ユリアン×カリン 1 /スレ2-42さん
帝国軍の影は見えないし通信もない。しかし戦闘は確実に迫っていた。
昨日より今日、今日より明日。ジリジリと肌を刺すような緊張感が霧となって室内に散布されていた。
「僕の部屋は広いから使っていていいよ」
「え?」
メインスクリーンを見つめながらユリアンは言った。目を丸くしてカリンは若者
の横顔を見つめた。
「使って良いって言ったって・・・・」
「僕は当分帰れそうにないから君が使っていて構わないよ。
せっかく広いのに誰も使っていないんじゃもったいないから」
戦艦ユリシーズは順調といえる航行を続けていた。航路は乱れていないしいつも
のように敵を見つけてもいない。イゼルローン共和政府革命軍司令官ユリアン・
ミンツの旗艦に配属されていたカーテローゼ・フォン・クロイツェル伍長は、戦
闘前の暇を持て余して司令室にひょっこり顔を出した。
本来なら彼女のような下っ端軍人には許されないことだったがそれが可能なとこ
ろにヤン艦隊の底無しの陽気さがあった。
カリンは当惑してしまった。なんと司令官の私室を使ってよいというのだ。確か
にユリアンたち高級士官には二部屋ほどの個室が与えられるが、カリンのような
一般兵だと一部屋に三段ベットが二台という具合だ。使って良いなら使いたいが
伍長如きが司令官の私室を使って良いとも思えない。
彼女が言葉に窮しているとアッテンボローが
「遠慮しなくて良いぞカリン。せっかく広い部屋で寝れるんだから使えばいいさ」
と勧めてきた。ユリアンもいつもの優しい瞳で促すのでだんだんと彼女の頑なさは取れてくる。
予測不能の事態に緩急自在に対応できるようにしておくため、イゼルローンとユリシーズを行ったり
来たりしているユリアンにとってはせっかくの高級待遇の個室も空き家同然だ。
そのことを充分ユリアンが説明し、最終的には彼女の直接の上司であるオリビエ・ポプランが
「使っちまえカリン。なぁに、もしユリアンが男の正当なる下心によって
お前さんの使用中に不法侵入してきたら、
それこそお前のお得意の平手打ち6ダースで撃退してやればよかろう」
という言葉で彼女は了承した。
ユリアン・ミンツのことを「友達以上恋人未満」の相手だと思っているカリンには
まるっきり冗談にしてしまえない複雑さがあって赤面するのだが、適当な苦笑いをして
済ませてしまっているユリアンの真意は探れそうに無かった。
ユリアンは部屋のカードキーとパスワードを与えてカリンを見送った。
ポプランの冗談を笑って誤魔化したユリアンだったが
このときはまだ誤魔化せる以上のことを考えていたわけではなかった。
反射的に振りかえるとそこにユリアンが居たことにカリンは驚愕した。
自分が下着姿だということを思い出した彼女は咄嗟に腕で体を隠そうとする。
しかし目の前で凝固するユリアンの視線から完全に逃れることはできなかった。
心なしかベッドが大きいような気がする。カリンは改めて高級待遇のなんたるかを
思いながら部屋を見渡した。ユリアンから預かったカードキーをナイトデスクに置き、
ベッドの上に置いてあったガウンを拝借することにする。せっかくの寝台も軍服で寝ては
寝心地が悪い。カリンは軍服のジャケットを脱ぎ捨て、スカーフ、ブラウス、スラックスと順に
脱ぎ去っていく。カリンの下着姿が部屋に現れた頃、突然ドアが開いて彼女は振りかえった。
機械音と共に開いたドアから視界に飛びこんできたカリンの下着姿にユリアンの息は詰まった。
体が凍結したように固まってその場に立ち尽くす。息ができない。
しばらくは部屋を空けるはずだったユリアンは急に空いたスケジュールに戸惑った。
