7.
「小説のキャラクターも皆そういうが,決して許しては貰えなかったぞ.こういう時私の台詞はなんだったかな.そう,こんな可愛い女の子達と遊べるなんて,木根君は幸せ者…だったかな」
たわわな胸を隠すようにして,すらりとした両脚を少年の上に開き,ゆっくり尻を沈めて,深々と彼自身を咥え込む.
「あぁっ…はっ…我慢した甲斐が…あった…くっ…太いじゃないか…大人になったら怖い男に…なりそうだ…はっ!」
「ぅあ゛っ…あんっ…はぅっ…」
普段は決して見られないような委員長の乱れぶりに,書記をはじめ場にいた皆がしばし手を止めて魅入る.
「凄いね…」
「何年越しだっけ…よく入学まで待ったよね…」
「あれだけマークされたらそりゃ何してもバレるよねぇ…」
「奥さんになったら…絶対怖いよ…」
「ねぇ…ちゃんと…私達させて貰えるのかな…」
心配顔の下級生達に,書記が安心させるように励ました.
「大丈夫だ…委員長とて不死身ではない…学園内マラソンで大学生を抜いて1位だったりもするが…いつかは体力が尽きる!」
「でも,その時は木根くん…」
「…うっ…大丈夫だ!準備室の方にバイ○グラが1グロス残っている.彼もまだ若いんだし,まぁその…」
「そう言う書記だって…付き合ってた柔道部の彼が衰弱して入院したって…」
「あれは,あいつがいかんのだ!…とにかく,私はあれから男をいかせずに楽しむ方法を編み出したし…」
体育の時間の着替えでもあるかのように,気軽に服を脱ぎながら囀る小鳥達.その只中で,歓喜に哭く少女と,悲嘆に喘ぐ少年の二重奏が,高くあえかな和音となって鳴り響いていた.
風紀委員会 会議室.机の上には型落ちのノートPCが開き,周りには何枚もの書類が折り重なっている.普段は賑やかな部屋を,今はキィボードを叩く静かな音だけが満たしている.
「よしよし,最新作も優秀だぞ木根君.やはり実体験がものをいったかね?」
「そんなの…関係なっ…」
風紀委員長は,膝の上で戦慄く眼鏡の少年を揺すって,反応を楽しむと,菊座を貫いたディルドゥの位置を変えて,丁度前立腺の後ろに来るように押し込みなおした.
「きひゃぁっ…あぅぅうっ…」
「ほらな.ここの責めは私が教えてやったのだ.ところで演劇部が君を貸せと煩い.さすがに男子の部活は全部断っているが,理事長からも備品の独占を注意されていてな」
「だめぇ!!」