試験対策2〜実技試験編〜


実技試験は、とにかく練習あるのみ!!!
ここでは、どのように練習したのかを書いていきます。


<体育実技>

体育実技は、マット運動・跳び箱・水泳の3種目あります。


*マット運動*
 教育実習の指導教官にお願いして、指導してもらいました。
 いくら練習しても、自分でどこが悪いのかはなかなか分かりません。

 客観的にどこが悪いのかを見てもらい、演技のポイントを教えてもらいました。
 ついでに、授業における指導のポイントも教えていただきました。
 自分の家に、ひろ〜いスペースとマットがない場合は、学校にお願いするのが1番です。

 試験では、後転を苦手とする人(上手く回れない人)が結構いました。
 それでも一生懸命やっていれば、受かっていましたよ♪

*跳び箱*
 跳び箱があるお家は、なかなかないでしょう(笑)
 これは、勤務校の体育館を借りて練習しました。

 試験では大人用(?)の跳び箱なので、小学生用の跳び箱だと少し小さいです。
 ですから、試験で女子は6段とぶので、小学生用跳び箱の時は7段(つまりプラス1段)にして練習しました。

*水泳*
 真面目な話、全く泳ぐことができなかったので、1次試験終了後にプールで練習し始めました。

 1人でやると何が悪いのか全然分からなかったので、泳げる人に付いてきてもらい教えてもらいました。
 また、学校のプールを借りてマンツーマンで指導していただきました。
 自分の悪い点をどうしたらよくなるのか、アドバイスしてもらわないと全然うまくなりません。
 
 どこかのスイミングスクールに通うことも考えたのですが、長期で通えないということと、
 費用の面、時間の面などで私には無理でした。

 恥ずかしながら試験3日前で、ようやく息継ぎしながら25mを泳げるようになりました。
 人間努力すれば必ずできるようになるんだなぁと実感しました^_^;

 ちなみに、試験の(泳いでいる)途中で立ってしまった人はいませんでした。あぶない、あぶない・・・
 25m泳ぎきれるようにしておいた方がいいと思いました。



<音楽実技>

 ピアノはある程度弾けるのですが、弾き語りとなると微妙でした。
 自分の家だと大声で練習できなかったので、勤務校の音楽室で思う存分歌っていました。

 課題曲が3曲あるのですが、自分が小学生のときに歌ったときの記憶しかありません。

 また、私は今まで1年生しか担当したことがなかったので、
 どんな曲の雰囲気になるのかよくわかりませんでした。

 そこで、授業で使うCDをかけながら、それに合わせて練習しました。
 テンポや曲の雰囲気が分かるので、オススメです。

 また、試験では教室に置いてあるようなオルガンを使用します。
 オルガンとピアノでは微妙に違うので、オルガンでの練習がよいと思います。



<パソコン>

 普段パソコンを使っているので、文章を打つのは慣れていました。
 しかし、エクセルは使ったことがないので、パソコン教室に通ったり、
 昨年試験を受けた先輩に教えてもらいました。

 今年の試験では「SUM(合計)」を使ったものしか出題されませんでしたが、
 最低でも「合計」「平均」「最高値」「最低値」「順位」は出せるようにしておいた方がいいですね。

 また、文章(単語)を打つ問題では、カタカナ・アルファベット表記・特殊文字が打てるように
 分からない文字を検索するIMEパッドが使えるようにしておきましょう。



<作文>

 栃木県は論文ではなく、「作文」の試験です。

 私は初め、栃木県ではなく1次で論文があるところを受験しようとしていたので、
 早くから月に2〜3本書いていました。

 書いたものは知り合いの先生に見ていただき、同じ題で何度も書き直しました。
 また、勤務校の校長や教頭、その他の先生方にも見ていただき、いろいろな方の意見を参考にしました。

 作文には制限時間というものがあります。
 しかし、時間は全く気にせずに納得いくまで何時間もかかって1本の作文を書きあげました。
 当日は今まで書いたものを覚えておき、いろいろつなぎ合わせて書くことができました。

 とにかく、作文は

 1.書いて書いて書きまくる(笑)!!!
 2.いろいろな人に見てもらう!
 3.書く→見せる→書く→見せるを繰り返す
 4.他の人が書いたうまい作文を参考にして、ちょこっとだけ真似する

 そうしているうちに、次第と書けるようになります。

 4番の「ちょこっとだけ真似する」は、
 そっくりそのまま書いては自分のオリジナリティがなくなるのでダメですよ。

 上手い作文を読むことで、どういう書き方・どういう展開にすればいいのかが分かってきます。

 

1次試験の結果が送られてきてから、2次試験前は2週間ちょっとしかありません。
もし、苦手とするものがあるならば、早いうちからの対策をオススメします。

そして、何と言っても情報量が大切です。
インターネットを駆使したり、初任・2年目の先生方にお伺いしたりして、たくさんの情報を集めましょう!

私の周りには、初任・2年目の先生がたくさんいたので、本当に助かりました。

 

 

 

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