それぞれの関係 愛人の場合 3P
それから、私はもうコソコソとするのを止めたわ
社内でも堂々とする事にしたの
それで噂になればいいのよ
WEB日記でも、堂々とあなたの事を書いてやるわ
この日記の男が山田君だって事がバレればいいのよ
私たちの仲の噂が社内で広まるか、日記が読まれて関係がばれるか
どっちかになればいいのよ
あなたが、私と別れる理由は奥さんだけなんでしょう?
優しいあなただもん、本当は奥さんが怖くって、私と一緒になれないだけなんだわ
だから、奥さんの耳に自然に届くように、私もう日陰の女でいるのを止めるわ
日記なんて、ただ書くだけだからどんな嘘を書いたってわからないわ
私の都合のいいように、好きなように書いていくわ
だって本来ならこうなるべき私たちの姿だもん
山田君は私を愛してるのよ
『 地下1Fにある誰もいない資料室で抱き合ってキスして、
山田君はそのまま私のスカートをたくし上げた
私は、山田君にいつ触れられてもいいように、あなたの好きな下着だけ身につけて待ってるのよ
だから、ほらね、今日もシルクでしょ?
ガーターベルトにしてるからパンストは脱ぐ必要はないわ
いつでも、どこでも簡単に山田君の手は私の感じる部分に届くのよ
私の片足を山田君は持ち上げて、下から2段目の資料棚の上に置くように指示した
そして、開いた足の間にある私の大事な部分に山田君は指を這わせるの
上下に大きく擦ったり
時々、押してみたり
真中が湿っていくのが自分でもわかる・・・・
そして、山田君は下着の隙間から手を入れてくるの
私のヒダが山田君の指を捕らえると、私から溢れた体液の音がする
その音が私と山田君を、さらなる興奮へと導くのよ
キスして口元から聞こえる音や、私の入り口の部分と山田君の指の間から聞こえる音
それらのイヤラシイ音が、暗くて狭い資料室の中で響き続けるの 』
今日の日記
私はそう書いた
実際は資料室で会って無い。もちろんHなんてしていない
今日は社内食堂で強引に隣席に座ったけど、なんだか嫌そうな顔をされてしまった
悲しくって、辛くって、そういう現実を直視したくなくって
私は毎日、日記に嘘の恋愛物語を書くの
それで、それを真実として読んでる人から応援メールや、やっかみメール貰ったりして
「あぁ、私一人じゃないんだな。よし頑張ろう」って、思えるの
でも、いつまでもこんな事してられない
遠まわしに誰かに気づかれるを待っていたって、それがいつかわからないもの
それより、自分から公表した方が早いんじゃないかしら?
そう、手っ取り早く、山田君の奥さんに会って話しするべきなのよ
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