「はい・・・はい・・・ええ、またよろしくお願いいたします・・・はい、失礼します・・・」
チン
「ふう・・困ったわね・・・」
「要芽姉さん・・・今の電話、また予約キャンセル?」
「ええ・・・今月に入って、これで6件目・・・」
「あう・・・ごめんなさい、板場の私が、もっとしっかりしていれば・・・」
「巴はよく頑張っているわ・・・」
「でも・・・キャンセルやお客さんが減ってる理由って・・・やっぱり料理がスムーズに出せないせいみたいだし・・・」
「歩笑が沖縄に帰ってなければねぇ・・・やっぱり、この小さな料理屋でも、二人じゃ無理なのかしら」
「うん・・・三人でも、ギリギリだったから・・・」
「ねえ、少し料理の方の手間は省けないのかしら?」
「そ、それはできないよ。この「ひいらぎ」の味は、本店の「柊庵」から受け継いでるんだもの。勝手には変えられないよ」
「そうよね・・・」
「歩笑ちゃんが戻ってくるまで、一時的に店を閉めた方がいいのかな」
「一時的って・・・あの子が戻るまであと1ヶ月もあるのよ・・・そんなに店を閉めていたら、本店のみんなが心配するだけよ」
「じゃあ・・・本店の父さんか雛乃姉さんに相談するとか・・・」
「それは最後の手段よ。私たちを信頼して、のれんを分けてくれたのに、簡単に助けを求められないわ」
「あう・・・でも、今のままじゃ・・・」
「ここは・・・誰か臨時で来てくれる助っ人を捜すしかないわね」
「助っ人・・・あ・・・要芽姉さん、私・・・ちょっと心当たりが・・・」


「ごめんください・・・ごめんください」
「はーい・・・あら?どちらさま?」
「こちらの巴姉さんから、助っ人を頼まれました壬生 空也ってもんですが」
「あら・・・あなたが?はじめまして、この「ひいらぎ」の女将、柊 要芽です」
「女将さんでしたか・・・よろしくお願いします」
「ええ、こちらこそ・・・それにしても・・・思っていたよりずいぶん若い方で驚いちゃったわ」
「・・・こんな若造じゃあ心配ですか?」
「あ、ごめんなさい、そういう意味じゃないのよ・・・ただ、若くて可愛いらしいなぁ、って・・・やだ、何言ってるのかしら」
「いや、女将さんこそ・・・・・・き、綺麗ですよ・・・」
「・・・あ、ありがとう・・・ふふっ、お世辞でも嬉しいわ♪」
「ただいまー・・・あ、空也!来てくれたんだね・・・よかった」
「久しぶりだね、ともねえ・・・またお世話になります」
「うん、こちらこそ・・・もう姉さんとは話してくれたみたいだね」
「うん・・・歩笑ねーたんの替わりが勤まるかどうかわからないけど、頑張りますよ」
「・・・ねえ、壬生さん?その・・・ともねえ、とか、ねーたん、って呼び方は・・・」
「あ、すいません女将さん・・・昔、ともねえやねーたんとは一緒に修行してまして、そのときの呼び方で、つい」
「そうなの・・・だったら、私も女将さん、じゃなくて、もうちょっと親しみを込めて呼んで欲しいかな」
「はあ・・・じゃ・・・要芽さん・・・?」
「ん〜・・・何かちょっと違うかしら・・・ね、壬生さんは年はおいくつ?」
「19になりますが」
「!そ、そう・・・私の方が、ちょ、ちょっとだけお姉さんね!じゃあ、私のことはお姉さんって呼んでちょうだい」
「えーと・・・要芽姉さん?」
「うん、そうそう♪」
「じゃあ・・・俺のことも、壬生さん、なんて言わずに、空也でいいですよ。ともねえもねーたんもそう呼んでるし」
「わかったわ・・・じゃあ改めて・・・よろしくお願いね、空也」
「はいっ、任せて、姉さん!」


そして・・・1ヶ月

「あの・・・空也?」
「?なんすか、姉さん」
「今日は・・・予約のお客様も早い時間で終わるの・・・」
「ああ、そうっすか・・・ははは、ちょっとのんびりできますね」
「それで・・・よかったら、今日は早目に看板にして、奥の座敷で、三人で送別会でもしようかな、って・・・どう?」
「え・・・そう、ですね・・・今日で終わり、なんですよね・・・わかりました、喜んで・・・」

