「ほう、感心だな高嶺。家事なぞめずらしいではないか」
「ひ、雛姉さん・・・ま、まあたまにはアタシもと思って・・・」
「楽をすることばかり考えがちなお前が苦労を率先するとはなぁ・・・偉いぞ、飴をやろう!」
「あ、ありがとう・・・」
「よし、我もお前の手伝いをしようではないか!何かやってないことはないのか?」
「え?じゃあ・・・お皿の片付けが・・・」
「むう・・・」
「あ!(雛姉さんの背じゃ)・・・そ、それはアタシがやるから・・・じゃあ居間を掃除機で・・・」
「むむ、掃除機か、よしやってみよう。行くぞマル!」
「姉さん機械とかダメだけどさすがに掃除機ぐらい平気よね」

「・・・と、いうより掃除機はどこにあるのだ?まあこういうことは巴か空也に聞くとしよう」
「・・・・」
「む、あれは空也ではないか・・・むむ、あいつ掃除機を持っているな。我に先駆けて掃除をしようとしておる」
「・・・・(キョロキョロ)」
「なにやら挙動不審であるな・・・自分の部屋に掃除機を持っていくことがそんなに疚しいのであろうか?」


(ガラッ)
「入るぞ!・・・な!?く、空也、な、何をしておるのだ!?掃除機をそんな所に・・・」
「ね、姉さん・・・!こ、これは・・・これには深いわけが・・・」
「掃除機を股間にあてがう訳とはどんな訳だ!・・・情けない・・・それでも柊の長男か!」
「だ、だって・・・姉貴に家事任せたからヒマで・・・」
「それがこんなことをする理由になるか!・・・空也よ、服を脱げ!」
「へ?」
「お前を掃除機の虜にさせるぐらいならば、我の罪深き魅力の虜にさせてくれよう!」
「ちょ、ね、姉さ・・・うわぁー!!」

「雛ねえさんに掃除頼んだのにいないみたい。・・・イカ!アンタ雛姉さん知らな・・・な、何してんのよ2人とも!!」
「あ、姉貴・・・た、助け・・・」
「姉さん・・・ど、どうしたの?コレ。なんか干からびてるけど・・・・」
「情けないことに我の色欲に溺れてしまったのだ・・・罪な体よ・・・」
「か、体はともかく・・・その口技・・・恐ろしい(ガクッ)」
「もう限界か?掃除機相手ではそんなものであろう・・・では続きは高嶺と楽しむかな」
「えぇ!?ア、アタシはそういうことは・・・」
「まあ遠慮するな。マル、電撃」
「ギュ!!」
「ギャー!!」
「では存分に楽しむぞ!!」
「イヤー!!」

(作者・名無しさん[2004/05/01])


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