嫉まれ編
>編氏

いそいそと廊下を歩いていると、いきなり横から声をかけられた。
「ふう〜ん。あんたが12歳で国家錬金術師になったっていう鋼の…かぁ。チビだな。」
無視すればいいのだが…つい最後のチビと言う言葉に反応してしまう。
「チビゆうな!!」
「チビをチビと言って何が悪い。」
「なに!!」
向かっていこうとしたら反対から足を掛けられてしまい見事に転ぶ。
「あにすんだよ!!てめえ」
「おいおい。年上に向かってその口の利き方はないだろが」
「少しくらい錬金が上手いからってえらぶってんじゃねーの?」
「俺たちのことみくだしちゃってるのかな〜鋼の錬金術師様は。クク」
なんかネチ〜とした含みのある言い方。気に食わない。
「おいおい。何だその目は?」
「こりゃ少しお説教が必要だな。」
「だな。」
3人が目で合図を送っている。気味が悪いのでそのまま立ち去ろうとしたのだが行く手を阻まれてしまった。
「あれ〜逃げるの?鋼の錬金術師様は。」
いちいち神経を逆なでするような嫌味のこもった口調。
 
パン!!

両手を合わせ地面にあて槍を錬成する。
むかついたので少し懲らしめようと思いやった。
体術も師匠の所で少しかじっていたのでこんな連中にはひけを取らないと思っていたのだ。

だが…

練成したものが失敗だった。
この狭い廊下で槍などの長い武器は役に立たないばかりか自分の行動を制限されてしまう。
(ミスった!)
そのためについ焦ってしまい3人の行動を見過ごしてしまった。
「へぇ〜噂に聞いてたとおりか…」
あ…と思ったときにはもう遅く
後ろから羽交い絞めにされてしまう。大人の男の力にかなう訳は無くジタバタと動いても拘束は緩まない。
「暴れんな。この」
「腕縛れ、そうすれば何も出来なくなるからな。」
ロープを持って近づいてきたやつに足蹴りをお見舞いする。
それも寸での所で避けられてしまう。
「くそ!!足もだ!!」
そのままずるずると手近な部屋に引きずり込まれ
腕と足を縛られてしまい芋虫状態で床に転がされる。
「何しやがる。解け変態野郎!」
「そうそう。俺たち変態だからさ〜こんな事もしちゃううわけだよ。」
いきなり上着に手をかけ力任せに引き裂かれボタンが飛び散る。
無理矢理なので肌に食い込む。
「いっ!」
胸が露になる。自分の秘密がばれる!!
ここでは男として通っている。だが本当は女なのだ。
が…
「おいおい。こりゃ変な病気でもあるんじゃないか?
男の癖に胸が変じゃねーか。」
「確かに。でもそんな病気もあるらしいぞ」
「ふたなりだったりしてな。ははは」

何か…ばれるよりむなしい…

「へ、大の大人がこんな子供に寄って集って変なこと…イッ」
いきなり髪の毛を乱暴に掴まれ持ち上げられ壁に押し付けられる。
「ねえ、僕〜?君の置かれている状況がどんなもんだかわかってないのかな〜?」
「大人しくしてればこんな事するつもりはなかったんだけどな。」
「仕方ないね。俺たちの前では何も言えなくなるようにしてやろうか…クク。」
カチ…カチャ…
ベルトをはずす音が聞こえてくる。何すんだ…と思っていると自分らの愚息を取り出していた。
初潮はあったが性的知識は全くと言うほど無かったのでそれをどうするかなんて全く知る由も無くこれから起こりえるだろう事も想像は出来なかった。
それでも…生理的に嫌だと思った。
男性のそれを見たのは弟アルとお風呂に入った時くらいで…
それとは全然違って気持ち悪い。そんな物を顔面に持ってこられて顔に押し付けられる。寒気がする。
「気持ちの悪いもん見せるんじゃねー!」
「おや〜君だって持ってるものじゃないか。」
「んなもん……くそ!!」
「さて…舐め舐めしてもらおうか?」
「な?!」
何を言っているのかわからなかったが口にそれが迫ってくる
顔を背けるが顎を押さえられて口を開かされる。
(嫌だ嫌だイヤだ!!)
「んく!」
抵抗はしたのだが無理矢理咥えさせられてしまった…
吐き出したい…気持ち悪い…
髪の毛を掴まれたまま頭を押さえられ、
「ほら…舌使って奉仕しろよ。」
咽元まで押し込まされる。吐き気がする。
そのうち口の中のものが形を変えていくのが感じられた。
(な、なんなんだよ…これ…)
硬く大きくなっていくそれに恐怖を覚える。
「噛み付くなよ。」
言われてそうか!と思い噛み付いてやった。
「ッ!!」
バチン!!
頬に激しい痛み。体にも響く。
頬を叩かれそのまま床に投げ飛ばされたのだ。
痛いがそれでも口にあった物がなくなってほっとする。

