6.

 J・Jの股間に下がる細い幹へ,別の一本が絡みつき,尖端をちろちろと擽っている.

「なっ…そんな…」

 触手は汁気の多そうな獲物の片割れを放って置かなかった.未発達の亀頭を覆う薄皮に繊毛が入り込み,恥垢をこそげ取ると,閉じた尿道の中に入り込んでいく.本来出す為だけにある器官へ侵入を受け、少年は半狂乱になって腰を揺すった.

「ヒィッ…ヒァァッガァッ!嘘だぁ…嘘だ…入る訳…フギィッ!」

 残りの触手が黒い双臀を左右に引っ張り,芯でひくつく蕾を軽く抉る.一方レイラは両胸を好き勝手に捏ね回されながら,既に少年と同じ無毛になった陰部を大きく広げられていた.

「止めろぉ!J・Jは女じゃネェ,相手は俺がしてやる!手出すんじゃ…」

 勿論人間の言葉など通じはしない.解っていても彼女は,気丈にタンカを切った.だが触手はせせら笑うように膚を這い登り,硬い乳房の尖端に辿り付くと,繊毛を錐の如く尖らせ,乳腺に埋め込んでいく.

「グアアアアアッ!!ああああ!胸が,胸がァッ!」

「キャヒィィッッ,そこ無理,無理だよぉっ」

 J・Jの陰茎に入り込んだ繊毛は,精嚢まで辿り付くと,微細に枝分かれして根を張り,太さを増し始めた.レイラの胸の内部にも同様の,異常な組織が発達している.更に触手は次々と,膨らまされた乳房の周りや,少年の丸みを帯びた腰へ吸い付き,尖端が蛭そっくりの口吻を開くと,血を吸い始めた.

 緑の導管が仄かな赤に染まり,丸い瘤が内側を通り抜けていく.失った血液の代りに媚薬や弛緩剤など,様々な化学物質を含んだ液体が,動脈や精脈の区別もつけず,流し込まれていく.輸血,否輸液は,全く同量が同時に行なわれる為,体格の格段に小さいJ・Jは,早くも血液の五分の一近くを取り替えられてしまった.

 触手の一本が,試すように痩せた腹を殴りつける.衝撃で仔鹿のような背が反り返り,強制的に開かされた菊座から,どろっと排泄物が零れ落ちた.触手はそれに群がり,あっという間に食い尽くしてしまう.

「あ…は…食べてる…僕の…出したもの…」

 焦点の合わない目で,少年兵は薄笑いを浮かべた.レイラは胸の圧迫感とむず痒さにおかしくなりながら,歯を食い縛って,彼を正気に戻そうと名を呼んだ.

「ジム・ジェファーソン伍長!しっかりしやがれ!」

 刹那,J・Jは我へ返ったようだった.だが,またどすんどすんと腹を撲打され,度毎に汚物が床に落ちると,やがて瞳はまた理性を喪い,苦痛を快感に変える神経の働きに溺れていった.

「あはっ…僕のお腹撲って,うんち出させてる…あは,あははは…」

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