○ 5月20日
ログインしてみると、目の前でいきなり庭師がだらけていました。
でも、名前が名前だし、きっとこう見えても働いているに違いないと思い、声をかけてみました。
やっぱり、単にだらけているだけだったようです。
ついつい、見ているこっちもだらけそうになっていると。
どこかでソロ狩りでもして失敗したらしい、Drベルさんの救援要請が聞こえてきました。
思わず、助けに向かおうかという殊勝な気持ちに、一瞬なってしまいましたが。
雑談しているうちに、80%蘇生できる他の人が行ってくれることになったので。
どうやったら、より一層困らせることが出来るのかについて、真剣に考え出したりもしてしまいました。
とか言っているのを見ると、60%蘇生でもそんなに痛くはなさそうだし。
催眠術で、「確認」という文字を見ると反射的にクリックしてしまうように暗示をかけておくとかという、ろくでもないアイデアしか思いつかなかったので考えるのを止めました。
その後、ウロウロしたついでに狩りに混ぜてもらい、少し真面目に経験値を稼ぎました。
途中で謎の訪問客などが来た以外には、なんの波乱もなく狩りは終了。
そこで眠りについて、一晩明けたあと。
夜の戦争の準備を整えるために、早朝に少しだけログインしてみると。
なんと、ベルさんがそのままソロで経験値稼ぎ続けていました。
夜、再び会ったときには、きちんと目標達成してレベルアップしてましたし。
庭師とは反対に、働きすぎが心配になってくるほどの頑張りようでした。
おしまい。