「こんにゃろ!噛み付きやがった!!許せね〜」
「バ〜カ。油断するからだろう。」
「くそ!!滅茶苦茶にしてやる。」
「おいおい。程ほどにな。クク。」
いうなりズボンを縛られている所まで一気に下ろされ…
まだ陰毛も生えそろっていない幼い少女の股間…下半身が露になる。

…バレタ…バレタ!!
「おいおい。何だこりゃ〜。」
「ほんとに男か?」
「いや。女だろ最初から…」
(くそ、くそ、くそ!!!)
「女なら…女の扱い方があるわな〜」
そう言った男の顔は残酷に歪んで笑っていた。
床に転がったそのままの状態で押さえつけられ、舐めまわすように視線を巡らしている。
「み、みるな!変た…うく」
「喚かれると面倒だからな。」
手袋を外され口にねじ込まれてしまい声を出せなくされてしまった。
「どうだ…?気持ちイイか?ククク。」
ゴツゴツした無骨な手で体中を撫でまわされると
そこには身の毛もよだつようなおぞましさしか感じられない。
その感触から逃げたくて、もがいてはみたものの拘束されているので
どうにもなら無い。
全くと言っていいほど膨らみの無い胸をその手は這いずっていく
(気持ち悪い…触るな…)
そして胸の頂を弄ぶかのようにしてしつこく捏ね繰り回す。
まだ12歳の幼い体には快感などというものより不快のほうが大きすぎて体に起こりつつある変化に気が付いてはいない。

その嫌らしい気持ちの悪い手は下半身にも何とも言えぬ感覚を与えてゆく。
「胸が立ってきてるんじゃないか?小さい癖に〜エロいな〜僕ちゃん〜?」
「小さくてもメスか。クク」
あまり発達していない生殖器に指をしつこく這わせてゆき彼女の羞恥心を煽るような言葉をかける。
(やめろ!やめろ。止めてくれ!!)
涙など流したくはなかったが目頭が熱くなってくる。
「中々濡れてこねーな。」
「唾液でいいんじゃないか?」
クルリと向きを変えてうつ伏せにさせられ尻を突き出したカッコで頭を押さえつけられてしまう。
何ともいえない惨めなカッコにされ自尊心は、ぼろぼろにされてゆく。
…ペチャ…
「んん!!」
尻あたりにぬるいぬるっとした感触を感じて背筋が凍る。
…ズク…
「んっ…んんん〜〜〜〜!!」
自分を押し開いて異物が体に入ってくるのがわかった。
「指1本でもキツイな。」
そこから激しい痛みが全身に走る。
(痛い、痛い、痛い!!な、何されてるんだよ…俺…)
「足解け。足解いて足開け!」
戒めが解かれ足が自由になる…残りの力を振り絞って足を動かしてみたものの下ろされて引っ掛かっていた衣類に邪魔されてしまいそのまま両足を押さえつけられてしまう。
…ズク…ズブ…
それはさらに奥まで侵入してきて体の中をおかしくしてゆく。
(ヤダ…イタイ…イタイ…)
その痛みから開放されたくて腰を引こうとすると、押さえ込まれてその分奥に奥にと入り込んでくる。
その侵入が止まったかと思うと、中で指が動き出し肉壁を擦りあげ掻き混ぜながら出し入れされる。
その度に体中が圧迫さるような痛み、苦しみが襲ってきて意識を手放せたらどれくらい楽だろうか…などと思う。
…その中に不思議な感覚を感じてはいるのだが…認めたくはない…
認めたくなくても秘部は熱をもち少しばかりの愛液が滲み出してきていた。

