世の中には不思議な事というものが沢山ある
それは人々の知らない所で日々、常に起こっている
それは人々のすぐ側でひっそりと起こっている
今はまだ大きな動きをしていないが、確実な変化は訪れていた
いつでも行動が起こせるように爪を研いでいる


人々はその頭脳を持ってして
人々はその科学力を持ってした
人々はその探究心を満たすために
日々世界の不思議を、生命の神秘を、全てに置ける謎を解こうとした
DNAとは何なのか
人間における第六感とは
世界中にある遺跡は何の為にあるのか
また、そこに残されている物の数々の意味は…


とある島国
とある地方のとある大都市
そこにあるひとつの大企業・ゼロインダストリィ
日本でも五指に入る程の大企業だ
揺り篭から墓場まで
このフレーズが似合う企業は、ゼロくらいなものだろう
それ程にまで色々な事業を展開していた
噂では戦車や戦闘機などの軍需産業にまで手を伸ばしていると言われているくらいだ


ゼロの組織はいくつかに分かれて存在していた
それは当たり前といえば当たり前の事だろう
だがそれは、分社という形ではなく、ゼロインダストリィ本社内に全てがあるという状態だった
医療関係による研究所、自動車工場、食料品加工所…
全てがひとつの敷地内、しかも殆どが本社ビルの中に存在していた
従業員、作業員、社員の数は相当のものだった


その中でも特に異彩を放つ人物がいた
一人は医療・人体構造に精通する人物
その人物は、とある遺跡から発掘された化石の研究に携わっていた
発掘された化石はほぼ90%以上が人間と同じ形をした骨だった
だがその骨の化石には所々に人間とは違う形状のものがあった
まず目につくのはその巨大さ
軽く見積もっても2mは超えている
次に発達した骨格
翼のような物があり、頭蓋骨の形状も普通のそれとは違っていた
その人物は更なる向上心と探究心によって…
その化石の研究を日々続けていた


そしてもう一人の人物…
その人物は化石と一緒に発見された、化石よりも更に不思議な物を研究していた
ひとつは決して開く事のない一冊の本
何千年も石の箱の中で眠っていたとは思えないくらいにとても綺麗な状態のままの本
そしてもうひとつは…
本と一緒に発掘された一本のベルトだった
これもまた不思議な物であった
何千年もの昔
当時生成する事さえ出来ないであろう金属が使われていた
質感はアルミに似ており、強度は鋼鉄以上であった
また、中心に組み込まれている青い宝石は、常に淡い光を放っていた…


それは人の知らない所で日々胎動を繰り返している
それは人々のすぐ近くで日々変化を続けている
彼らは常に機会をうかがっているのだ
人々の想像を遥かに凌駕し…
人々の思考を遥かに上回り…


そしてソレは起こった
ある日突然に起きた
場所は…
ゼロインダストリィ総合ビル・地下5階にある研究室で…

〜to be next page〜

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