「ふぅ…」
よっぴーと私しかいない生徒会室。 私は机に頬杖をついて溜め息をした。
「どうしたの、エリー?」
「よっぴー…胸揉ませ……やっぱりいいわ…」
「ぐ、具合でも悪いの? 胸を揉ませてって言うのを途中でやめるなんて…」
よっぴーが心配そうに見つめてくる。
確かに、今のはいつもの私と明らかに違うわよねー…何だか気乗りしないというかなんというか…
「悩み事なら…あ、でもエリーは悩み事なんて抱えないよね」
「うーん、悩み事というかなんというか…聞いてくれる、よっぴー?」
「うん。 もちろんだよ」
やっぱり持つべきものは友達よね。
それじゃ、ここはよっぴーに打ち明けてみようかしら。
「実はね…最近レオとのプレイがつまんなくなってきている件について」
「え…ええぇぇぇぇええぇ!?」
「なんかねー、こう出したり入れたりでハイ終了ってのがねー。
 もちろん、色々やったわよ? お尻だってやったしー、パイズリだって…
 レオがやりたいって言ったら、とりあえずやってあげたわよ」
「エ、エリー…そんなの、女の子が言うセリフじゃないよ…」
「いいじゃない、ここには私とよっぴーしかいないんだし。
 この前なんか『レオのお尻も開発したげよっか?』って言ったけど完璧に断られたし…」
「も、もういいよぅ…もう……」
「それは霧夜さんの心の問題ですわね」
突然、扉が開いて祈先生が入ってきた。
「私が相談に乗ってさしあげましょうか?」
「そうねー、ここは男性経験豊富そうな、祈先生にお願いしようかしら」
「それでは、相談料を納めてくださいな」
「えー、そんなこと言うんだったら先週にラブホ前で撮った先生の写真、ばらまこっかなー」
「…霧夜さん、そのうち天罰が下りますわよ」


「…ということなんですけど」
「そうですわねぇ…」
よっぴーはすみっこのほうで仕事をしてる…ふりをしてる。
こっちの話に聞き耳たててるの、まるわかりよ。
よっぴーったら、しょうがないんだから。
「霧夜さんは対馬さんを支配したい、そう考えていますわね?」
「もちろん」
祈先生は少し考え込んだ。
「今までの話を聞く限りでは、霧夜さんはどちらかというと、対馬さんに支配されていますわね」
「えっ!? そ、そうなの?」
「やりたいって言ったからやってあげる、それではそのようにとらえられても不思議ではありませんわ
 対馬さんのわがままに霧夜さんがつきあっているのですもの」
そ、そうだったのか…この私が……なんたる不覚なのかしら。
「対馬さんのお尻を開発しようとしても拒否され、それで結局やめたのでしょう?
 普段の霧夜さんなら、強引にでもやってしまえばよろしかったのですわ」
うーん、でも私だってお尻は最初すごく痛かったしなー。
それでレオが目覚めちゃったらそれはそれで…あ、伊達クンとのからみってのも……
「自分の中では対馬さんを支配したい、でも現状は逆になっている…
 それがつまらなくなってきてるかもしれないという気持ちに繋がってくるのですわ」
「それじゃ、これを打破するためにはどんな方法がいいんですか?」
「私は童貞にしか興味ありませんので、いつも私が攻めるという形になるのですが…
 それではいっそのこと、それの程度を上げてみてはいかがでしょうか?」
「と、いうと?」
「それは…」


土曜日、松笠公園。
レオと待ち合わせをして、そのままデートを楽しんで、それからまた公園まで戻ってきた。
「あ、あのさ…家、乙女さんいないんだけど…」
「そうねぇ…でも今日はパス」
「え?」
あ、そのがっかりしてる顔。 とってもいいわよー。
「そのかわり…こっちに来て」
レオの手を引っ張って、そのまま公衆トイレの裏へ。
「ど、どうしたんだよ…うわっ!」
「レオは動かなくていいからね」
レオがしゃべるのを遮るかのように、私はレオのズボンを下ろした。
そのままパンツまで下ろすと、見慣れたレオのモノが曝け出される。
「うふふ……んぷっ…」
「な、何を!? …うぁっ」
私はそれを口に含んだ。
突然の事であまり大きくなっていなかったものが、次第に力強く大きくなっていくのが口の中でわかる。
「んっ…んぶっ……ちゅっ…」
「くあ…エ、エリカ…人が来るかも……」
感じてるレオの顔…何だかゾクゾクしちゃう。 可愛いんだー。
「あふっ…うふふ、大丈夫よ。 私に任せて…出そうになったら言ってね」
さらに続ける。 口でしていたのが手に変えて、そのまま激しくしごいてあげた。
ちらりとレオを見ると、すごく感じてくれているのがわかる。
これまで何度もしてあげてることだし、レオの弱点はわかってるつもりよ。
「どうかしら…私の手、気持ちいい?」
「うん……」
気持ちいいって言ってくれるのは、素直に嬉しいわ。
「このまま続けてあげるわね」
先っぽを舌で舐めまわし、出てきた汁を舐めとってあげた。
周りが気になるせいか、いつもよりもカチコチになってるわね。


それまでこらえていたレオがうめき声をあげた。
「うう…エリカ……も、もう出る……」
レオのモノがピクピクしている。
どうやらガマンの限界のようね。 だったら…
「そう。 じゃ、今日はこれでおしまい。 さっさとズボンを履きなさい」
私は舐めるのをやめ、そのまま立ち上がった。
これで出しちゃったりしたら、計画がムダになっちゃうものね。
行為をやめると、レオはものすごく困った顔をしてくれた。
「そ、そんな…このままじゃ俺……」
いやん、子猫みたい。 すっごく可愛いわ、今のレオ。
「ダメなものはダーメ。 あ、帰ってから自分でするのもナシだからね」
「ええっ!?」
「そのかわり…来週までガマンできたら……ね?」
「うう…ま、まさかそれまでずっとってことか!?」
「そうよ。 学校で同じように毎日したげるから、次の土曜日までガマンするのよ?」
「そ、そんなぁ…」
「またね、レオ」
別れ際に耳元に息をふっと吹きかけてから、私はその場を後にした。
正直なところ、いくらなんでもレオがそこまでガマンするとは思えない。
でも、焦らして焦らして焦らしまくって、そして土曜日になったら私がレオをリードしてエッチするの。
それが一番重要。
こうして上下関係をハッキリさせて、私がレオを支配してやるんだから。


それから平日はずっと、昼休みや放課後に人気の無いところに呼び出して、レオのモノをいじめてあげた。
ピチャピチャと音を立て、レオのモノを舐めまわす。
そして、もう出そうだと思ったらハイそこまで。
これが今日まで続いた。
「エリカ…」
「はいはい、ガマンよー。 明日になるまでガマンしなさいな」
水曜日ぐらいから、私を見るだけでギンギンにしているのがイヤでもわかった。
顔を赤くして、ものすごく困ったような顔をしているレオを見るだけで、私も興奮してきちゃう。
ああ、ホントにガマンしてるんだと思う。
自分で処理する事も無く、ひたすらガマン。
だって、本当にいつもギンギンのガチガチなんだもの。
今のレオ、どんな気分なんだろう?
きっと今すぐにでも私とエッチしたいに違いない。
でも、それは明日までガマン。
そして、主導権は私。
明日もレオをいじめて、そしてようやく出させてあげる。
「うふふ…明日が楽しみね♪」


