エルリックさん家の家庭の事情
>445氏
←
真理に凛々しさとか、格好よさとか、漢らし(ryその他もろもろを持っていかれて天然系になってしまった姉を持つアルフォンス・エルリックです。
前スレで我慢は身体によくないという神の啓示を聞いたのですが、やはり近親相姦という禁忌の壁は高く、いまだに天然系姉さんに悩まされ我慢する日々が続いています。
今日の姉さんは朝から上機嫌でした。
セントラルへ買い物へ行くのです。
昔の姉さんだったら買い物といえば本・本・本、そしてスルメやカマチーなどの移動の友(……)でしたが、今日は新しい服を買うんだそうです。
姉さんが女らしくなっていくのは嬉しいです。
それは本当です。
本来の性を偽って生きていた姉さんが、すべてのしがらみを捨てて自由に振る舞えるのですから。
でも、ブラのホックを止めて?とか、ワンピースのファスナーをあげて?とか上目遣いにお願いするのは止めてほしいです。ホント、勘弁して下さい。
鎧だったら、僕がまだ鎧だったらこの誘惑に耐えられたのに…!
心を落ち着けるために買い物にいく理由などを聞いてみました。
服は買ったばかりでまだまだ余裕があったからです。
とくに深い意味は無かったのですが、それが間違いでした。
大きくなった胸が邪魔で服のサイズが合わないんだそうです……。
聞かなければよかった。
僕の視線はもう、姉さんの胸に釘付けです。
確かに姉さんの胸は服の布地をいっぱいいっぱいに押し広げています。
ブラのサイズも合わないから、一緒に買いにいってほしいと言われました。
一緒に選んで欲しい、とも。
姉さんは僕に自分の下着を選ばせる気なんです。
わかってません、この姉は自分の言っていることの重大さがわかっていません。
わかってたら、「アルはどんなのが好き?」なんて聞いてきたりしませんよ!
このままだと僕の前で買ってきた下着のファッションショーを始めかねません。
僕はどうしたらいいでしょう………?
**************************
アルフォンス・エルリックです。
なんだか今日は色々と疲れてしまいました……。
買い物から帰ってきた姉さんは予想に違わずファッションショーを始めました。
ただ、ワンピースとかフレアスカートとかいたって普通の服装だったので最悪の結果は免れたと思いました。
姉さんがくるくる回る度に見えるパンツには気付かなかったことにします。
似合うよ、可愛いよ、と声をかけたら姉さんは嬉しそうに微笑みました。
本当に…姉さんは可愛いです。これで姉弟じゃなければなぁ……って危ない危ない。最近思考が怪しいんですよ僕。気を引き締めないと。
でも天然系姉さんは僕のそんなささやかな努力を一撃で粉砕してくれました。
着ていた服を脱いで、下着のショーを始めたのです。
期待を裏切らない展開です。
僕は目が点になりました。
フリルやレースについて細かく説明してくれるんですが、正直まともに聞いていられません。
怒ると姉さんが泣き出してしまうので笑顔を心掛けますが、自分でも分かる
くらい固いです。5割り増しくらい鎧です。まばたきが機械仕様です。
でもこれが終わったら解放されるんだと思い、頑張りました。
………………無駄に終わりましたが。
僕は神様とやらに嫌われているんでしょうか。
姉さんは僕のまさに目の前で次の下着に着替えはじめたのです。
不自然じゃないくらいに視線をはずせばよかったんでしょうが、僕もやはり年頃の男ですし、姉とは言え女性の体に興味がないわけではないので、その、言い訳臭いんですがじっくり見てしまいました。
そしたら…見えてしまったんです。
パンツを脱ぐために足を上げた姉の足の間から、その、女性の、セイキ…が。
思ったより姉は体毛が薄いらしいです。
被う物が少ないのでばっちり見えてしまいました。