今しがたカリンに明渡したばかりの部屋に戻るべきかどうかで悩んだのである。
結局、部屋は彼女にそのまま使ってもらって、部屋に置いてあった緊急用の直通端末機だけを
持ってくることにした。まだ彼女があまり部屋を使わず、あるいは逆に眠っていてくれることを
祈りながらユリアンは声紋照合をして自室のドアを開けた。
ユリアンの視線を全身で受け止めながらどういうわけかカリンは動けなかった。
驚き、怯え、羞恥、それらが融合して彼女の足を痺れさせている。
今すぐ立ち去るべきだということをユリアンはすぐに思い致せなかった。
下着しか身につけていないカリンに視線も心も釘付けだった。
しかし彼女の怯える青紫色の瞳を見るとどうしたらいいのか解らなくなり、
ユリアンは勢い良く回れ右をして彼女に背を向けた。
カリンは彼の背中にユリアンの男としての断片を初めて見た気がした。
清潔感漂う優しげな外見にやや潔癖なところのあるユリアンには他の男に有るような
野卑な男っぽさは無い。だから彼の反応を見て彼が紛れもない男であることを
カリンは初めて実感した。そして自分を見てそう感じてくれたことが彼女にはどこか嬉しかった。
好きな男に魅力を感じさせることができた喜びだった。
しかし彼女は自分の置かれた立場がかなり危険な状態であることを忘れている。
ユリアンは握りこぶしを震わせながら必死に床を見ていた。
しかし実際には見ていない。彼の目にはカリンの下着姿が焼き付いていた。
白いブラジャーに押し包まれた柔らかそうな二つの胸。
なだらかな三角州を隠す下着と、そこから伸びる二本の白い太もも。
下着に寄せられて出来た胸の谷間もくるぶしの具合も
全てがユリアンの肉眼にくっきりと刻まれていた。
彼の脳にカリンの残像がありありと再現される。
あの下着の下はどうなっているのか?
あの下着の中にはアレがあるに違いない
ユリアンの中で想像が急速に膨らんでいき、同時に男としての機能もざわつきだした。
そんな彼に聞こえてきたカリンの頼りない声は彼を欲望の淵に突き落とした。
「あの・・・・ごめんねユリアン・・・すぐ・・着替えるから」
ユリアンの中で何かが弾けた。
あるいはオリビエ・ポプランの言は冗談ではなく「予言」だったのかもしれない。
慌てて振りかえり、脱ぎ捨てていたジャケットを取ろうとしたカリンは
後ろから突然ユリアンに抱きしめられて悲鳴を上げた。
「きゃあっ!?ゆっユリアンッ!?」
振りかえろうとしたカリンの唇をユリアンは奪った。
何度か強く吸ったあと舌を入れてカリンの口内を犯す。
「ンッ!?ンンーーーーーっ!!」
カリンは咄嗟にユリアンの肩を叩いたが力が入らない。
ユリアンの激しいキスに力が抜けてしまって足がガクガク震える。
彼女が抵抗できないと悟るとユリアンはそのままベッドに押し倒した。
ユリアンの体重を受けてカリンに女の恐怖が襲いかかる。
しかし彼女が悲鳴を上げるより先にユリアンの唇が彼女のそれを塞ぐ。
カリンの若い四肢を感じて我慢できなくなったユリアンは下着ごと二つの乳房を掴む。
カリンは強張って叫んだ。
「いやあっ!駄目ッ!ユリアンやめてっ!!」
カリンは悲鳴を上げて嫌がった。カリンはユリアンが好きだった。
前からずっと彼との新しい関係を予感していた。でもそれがこういった形で「決定」
されてしまうのは嫌だった。だがユリアンの手はさらにカリンの胸を掴みまわしてくる。
「嫌ぁっ!やめてぇお願いっ」
激しいキスと掴まれた胸に混乱しながらカリンは聞いた。
これからどんなことになろうとどうしても聞いておかなければならないことだった。
「ユリアンはあたしのこと好きなの!?」
