「何だかよくわからないけど、急にプレゼントしたくなりました。はい、お土産です」
「……いらない……」
“いたくぁ”さんは手渡した『輝くトラペゾへドロン』を無表情に眺めた後、ぽいっと投げ捨てた。
あ、相変わらずこの方は……あらゆる意味でゴーイングマイウェイだ。
「……それより……玉露クレー……」
「嫌だと言ったら?」
「……泣く……玄関先で……御近所にエンガチョされるまで……」
「勝手にどうぞ」
「……しくしく……おいおい……えーんえん……」
「……玄関先じゃなかったのですか?」
「……面倒臭い……」
僕は溜息を吐いて、懐から『最高級玉露 お徳用2リットルペットボトル入り』を取り出した。たちまち“いたくぁ”さんの紅眼がきゅぴーんと輝く。無表情なのでかなり怖い。
「欲しいですか?」
「……512勲章ぐらい欲しい……」
「3回まわってワンと言ったらあげます」
「……3回まわってワン……」
「いや、そういう事じゃなくて……」
もう一度溜息を吐いた僕は、素直に玉露入りペットボトルを差し出した――
「……それでいい……供物を捧げるのは……下郎の義務じゃ……」
――いや、差し出すフリをして、彼女の華奢な身体を捕まえた。
「……何をする〜……離せ〜……」
ジタバタと無感情に暴れる“いたくぁ”さんのお尻を、黒い着物の上から撫でまわす。
いやぁ、さすがに僕もプレゼントを目の前でポイ捨てされたらムカつくし。
「ちゃんと玉露は飲ませてあげますよ……ただし、下からね!!」
「……いやぁ……」
今回はちょっと趣向を変えて、バックじゃなくて背中側から腰を持ち上げるような体位で、お尻を苛めてみよう。
着物の裾をぺろんと剥くと、細くてラインの綺麗な素足と、小ぶりだけどキュっと締まって肉付きのいい白いお尻が顔を出した。まずは尻肉に思う存分頬擦りする。“いたくぁ”さんのお尻は張りがあってスベスベサラサラで、体温が低いのでひんやり気持ち良い。
「……ふわぁ……おヒゲが……チクチクする……」
そのまま柔らかな尻肉を舐め回して、歯型が付く程度に甘噛みした。お尻全体が唾液と歯型で彩られた頃には、“いたくぁ”さんの抵抗も弱々しくなり、吐息に甘いものが含まれていく。
「……ぁああ……もぅ……お尻……ばかりぃ……」
尻たぶをマッサージするように揉み解しながら、むにゅっと左右に広げると、ほとんど色素の沈着していない綺麗なアヌスが顔を見せた。舌先でアヌスをつつくと、キュっとすぼめるのが面白い。僕は皺の1本1本を数えるようにアナルクンニを開始した。彼女のアヌスは全く汚れていないので、舐めるのには全く抵抗が無かった。生物学的に排泄という機能が存在しないのかもしれない。でも、今は学術研究は無視して、ぷるぷるお尻を震わせて喘ぐ彼女の反応を楽しむだけだ。
「……ふわぁああ……ダメ……だめぇ……」
ぷうっとアナルの中に息を吹き込むと、“いたくぁ”さんは激しくイヤイヤしながら悶えてくれた。口ではイヤと言いながらも、前の方はしっかり濡れている。
「それでは、そろそろ玉露を飲ませてあげますね」
「……っ!!……」
2リットルが丸々注入できる巨大浣腸器を見せると、さすがの“いたくぁ”さんも短い悲鳴を漏らした。目の前で見せつけるように玉露2リットル全部を吸い上げて、浣腸器の先端を恐怖ですぼまったアヌスに当てる。
「行きますよ。力を抜いてリラックスしてください」
「……いやぁ……だめぇ……!!……んはぁあああっ!?……」
つぷっ
抵抗しようにも、開発された彼女のアヌスは、すんなり浣腸器を受け入れた。まずは半分まで一気に注入する。
「……ぁあああ……ぐぅうう……だめ……ダメ……だめぇ……!!」
今度は小刻みに注入したり、一度入れた中身を吸い出したりしながら、たっぷり時間をかけて玉露2リットルを浣腸した。下腹部を妊婦みたいにぷっくり膨らませて、浣腸器の動きに合わせて喘ぐ彼女は、まるで淫らな楽器と化したみたいだ。
ちゅぷん……
「……!!……っくぅ……」
「ほらほら、ちゃんとアナルを絞めてないと出ちゃいますよ」
「……んぁあああ……ダメ……だめぇ……!!」
本人の言葉通り、ぷるぷる震えるアヌスからは、ピュッピュと断続的に少量の玉露が噴き出してる。うーん、これはいけないなぁ。ちゃんと蓋をしてあげよう。
ずにゅにゅにゅにゅ……!!
「……はぁう!!……んくぁああああっ!!……」
何の断りも入れずに、僕はいきなりペニスを彼女のアナルに挿入した。やっぱり彼女のアナルは最高だ。腸壁が精気を搾り取るように蠢いて、淫猥に絞めつけてくれる。
「……やぁあああ……ダメぇ……苦しい……くるしいのぉ……」
「浣腸したまま挿入されると、いつもより感じるでしょう?」
入れてる僕の方も、玉露がじゅぶじゅぶとアナルの肉壁ごとペニスを洗ってくれるみたいで、新鮮な快感を与えてくれた。一突き、一突きピストンする度に、逆流した玉露が噴き出してくるのがオシッコしているみたいで面白い。
そして――
「うううっ」
たっぷりアナルセックスを満喫した僕が、ゆっくりペニスを抜き取ると――
「……だめぇ……出ちゃうっ!!……いやぁああああ……!!!」
ザーメン混じりの玉露が噴水のようにアナルから噴き出して、“いたくぁ”さんの身体をビショビショに濡らしていった……
「……ぐす……ひっく……ひどぉい……」
「はいはい、今度は普通に飲ませますから泣き止んでください」
胸の上で泣きじゃくる“いたくぁ”さんを抱きかかえながら、僕は優しく彼女の頭を撫でた。普段は全く無表情なだけに、ギャップがまたたまらない。この泣き顔が見たいから、彼女のアナルを苛めるようなものだ。
あああああ……なんだかんだ言っても、可愛いんだよなコンチクショウ!!
より力強く抱き締める腕の中で、“いたくぁ”さんはぽつりと呟いた。
「……きっと……いつか……堕としてやる……」