そして土曜日。
乙女さんがいないことは承知済み、それでは作戦開始ね。
私は携帯を取り出し、レオに電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
「ハーイ、レオ」
『エリカ…』
「今ね、生徒会室にいるの。 だから…き・て」
『ああ、わかった…』
でも、実は私はレオの家のすぐ近くに隠れている。
電話を切ると、しばらくしてからレオが家から飛び出していった。
レオがいなくなったことを確認して、家に忍び込む。
レオの部屋に杯って、ベッドに腰掛けた。
生徒会室には『ゴメン、レオの部屋で待ってるね』と書いたメモを置いておいた。
ここでも徹底的に焦らす。
あの様子を見る限り、仕掛けはうまくいっているみたい。
レオはもう私の体を触りたくてしょうがないんだろうけど、それでも理由をつけて触らせない。
それでようやく…という時になって、私が馬乗りになってレオのを挿入するの。
ここでも簡単には出させてあげないんだから…
「あ…ん……ハッ! いけないいけない」
ついつい手が下にのびてた。
ここで自分でしてたりなんかしたらあまり意味が無い。
でも、おあずけくらってたのは私もそうなんだし…
やだ、ちょっと濡れてきちゃった…
「うん…私もガマンしないと」
すると、玄関のドアが開く音がした。
レオが帰ってきたんだ。
どたどたと階段を駆け上がる音がする。
そして勢いよくドアが開けられ、レオがすごい息切れをして部屋に入ってきた。


「エリカ…」
「おかえり、レオ。 フフフ…私を抱きたかった?」
ベッドの上で、レオにおいでおいでと手を向けた。
すると、レオは突然私に飛び掛り、強引にキスをしてきたのだ。
「んん!? ん…ちゅっ……んふんっ! んんん!」
レオの舌が無理矢理私の口の中に侵入し、互いの唾液が混ざる。
よく考えたらキスするのも1週間ぶり…あっ!?
「ん! んふうっ!? んんんん〜〜〜!」
イッちゃった? キスだけで? この私が?
そんな…そ、そんなに私も溜まってたっていうの?
「はー、はー…あふっ……」
「ふー、ふー……」
えっと…私、何をするんだっけ……
そうだ、私が主導権をとらないといけないんだ。
「ダメよ…まだ私にさわっちゃ……あ、あああぁぁ!」
私の言う事なんて一切聞かずに、私の上着を半ば無理矢理に脱がしてきた。
左手で片方の胸を揉み、もう片方の胸の乳首を舐める。
右手は下着の中へと吸い込まれ、私のアソコをぐりぐりといじっていた。
「あはぁっ! んん…あんっ!」
ものすごく強引。 もう私も何も考えられない。 計画なんてどうでもいい。
いつの間にか服が全て私の体から離れ、全裸となっていた。
アソコから汁がどんどん溢れ出てくるのが自分でもわかってしまう。
レオが指を出し入れすると、ちゅぷちゅぷといやらしい音が部屋の中に響いた。
「ああぁ…あんっ……レオ…その…私も舐めたい……」
「うん…」
レオも服を脱ぎ、そのそそり立ったモノを私の前に出した。
すごい、いつも以上に大きくなってる…
「レオの…大きい……んぶっ、んぶっ…ちゅぶぶ、ずるるる……」
「くぅ…」
私は本能のままにレオのモノを激しく……