何度も念押ししますけど、僕は本当に見るつもりはなかったんです。
その証拠に、僕はソレを見た瞬間鼻血を吹いて倒れてしまいました。
男として恥ずかしい限りです。
瞬間的に血が巡ったせいで一瞬意識が飛びました。
姉さんはそんな僕を見て僕の練成に何か失敗をしたと思ったのでしょう。
泣きながら僕を揺さぶっていました。
天然系は本当に恐いです。
意識を取り戻した僕の目の前に、姉さんの股間が至近距離で迫っていました。
慌てるのはいいけどパンツくらい穿いてほしいです。
危うく天国へ召されるところでした…。
動揺する姉さんをなだめて誤魔化すのは一苦労でしたが、不自然に盛り上がった僕の股間には気付かれなかったのが不幸中の幸いです。
問いつめられてもうまく説明できる自信が僕にはありませんから…。
今の姉さんならズボンの中を見せろと言い出すに決まってます。
僕はこれからどうしたらいいでしょう……。
誰かに相談したほうがいいのでしょうか。
**************************
すみませんアルフォンス・エルリックです。
すみません、ごめんなさい。ああ、なんて言えばいいんでしょうか。
天然姉さんの相談を誰かにしようかと思ってたんですが、
そんなこと言っていられない事態になってしまいました。
いえ、何か合ったわけではないんですが…あったと言えばあったんですが。
もう、ほんとごめんなさい。僕も混乱しててよくわかってないんです。
昨日の出来事です。
昨日は姉さんが一人ストリップショーをしていました。
寝る時間になり、買ったばかりの下着をつけて僕のベッドにもぐりこんでいます。
そこまでは普通だったんです。……普通…ふつう…今はそこにはつっこまないでください。
お休みなさいと声をかけあって僕達は眠りに付きました。
そのあと、僕は……その……………姉さんと、その、え、えっち、なことを、する、夢を………
実の姉とセックスをする夢を見てしまいました!
僕、ほんと、もう普通じゃないですよ!こんな夢まで見てしまうなんて……!
どのツラ下げて他人に相談できますか?
「姉さんは妖艶に微笑みながら下着を脱ぎ捨て僕の股間に顔をうずめた。
『アル…気持ちいい…?』『ああ……いいよ姉さん……』
秘部を淫らな液体で濡らした姉さんは、僕の上で踊るように腰を振った。
『アル…あるぅ…!』『姉さん…姉さん…!!』
僕は童貞の癖に、処女でテクニシャンな姉さんに5回もイカされてしまいました。」
な夢を見て飛び起きてしまいましたなんて!
今どき新聞のエロ記事だってこんなの載せたりしませんよ。
精神の警告でしょうか。
僕はどうしたらいいのでしょう……。
**************************
【アルフォンスの日記】
ついに夏がやってきた。今年は例年以上の猛暑らしい。
僕は夏は嫌いだ。いや、昔は好きだった。
青い空、瑞々しい緑、ウィンリィや姉さんと転げるように遊び回ったっけ。
でも今はそれも遠い過去だ。
姉さんはあんなに胸が大きいのに、なんで薄着するときに限ってブラジャーを
しないのだろう…。
薄手のタンクトップから乳首が透けて見えてるよ姉さん。
今日はちょっと目を離した隙に、その格好のまま村の中心部へ出かけてしまっていた。
あわてて追い掛けたけど、案の定みんなの視線は姉さんの胸に釘付けだ。
こう、たわわに実った柔らかい果実が、姉さんが動く度にぼいんぼいんぼいん…。
姉さんは自分が注目を浴びるのは、転んだり物を落としたりしてるからだと
思っているらしい。
なんで気付いてくれないんだろう。
そういう時に限って、下はピチピチのお尻が見えちゃうような半ズボンだったり
するんだよね。
時々狙ってやってるんじゃないかと思うよ。
僕は夏が嫌いだ。
姉さんが薄着するから。
早く冬になればいいのに。
→