ハッとなってユリアンは体を離した。下から潤んだ青紫色の瞳が見上げてきた。
「あたしのこと好きなの?もしそうだったら黙って頷いたりしないではっきりおっしゃい」
「好きだよ」
ユリアンは自分でも驚くほど正直に答えていた。いつもは喉まで出かかってもついには
言い出せなかった言葉なのに。
「・・・・・本当?」
「本当だよ」
「嘘!」
「嘘じゃない!」
「こんな状況だからそんな適当なこと言うんでしょう!?」
「違うよ!」
カリンの考えはもっともだった。この状況で告白されてもきっと信じられないに違いない。
ユリアンは少し間を置いてゆっくり話した。
「君だって・・・本当は知っていただろう?僕の気持ちなんか」
ユリアンはカリンが好きだった。
自分が意図しているよりもずっと深く彼女を想っていた。
自分だってまさかこんな形で彼女を求めたかったわけじゃない。
彼女に赦してもらって初めて獲得できる神聖な勲章になるはずだったのに。
「そんな言い方・・・卑怯だわ」
二人の間に共通の期待と予感があったことを双方が認める形になった。
「ごめん・・・・でもカリン。今だけ・・・今だけ許してくれないかい?」
ユリアンを睨みつけながらも瞳を滲ませるカリンを落ちつかせるように頬を撫でる。
「これから戦争が起こる。僕は何としても生き残るつもりだし
もちろん君にもそうであって欲しい。でも僕も君もいつ死んでもおかしくない。
こんなこと言うの図々しいと思うし、言い方だって卑怯だと思うけど・・
今だけ・・・・今だけでいいから・・・お願いだ・・」
なんて傲慢な言い方だろう?そう思いながらもユリアンは何としてもカリンを抱きたかった。
好きな女の子の下着姿を目にして既に自分を制御できなくなっている。
どんな罵倒を受けても構わないから彼女の中に身を埋めて思いを遂げずにいられない。
カリンはしばらくユリアンの瞳を見つめていたが、ふいに目を背けて呟いた。
「私・・・・初めてだし・・・いつ出動するか解らないから・・・優しくして・・」
頬を染めて恥じ入るように目を瞑るカリンを見てユリアンは恋が成就した悦びを感じた。
ユリアンは再びゆっくりとカリンの上に覆い被さった。
「カリン・・・・その、好きだよ」
彼は師父より遥かに上手い接吻をした。
欲望を抑えられない自分を赦してもらうように、ユリアンはカリンに優しくキスした。
頬に、額に、睫毛に、耳朶に接吻をしながら彼は手際良くカリンのブラジャーを外す。
唇を離して露になったカリンの乳房を見る。白くて独特の丸みを持ったそれが
中央に薄紅色の蕾を乗せている。ユリアンの喉はカラカラに渇いた。
「・・・みっ・・見ないで・・・・」
「・・・・・・・・・・・ごめん・・」
ユリアンの視線で乳房を覆われたような気がしてカリンは恥ずかしさに消えてしまいたくなった。
いつもは気が強くてやや乱暴なところのある彼女の弱々しく恥らう姿を見て
ユリアンの中の彼女を激しく求める欲と深く恋うる想いが相克した。
ユリアンはゆっくりと手を伸ばしてカリンの胸に触れた。
ふにゅっ・・
「ぁっ・・・」
カリンの唇から僅かな溜息が漏れた。ユリアンは少しずつカリンの胸を揉んでいく。
ムニュッ ムニュムニュ・・・
「ン・・・ァ・・・ぁ・・・ァァ・・」
カリンの胸がユリアンの手に揉まれて色んな角度に形を変える。
ユリアンはカリンの表情を観察した。顔を赤くして困ったように眉間に皺を寄せる
姿が可愛くて一秒も見逃せない。そう思いながらもやはり欲は抑えられず、
鎖骨や胸の谷間にキスを繰り返し、ユリアンは自分の好きな女の子の乳首を口に含んだ。
「あんっ」
吐息というよりはっきりとカリンは喘いだ。口に広がる感触に感動して吸いこむと
カリンの声はさらに高くなる。
「いやんっ・・ぁ・・・・ダメ・・」
もう抑えられなくなったユリアンはカリンの乳首を丹念に舐めて何度も吸った。
くすぐったくてもどかしい快感に身を捩るカリンを抑えつけて彼女の左右の乳房を
交互に攻めた。カリンは初めて味わう正体不明の感覚にわなないた。
「ぁっ・・ぁっ・・ああん・・やめて・・ァァ・・・」
ユリアンの指が乳首を捻るとカリンの体に甘い痺れが走った。
「やぁんっ・・・ああん・・やめてぇっ・・」
自分が思ったより素直に快感を受け入れていることにカリンは驚いていた。
本当はSEXなんて気持ち悪くて嫌なものだと思っていた。
ユリアンを好きになってからはそうでもないかもしれないと淡い期待をもったりもしたが
どうしても破瓜の凄まじい恐ろしさや体を弄られる不快感のほうが想像しやすかった。
それでもユリアンに赦したのはこれ以降はこんな機会が訪れないような気がしたからだ。
ここで断ってしまったら傷ついた真面目なユリアンがもう一度換気するのは
相当先のことになりそうだし、もしかしたら本当にどちらかが死んでしまうかもしれない。
せっかく自分とユリアンを繋いでくれる糸がここで遮断されてしまうように思えたのだ。
なにより自分を欲するユリアンの熱い瞳を拒絶できなかった。
「いやぁ・・・あんっ・・・アンッ・・・ユリアン・・・」
ユリアンが硬くしこってきた乳首に少し歯を立てて吸うと
カリンの体に甘くてもどかしい痺れがほとばしった。
「ああんっ!やめてぇっ・・アッ・・アアッ!」
ユリアンはカリンの乳首を赤ん坊のように吸いつづけながら
手を彼女の股の間に滑りこませた。
下着の上から彼女の最も大事な部分を触れると湿気と温度が溜まっていた。
「ユッユリアン!?やめてっ!そんなところっ嫌ッ!」
未知の場所を触られて混乱するカリンの乳房を揉みながらユリアンは
指を下着の脇から中に入れた。カリンの割れ目は愛液で溢れている。
「いやああっ!やめてぇっ!なにをするのよ!」
カリンの怯えて嫌がる姿を可愛いと思いながらユリアンは割れ目の上部にある
蕾を探した。蜜に埋もれたそれを見つけると指の腹で優しく撫でる。
カリンの体が痙攣した。
「いやっ!アッアッやめてっ・・あっああん!っだめぇっ!」
ユリアンの指が擦るたびに抗えない疼きが鋭く駆け巡る。カリンは顔を振って悶えた。
今まで以上に激しくよがるカリンを見てユリアンは彼女の耳元に囁いた。
「気持ちいい?カリン」
「いやあ〜〜んっ!」
カリンの幼い体は初めて味わう甘い快感で満たされていた。
ハタから見たらレイプしているように見えたかもしれない。
ユリアンは未だに軍服を脱いでおらず、彼に組み敷かれたカリンはあられもない姿だ。
「あんっあんっやめて・・お願い・・ああんっ」
クリトリスをしごかれたカリンは口では「やめて」と言いながらももはや
ユリアンの指から逃れられなかった。ユリアンはカリンの含羞の表情が堪らない。
自分自身が固くなるのを感じながらカリンの女の弱点を愛撫した。
皮を剥くようにこすり、爪でひっかくとカリンの白い足がわななく。
「ひぃんっ!ああんっアッアッ・・はぁ・・ンッやぁんっ」
ユリアンの指がカリンのクリトリスを摘んで捻りあげると
カリンの体はどこかへ激しく流されていった。
「ああんっいやああああっ!」
下着の中にどっと液が溢れる。カリンは早くも軽く達してしまった。
初めての体験にカリンが混乱している隙にユリアンは満を持して
カリンのパンティーを脱がした。
「あっ!」
呆然としている瞬間だったのでカリンは全く抵抗できなかった。
脱ぎ去った下着をベッドの下に落とし、いくらか迷ってから靴下も脱がせた。
