がそのままのむき出しになっている場所も有ります。 |
上の写真の雨樋を使って貯めた水がこの蛇口から 出る様になっていました。 水は何よりも貴重だったのです。 |
修道院の西のテラスから見上げた鐘楼 |
1877年に対岸との間に道路が作られ、 潮の干満に関係なく島へと渡れるようになりましたが、 これによって潮流をせき止めることとなり、 100年間で2mもの砂が堆積してしまいました。 急速な陸地化が島の周囲で進行しており、 島の間際まで潮がくることは滅多になくなっています。 そのため、2014年に新しく橋が作られました。 橋桁の下を潮が流れるようにして、堆積した土砂を取り除いて、 本来のモンサンミッシェルの姿に戻そうと言う計画です。 二本ある左側が完成した新しい橋桁のある橋ですが、右側の土手を取り除くのも 大変な作業ですよね。 又、このようなモン・サン・ミッシェルが見られると良いですね。 |
修道院の塔の先に付けられた 聖ミカエルの金色の像が見えますか? あの聖ミカエル像は海抜170mの位置に立っています。 |
アップにして見ましたが 下から見上げるとずんぐりしていて 良く分からないです。 |
修道院付属教会の西のテラス 1780年に再建された古典的なたファサード |
西のテラスからみたサン・マロ湾と小島 砂浜に人が沢山いますが、 さっきパラシュートで降りた人達かしら?? |
修道院のテラスの石には、それぞれ色んな印が付いていました。 その昔、字を書けない人が自分の運んだ石に印を付け その数によって給金をもらったのだそうです。 |
こっちの石にはこんな印が・・・・ |
剣と天秤を持った大天使ミカエルの像 |
丸柱の礼拝堂 |
礼拝堂のタイルの床の一部がガラス張りになっています。 |
アップにしてみました。 どういう意味だろう? |
修道院回廊 |
回廊 装飾 回廊は他の建物に繋がる通路の役目と、 祈りと瞑想の場でもありました。 二列に並んだ柱は僅かにずらした形で組まれていて、 歩を進める毎に変化する中庭を楽しめます。 |
合同の食事室 修道層達が沈黙の中で食事をしている間、 彼らのうちの一人が、説教壇で読唱していたそうです。 |
大天使ミカエルが司教オペールの額に指を当てて 「これでも私を信じないのか?」と言っている場面の石版。 |
聖マルタン礼拝堂 この質素で簡潔なデザインのステンドグラスは 心が清められる気がします。 |
上の礼拝堂の床にあったガラスの部分を下から見上げた所 明かり取りにしては暗いから・・・・ 上の礼拝堂のミサの進行状況を下から探りを入れるとか? |
囚人がこの車輪の中に入って自力で回し、 鎖を引き上げてたのかしら? |
左の車輪と、この鎖は、牢獄として使用していた時、 修道院に幽閉されていた政治犯の食料を 引き上げるために使用されていました。 |
大天使ミカエル 右手に剣、左手に魂の公正さを量る秤を持っています。 最後の審判で死者の魂を量り天国に行くか、 地獄に行くか決めるのもミカエルの仕事だそうです。 修道院の塔にある金色の像と同じ大きさだそうです。 金色のは下から見上げるので 随分ずんぐり、ムックリして見えましたが スマートでハンサムでカッコいいじゃないですか! こんなミカエルが夢に出てきたら、 一回でハイ、ハーーイと教会でも何でも作っちゃう・・・ |
ネ!ミカエルさん! 私、天使の羽根コンプレックスなんですよ! 映画なんかで背中から出てる美しい翼の天使を見ると 心が舞い上がってしまう それも大きければ大きいほど 素敵! |
ガイドさんの説明終了後はフリータイムのショッピングタイム。 全部のお店を一応チェックして・・・・ |
これが、今では郵便局になっている プラールおばさんの石焼釜の後です。 郵便局のおばさんに冷たい目でじろっと睨まれながら 写した写真です。 悪いから切手でも買おうと思ったら、 本日切手は完売でした。 |
ツインズ 王の門の集合時間です。可愛い! |
オヤオヤ、こっちもツインズ 双子ちゃんのパパ・ママはお互いに 直ぐに仲良くなり、話が弾んでいました。 |
百年戦争の時、フランス軍が置いて行った大砲 が、王の門の前に有りました。 |
又、シャトルバスのバス停まで歩きます。 隣にモンサンミッシェルの陸地化を食い止めようと新しく作った 橋が完成していました。まだ誰も歩いていませんでした。 橋の下を海の水が通るようになれば 砂の堆積を食い止め、モンサンミッシェル本来の姿に戻るそうです。 |
今夜のホテルメルキュール・モンサンミッシェル の前のスーパーマーケット 早速買い物に道路を渡って行きます。 |
結局、私達はプラールおばさんの店では 試食だけして、実際には スーパーでお土産をゲットしました。 しかし、考えが甘かった。日本では、 買い物をしたら必ず紙やビニールの袋に入れてくれますよね。 このスーパーでは、買い物をした物を入れる紙袋を又 買わないといけないんです。 こんな袋です 1.50€もした。 |
ホテルのお風呂 |
メルキュール・モンサンミッシェルの部屋の前 |
メルキュール・モンサンミッシェルの部屋 |
エクストラベッドを入れて三人部屋です。 ずっと一人部屋だったのでなんだか嬉しい。 今夜は私がこっちのベッドです。 |
メルキュール・モンサンミッシェルのロビー |
フロント |
ホテルに隣接するレストランで夕食です。 7:30 |
スープ |
シードル りんごで出来た発泡酒で、アルコール度数は5% |
タラの魚料理 フランスでは魚と言うとタラなんでしょうか? タラって普段余り食べないんだけど・・・・ |
りんごのタルト |
食べる前に料理の写真を撮ろうと思いながら 目の前に料理が来ると カメラの事はすっかり忘れてしまって つい、先に食べてしまうのが私の至らなさです。 |
ホテルに燐設するレストラン レストランの左隣がメルキュール・モンサンミッシェルです。 |
レストランの入り口に有った羊の置物 |
モンサンミッシェル夜景 食後夜景を見にガイドさんが連れて行ってくれましたが・・・・ |
遠すぎてコンパクトカメラでは上手く写真が写せません。 |
期待していたモンサンミッシェルの夜景は残念な結果になりましたが、 昼間良く見たので、まあ、いいです。 今日は、4時間のバスの移動で憧れのモンサンミッシェルにやってきました。 今、自分がこの地に居るのが信じられないくらいです。 まだまだ、旅は続きます・・・・おやすみなさい・・・ZZZZ・・・・ ─ 4日目に続く─ |