「んくっ…あはっ、ぐぷっ……あはぁ!」
「うぅっ! エリカ!」
「ん!? んぅぅぅぅぅ!!」
レオは叫ぶと同時に私の頭を押さえつけ、そのまま大量の精液を口の中に放出した。
「はぁっ…げほっ、げほっ! くふぅ……」
むせ返るぐらい勢いがよく、ネバネバする濃い精液。
このまま飲んでしまおうかとおもったけど、そうはいかなかった。
レオは私のことなどお構いナシに私の股を開き、自分の剛直を私のアソコにあてがった。
「い、今出したところじゃ……はぅぅ!!」
出したばかりだと思えないぐらい、信じられないほど固いモノが私の中に侵入してくる。
ああ、やっとレオと繋がったんだと、ちょっとホッとしている自分がいた。
「あっ、あっ、あっ、あっ……も、もっとゆっくり……」
1週間ぶりのエッチ。
それがこんなにも愛しいものなのかと思ってしまう。
別に毎日ヤッてるわけじゃないのに、この感覚は何なの?
レオのも私の中でどんどん大きくなっている。
「あはっ、んん…あん、ああぁぁ……」
凄まじい勢いのピストンが私の中に叩き込まれる。
レオのが私の子宮の壁にゴツゴツと当たるたびに、私の中を貫くような強烈な快感が襲ってくる。
「ああっ!! あはぁっ! レオ、ゆっくり…あ、あぁぁぁあああぁぁ!!」
あっけなく私はイッちゃった。 それでもレオは突くのをやめようとはしない。
「あはっ! んんぅ! あぁん!!」
今度はバックから突いてきた。 部屋の中をパンパンと音が響く。
凄まじいほど激しく腰を振って、レオが私を犯している。
途端に、レオのがさらに大きくなってきた。
「エリカ!」
「きてぇ! レオので私をいっぱいにしてぇ!!」
「くぅぅぅぅ!」
「あはぁぁぁっぁぁ!」
レオは私の膣に精液を思い切り出し、それと同時に私もイッてしまった。


「ふぅ、ふぅ…」
「はぁ、はぁ……え、ちょ、ちょっと!?」
もう私は体がいうことをきかないというのに、レオはさらにそのまま腰を動かし始めた。
精液で膣がぐちゃぐちゃになってるのに、まだするの?
「あんっ、あんっ、あんっ、あはぁ!!」
快感が止め処なく押し寄せる。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。
また向かい合って、とにかく激しく腰を動かすレオ。
本当はもう少しゆっくりしてほしいけど、気持ちよすぎてそこまで頭が回らない。
「レオ、キス……あぁん! はあぁぁ!」
「んぶっ…エリカ…ちゅっ……」
「んんんっ……あはぁ!」
熱烈なキス。 またイッてしまいそうになる。
とにかく激しいレオ。 野獣のようなレオ。
もう何も考えられない、今はすごくアナタがほしい!
「あはん! ああっ、ああっ、ああっ、ああっ……」
「うぅぅ……エリカ、もう……」
「出して、あはぁっ、レオの、あはん! 出してぇ!」
「いくぞ、エリカ! くあっ!!」
最後にドスン!と強烈な一撃を叩き込んで、レオは精液を放出した。
「あぁぁぁああぁああぁぁあ!!」
それと同時に、私も果てた。
レオのモノからドクドクと吐き出されているのが伝わってくる。
抜き出した後で、私のアソコから精液が溢れ出てきた。
ティッシュで拭き取ろうかと思ったけど、もうそんなことはどうでもよかった。
体が宙に浮いてしまうような余韻を、私は感じていたのだから。


結局、その晩はすごかった。
とにかくお互いを求めあった。
休憩して夕食を外で食べてから戻ってきて、お風呂場でエッチ。
それからレオの部屋で深夜まで激しくエッチ。
特に抜かずの6連発はすごかった。 今日が安全日でよかったわ。
部屋は私とレオの匂いで一杯になって、さずがにちょっと気持ち悪かったかも。
窓を開けると、心地よい風が入ってきて気持ちよかった。
「なぁ、エリカ」
「ん? どしたの?」
「どうして今日まで、こんなにガマンさせたんだ? きつかったんだぜ?
 乙女さんの特訓よりもきついよ」
「あー…えっと…」
そうだ、私がレオをベッドの上で支配して…ま、もうどうでもいいか
「…えっとね、私が楽しみたかったから、かな」
「ふーん…エリカってスケベだなぁ」
「な、何よ。 それってどういうこと?」
「言葉通りの意味」
「もう…」
ふふ、何だか幸せ。 こうして一緒に気持ちよくなれるのって、すごく幸せなんだ。
お互いが幸せなら、支配するとかなんてどうでもよくなってくるわね。
「レオ」
「なんだよ」
「大好きよ。ちゅっ」
私はレオに軽くキスをしたのだった。


(作者・シンイチ氏[2005/08/30])


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