幻夜奏+α
>738氏



 ちょっと寒いかな、とボクはぼんやり思った。
 ボクは兄さんを壁際に追いつめて、やわらかく垂れたままのものを舐めていた。兄さんの膝のあいだで、半分寝そべって、飽きもせず口を動かしていた。もう、どれくらい体液とお湯を飲んだか分からない。
「・・アル・・ッ、もう無理だって・・んっ」
 ボクは兄さんのものからちょっと口を離した。
「いいの、無理でも。こうしていたいの」
 兄さんはちょっと呆れたみたいだった。意地悪に笑う。
「やらしいなあ」
「・・言わないでよ」
 ボクは恥ずかしくなって、ぺちっと兄さんの胸を叩いた。
 兄さんのが、またちょっと大きくなってきていた。立ち上がるにはほど遠かったけど、これくらいの大きさが、咥えるぶんにはちょうどいい。
「・・気持ち良すぎて、吐きそう」
「うん、気持ちよくなって。吐きたかったら吐いて。もっとしてあげたいよ」
「・・お前、疲れてるんじゃないか」
 そんなことないよ、と笑おうとして、思ったより頬が動いてくれないことに気づく。ボクはくむくむと、一心に指を操りながら、「疲れた」とちいさく言った。
「疲れたけど、テンションあがっちゃってて・・落ち着かない」
「うん、分かる。本当言うと、オレも落ち着かない」
「寝たいけど、眠れなさそう」
「オレもだよ」
 ボクは身体中どろどろだった。髪にも胸にもまっ白い液体がかかっていた。石鹸のきつい香りでしびれた鼻に、時どきあのつんとくるにおいが届く。
「だったらいいじゃない、ボク手伝うよ。兄さんが眠れるまで」
「お前、可愛すぎ・・っあ」






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