「かんぱ〜い」
「空也・・・今までお疲れさま」
「空也が来てくれて・・・本当によかった」
「いやー・・・なんだか、たいしてお役に立てないまま1ヶ月すぎちゃって・・・」
「そんなことないわよ・・・あなたが来てからお店もうまくいったしね」
「ありがとう・・・そう言ってもらえると、ここに来てよかったな、って思えます」
「でも・・・不満も、あるのよ・・・」
「うん・・・私も・・・このまま帰られるのは・・・いやだな・・・」
「え・・・な、何か俺やっちゃってたかな・・・すいません、まだ間に合うなら、直しますけど」
「じゃあ・・・質問するけど・・・く、空也は・・・私のこと・・・好き?」
「そ・・・それは・・・」
「・・・答えて・・・どんな答えでも・・・私、平気だから」
「・・・好き、です・・・俺、ともねえのこと・・・好きです」
「じゃあ・・・空也・・・私のことは・・・好き?」
「・・・」
「お願い・・・正直に、言って」
「・・・要芽姉さんも・・・好き・・・です・・・すいません・・・俺って優柔不断で・・・」
「ううん・・・いいのよ・・・むしろ・・・ホッとしてるの」
「・・・え?」
「私も要芽姉さんも・・・両方、好き・・・それで、いいじゃない、空也」
「私たち・・・二人であなたを愛したい・・・おかしいかしら?でも、これしか私たち考えられないの・・・」
「要芽姉さん・・・ともねえ・・・いいの?」
「うん・・・よかった・・・最後の夜に間に合って・・・」


http://www.candysoft.jp/ohp/product/ane2/cg/img/2sp6.jpg

「うあ・・・あ・・・そ、そんなにしたら・・・俺・・・」
「ふふ・・・料理の腕は一流だけど、こっちはまだまだみたいね・・・」
「く、空也・・・苦しいの?大丈夫・・・?」
「くっ・・・苦しいわけじゃなくて・・・気持ちよすぎて・・・おかしくなりそう・・・」
「いいわよ、おかしくなっても・・・私も・・・よくなってきてるの、わかる・・・?」
「うん・・・乳首がもう・・・こんなに」
「んっ!・・・や、やっぱり・・・手先、器用ね・・・素敵・・・ほら、巴のも、可愛がってあげて・・・・」
「あっ!?・・・な、なんか・・・なんか、変、だよ・・・じんじんする・・・うぁ、ん・・・」
「うっ・・う、ん・・・も、もうっ・・・!で、出そ、うっ!」
「いいわよ・・・巴、もっと動かしてあげて」
「う、うん・・・空也・・・気持ちよくしてあげるね・・・」
「い、いよっ!ともね、え・・・も・・・要芽姉さんも・・・うあ・・・お・・おおっ!!」
ビュッ!ドプッ!ドク、ドク、ドク・・・
「う、うわ!?」
「う、あ、あ、あ、あ・・・はぁっ・・・」
「すごい・・・熱くて・・・ドロドロが・・・いっぱい・・・こ、これが・・・男の子の・・・」
「ふふ・・・ほら、ヌルヌルして・・・気持ちいいでしょう?」
「うあ・・・か、要芽姉さ、ん・・・や、そんな・・・うあ・・・」
「あら・・・?ふふ、もう・・・固くなった・・・若いのね、やっぱり・・・」
「要芽姉さん・・・俺、もう・・・入れたい・・・」
「ね、空也・・・初めて・・・よね?」
「う・・・・・・うん・・・」
「巴も・・・初めて、よね?」
「う、うん」
「じゃあ・・・私はあげられないけど、空也の初めてを私がもらって、巴の初めてを空也がもらって・・・それで、いい?」」
「うん・・・」「そ、それで・・・いいよ」
「じゃあ・・・いらっしゃい、空也・・・女の味を、教えてあげるわ・・・」

(作者・◆Rion/soCys氏[2004/06/17])


※前 姉しよSS「注文の多い小料理屋


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