( 16P )
携帯がメール受信を告げた
僕は職場でそれをこっそり見た
1900*2
送信相手は大和
内容はそれだけだが、僕には充分に意味が通じる
今夜19時にいつもの場所に行き2人の客(男)を相手にするのだ
内容はそういう意味だった
そう、僕はこうやって彼等の都合のいいように売春を恐喝されるようになった
でも、まったくタダじゃない
僕にもいくらか入るようになった
最初は苦痛で仕方なかったが、正直それはいい収入となった
その内に、その収入を充てにするようになり僕自身も男と体を共にする事に慣れてしまった
そして、僕が相手にするのは何も客ばかりじゃない
当然、彼等3人のいいおもちゃとなった
僕は色々な辱めを受けたが、次第に僕の中ではどれも快感に変わっていった・・・・
彼等もそれはわかってるいると思う
いつの間にか、僕がすっかり彼等無しではいられない体になってしまった事に気づいてるはずだ
だから、僕は彼等に愛されたくて彼等の言うがままに行動してしまうんだ
メールを確認したので、携帯を閉じようと思った時
またメールを受信した
『明日オフ会。初対面の顔しろよ絶対』
約1ヶ月前から、僕は彼等に命じられるままある掲示板に出入りしていた
当然、彼等3人も同じく・・・
ネットの世界なので、嘘か本当かわからないが
本当であれば事情の知らない17歳の男の子が1人・・・明日、彼等の餌食になる
僕の時のパターンと同じだ
そして、いつのまにか僕がミイラ取りのミイラになってるわけだ
だけど、僕は何故かそのオフ会に胸が躍っている
明日どんな子がやってきて、彼等はその子にどんな事をしてくれるのだろう?
それに、僕にも何を要求してくるのだろう?
・・・・そう考えると、今からドキドキと胸が高鳴る
僕は彼等とのSEXで身も心もすっかり変わってしまったようで・・・
こんな自分を恥ずかしいと思うし情けないと思うのだが・・・
それでも、彼等との関係に溺れてしまう自分を止められないでいる
僕は表向きは恐喝されて、嫌々応じてる風に見せながら・・・・
彼等も、無理矢理応じさせている風に見せながら・・・・
僕等はお互いを必要とし合う関係になったんだ
+ END +
+ top +
+ back +