名前のない空を見上げて 上/下 (幸村くんと真田くんシリーズ3) A5/P100/フルカラー/¥900
A5/P108/フルカラー/¥900
全国大会も終わり。夏や休みもあと少しという時期。
手塚・真田・柳・千石・橘に、跡部から
『別荘で少し打たないか』
と、連絡が入る。5人はそれぞれのテニス部員に誘いをかけ
時間的に合った者だけを連れ、その別荘へと訪れた。
そこは大正時代に建設されたという、洋館で。
華族の持ち物であったが、敗戦後に売却され。会員制ホテルへと変貌を遂げ。
のちに、跡部家の手に渡った館であった。
跡部は招待した皆を歓迎するが、そこでトラブルが起こる。
父親が、洋館をとある企業の企画のために写真撮影に貸し出していたのだ。
最初は、ただ洋館を撮るのだと思っていた跡部だが、実際は……。
一方、不二は近所の寺である怪談話を耳に入れる。そこで意外な人物と再会し――。
幸村も洋館で、自分の叔父のことを知っているらしい男と出会う――。
出てくるキャラが多いです。
青学: 手塚 不二 乾 桃城 海堂 越前
氷帝: 跡部 忍足 向日 宍戸 鳳 日吉 樺地
立海: 幸村 真田 柳 丸井 切原
山吹: 南 千石
不動峰: 橘 伊武 神尾
聖ルドルフ:赤澤 観月
《前編》
内容的には『怪談』がポイントです。
一応、幸村くんと真田くんシリーズではあるのですが、
色々とあちこちと繋がってしまっています。
サイトにある『季節はずれの幽霊奇談』の続きでもあります。
跡部リベンジ編です(笑)
おかげで『ブラックダリア〜』とも一部繋がりました。
しかし、あくまで中心は幸村と真田です。
『誰かの願いが〜』で、真田が立ち聞きした内容が明らかになります。
今回は真田が特に空回ってますので、ヤキモキするかもしれません。
前回が幸村の感情を主にしていたので、今回は真田の感情を主にしてみました。
それにカップリングというならば赤澤×観月が入ります。
とにかく全員でドタバタしたものが書きたかったので、全員を喋らすことを
目標に書きました。
何かといえば温泉に入ってます(笑)
《後編》
『怪談がポイント』というわりには、恐い場面は殆どないです。
なんというか赤観色が強く出てます。赤観が苦手な人には申し訳無いと・・・・
この二人は『あなたは知らない』の二人です。
そして真田がヘタレ・・・ヘタレです。
最初に謝っておきます。ごめんなさい。
とにかく全員を喋らせないと、と思ったんですが・・
どうだろうか・・・。
ページ数の都合で、最後におまけの後日談を入れました。
立海+赤澤のバカ話です。
さもありなん。
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