「これ以上は無理だね…」
「もう我慢でねえな。俺」
不意に指が出てゆき…その時にもまた何か感じたのだが…
替わりに熱いものがあてがわれる。
「おいおい。やめときな。自分らの方痛くなっちまうよ。」
…ミリミリ…
頭が真っ白になる。何もわからない…
何の音だろう?きっと体が裂ける音なのだ…ろう。
その証拠にそこからは、感じたことのないような…先ほどよりも激しい痛みが走るから…
(誰カ助ケテ…コノ痛ミカラ解放サレルナラ…何デモスル…)
「痛!!やっぱり無理か。」
投げ捨てるように言うと他の男が顔を持ち上げ
「おい、楽になりたいかい?」
虚ろな瞳でコクコク頷く
「じゃあその口で俺らを満足させてみな。そうすれは許してやるよ。」
口から手袋を取り出され、いきり立つそれを目の前に差し出された。
如何すればいいのかわからなかったが、始めのあれをしろと言う事なのだろう。
「舌出して舐めな。」
言われるままに舌を出しそれに這わせてゆき
「猫が毛繕いするようにシッカリ…な。」
ねっとりと上から下まで舐め上げる。
「中々筋がいい…じゃないか…うっ。じゃあ…口に含んでみ。」
(コレハ飴玉ナンダ…ソウ…ヘンナ物ジャナイ…)
自分に言い聞かせながら口に咥える。
殆ど無我夢中だった。どうやったかも覚えていない。
頭を押されたり引かれたりもした。
「うっ…いく…」
いきなり口の中のものがヒクつき…
今ま出味わったことのない何とも言えぬ物が口の中に広がる
「ゴフ…ゲハ…」
口から大量の精液が流れ出る。少し咽の奥に入り咽てしまった。
あまりの気持ち悪さに全てを吐き出したかったが口を閉じられ
「勿体無いだろう?全て飲み干しすんだよ。」
残酷な言葉が掛けられる。
(コンナ物飲メル訳無イジャナイカ…イヤダ…)
…キィ…
その時、急に空気が動く気配。
…バタン…
ドアの閉じられる音。誰かがそこに立っていた。

「何をやっている?」
凛とした声が響く。
「な、なんだよ。あんたには関係ない事だ。」
パチン!!
指を鳴らす音と共に部屋に炎と熱い風が吹く…
「私を焔の錬金術師ロイ・マスタング大佐と知っての狼藉か?」
(タ…大佐?)
「え?あ!!申し訳ありません。」
「そこにいるのは鋼のか?」
「あ、あの…その…は、はい。」
「呼んでおいたのに、現れないから探していたのだが…」
カツカツカツ…距離をつめて目の届く所までやって来た。
(見ないで…くれ…)
「何をしている?」
「あ…生意気だったので…少しお説教を…」
チラリと目をやり
「ほう…それが君たちの言う少しのお説教か…?」
冷たく言い放つ。
「これは私が見出した人材だ。それにナニをしようとしていたのかね?
…君たちは軍法会議にかけさせてもらう。さあ出て行きたまえ。」
「え?そんな…」
「ちょっと待って下さい。」
「出て行けと言ったのだが、聞こえなかったのか?」
ピシリ。他の言葉は受け入れないそんな厳しい口調だった。
「は、はい。失礼しました。」
誰もいなくなると、ゆっくりと腰を下ろしゆっくりと話し掛けられる。
「この部屋の前に君が練成したとおもわれる槍が落ちていたからな
気になって覗いてみたのだが…」
今自分が女なのがばれてしまったのだろう。言葉に優しさが込められている。
こいつに弱い自分を見せたくないので気丈に振舞う。

「大丈夫か?鋼の…」
「見ん…なぁ…」
抱き起こし上着を自分の体に巻いてくれる。

「わかった。わかった。よしよし。」
「何なんだよぉ…」
汚れた顔を袖口で拭ってくれる。

「よく我慢したな。偉い、偉い。」
「馬鹿に…すんなぁ…」
腕の拘束を外して頭を撫でてくれる。

そのひとつひとつの動作が、言葉が安心感を与えてくれる。
「馬鹿にしていないよ。もう大丈夫だからな。」
言われたら我慢できなくなり首におもいきりしがみついてしまった。

「うう…うわああああぁぁぁ〜〜〜」
堰を切ったように溢れ出てくる嗚咽、涙。
それが止まるまで優しく抱きしめていてくれた…

END


>悪戯編







楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル