○ 1月16日
前日の戦争で勝利して、エルモラドのリッチから文書を取ってくるクエストを済ませることが出来たので。
一気にレベルアップが目の前にみえてきました。
しかし、このリッチクエストを斡旋してくれているドレイクさんですけど…。
第一声のところでは、お年寄りキャラになるのかと思いきや。
一瞬で、高飛車なお嬢様みたいな喋り方に豹変していたりと。
人格形成の過程で、なにか哀しい出来事があったとしか思えない有り様になっているのが、とても気になります。
まあ、そんなNPCの精神状態まで心配してても仕方がないので、自分のレベル上げへと再び意識を集中しましょう…。
二次転職を済ませて以降、これまでマスタースキルにではなくチャームスキルへとポイントを振ってきて、パラサイトの習得を早めていた自分は。
次のLv63で、ようやくジャッジメントを覚えることが出来るようになるということなので。
経験値だけでなく、習得のためのアイテム集めも考えておかなければいけないのですが。
と、いままでまったく何の準備もしていなかったので、まずそちらのゾンビの目集めのほうを先に済ませておくことにしました。
というわけで、さっそくゾンビがいる墓場に篭って、目を集め始めます。
うーん。なぜ、ゾンビは目玉を一個ずつしか落とさないんだろうか…?
とか疑問を抱きながらも、地道に狩りを続けてゆき。
だんだんゾンビを倒すのにも手慣れてきて、どんどんスピードアップさせてゆくことが出来てき始めると。
単純作業ながらも、なんだかだんだんと燃えてくるものがありました。
なんとなく、「プリーストが神の裁きを下すジャッジメントを習得するためには、墓場にさまよう浮かばれない無数の霊たちを、自分の力で天に帰してゆかなければいけないのだっ!」とか。
勝手な想像で自分を盛り上げて、気分を高めてみてましたよ。
まさにそれは、墓場の聖なる処刑人。
その名も、ゾンビハンターです。
チャラリラーラ ポロロロローン♪
などと、実際には聞いたことのない、適当な電子音BGMを頭に思い浮かべながら。
出てくるゾンビを、倒す! 倒す! 倒す!
もう最後のほうは、上手くなりすぎてしまって、
気合だけで目の前のゾンビを全滅させるという。ほかに応用のしようもない、無駄な技術まで身につけてしまいました。
そんなこんなで、ゾンビ狩りに没頭して。
なんとか、オマケの戦利品とともに、ゾンビの目を集めることに成功しましたが。
まだ、肝心のレベルのほうは上がってないので。
あくまで下ごしらえとして、先にジャッジメントの呪文書に交換しておくことにしておきます。
その後、いったん休憩を入れてから。
夜の攻城戦で、本家ZombieHunterの人たちから狩られてしまったりしつつ。
あとは、ひたすら出来るところまで、経験値を稼ぐことにしておきました。
予想では、あと二日くらいで上がったらいいなというくらいのつもりで、思っていたのですが。
みんなの協力もあって、期待をはるかに越える速度で経験値バーが伸びてゆき。
最後に、プリ3人とウィズ1人だけが残った時点で、あと0.2%だけのところまで来ていたので。
もう今日中に上げてしまおうと、プリの火力で最後の追い込みを掛けました。
そしてついに、運命の瞬間が…。
さっそく、マスタースキルにポイントを振り、ショートカットに登録してみましたが。
よく説明を読むと、一発打つごとにプリーストの石(約500円)を消費するんですね。
地味にお金を食いそうだなー、と思いつつも、嬉しいので採算度外視で連発してしまいそうです…。
とりあえず、試し撃ちもかねて、実際に使用している姿をSSに撮影してみました。
エフェクトのサイズが大きすぎて、なかなか何をやっているところのなのか解るように撮るのは苦労しましたが。
よく見ると、これまでの既存の技すべてがそうであったような、外側から振り下ろすモーションとは違い。
内側から振り払うという、ジャッジメントだけの特別なモーションになっていることを発見できたので。
使えるようになった嬉しさもさらに膨らみ。ついつい、MP切れにも気付かずに、ロードオークの群れに突っ込んでいって、危うく死にそうになるなんていう、恥ずかしい場面をパーティーメンバーに目撃されてしまいました。
もう、レベル上げで力を使い果たしたので、対人でのジャッジメントの使い心地を試す余力はありませんでしたが。
明日からは、ばんばんキルログを出してゆくぞーと、甘い夢を見て眠りにつきました。