ユリアンの目の前に十七歳の瑞々しい処女の生まれたままの姿が晒された。
カリンはついに裸に剥かれ、ユリアンの熱くて執拗な視線を全身に受けて
あまりの恥ずかしさに泣き出しそうになった。涙目になって懇願する。
「ゆっユリアン・・部屋の電気・・消して」
「嫌だ」
「ユリアン!」
「君をちゃんと見たい。全部・・」
ユリアンはカリンの足をM字型に開かせると両足首を掴んで固定させた。
彼の眼前に彼にとって神聖な秘境が広がった。カリンはイヤイヤして泣いた。
「やだあっ!見ないでぇっ!」
ユリアンはやめない。紅茶を薄くいれた色より弱冠濃い色の樹海が
透明の川の両側に生い茂っている。ユリアンは生唾を飲み込んだ。
夢にまで見た恋しい女の子の秘密の場所を彼はついに見ることができたのだ。
ユリアンの視線を痛いほど感じてカリンは泣いた。
カリンがすすり泣くごとにヒクヒクと動く秘口にユリアンは誘われるようにキスした。
「いやあっ!」
信じられないところに感じた感触にカリンは叫んだ。
しかしユリアンはそのままカリンの濡れた谷間に深く口付けて
彼女のもっとも大事な入り口を舌でゆっくり舐めた。
「やだっやめて、そんなとこ・・アッああっ!」
ユリアンはそのまま入り口を犬のように舐めた。
舐めても舐めてもカリンの口は次から次へと濡れてくる。
「やめて・・やぁ!そんなトコロ・・ァッ・・汚っい・・あんっ」
カリンはユリアンの頭を引き剥がそうとして掴んで顔を振る。
しかし彼の頭は離れない。それどころかさらにしゃぶりつくように舐めてくる。
今まで誰にも弄られたことの無い手付かずの場所をユリアンの舌が這いずった。
「いやぁんっ・・やめてぇ・・アッ・・ああっ・・駄目ぇっ・・」
粘液と愛液にを舌で擦り付けられてカリンは不思議な気持ち良さに怯えた。
ユリアンは彼女の一番大事なところを舐めているという状況に堪らなくなり、
舌をすぼめて穴の中に差し入れた。圧迫感に媚肉をめくられてカリンの体に
鋭い痺れが駆け巡った。
「いやああっ!ああんっ」
未だ閉じられている侵入口を押し広げるように少しずつ舐める。
じわじわと入り口を掘られる感覚にカリンは震えた。
「やめっ・・ああ・・なにするの・・やだぁ・・」
ある程度入り口を広げるとユリアンはところ構わずカリンの谷間を舐めた。
愛しい女の子のまだ誰にも荒らされていない聖なる原生林をなめずにいられなかった。
おかげで敏感な肉をベロベロと舐められたカリンは熱い痺れを煽られて
彼の頭を掴んで顔を左右に振って身悶えた。
「やっ・・ああ・・んっ・・だめぇっアッアッああんっ!」
いったん口を離したユリアンの顔はカリンの愛液にまみれていた。
さっきよりもさらに赤く充血し耐えず女の液を吐き出すカリンの女陰をじっと見つめる。
服を脱ぎ捨て、はやる気持ちを抑えながらユリアンはゆっくり手を伸ばす。
茂みを掻き分けて彼女の入り口の輪郭をなぞる。
「あっ!」
今度はユリアンの指が触れていると解ってカリンは思わずあとずさった。
腰を引こうとするのをユリアンは許さず少しずつ彼女の中に指を進めていく。
愛液と混ぜて慣らしながらカリンの穴を掘り進めていく。
「あ・・・あ・・・あ・・」
カリンの頭は激しく混乱した。
自分でさえ今まで知らなかった場所に指が粘液を伴なって入ってくる。
痛いような気持ちいいような圧迫感が徐々に水深を深めてくる。
ユリアンはカリンの性器から目が離せなかった。
カリンの穴に自分の指が飲みこまれていく。
容積が増えてしだいに広がっていく入り口。とめどなく溢れ出る愛液。
ヒクツク肉。その一部始終を息を詰めて凝視した。
やがてユリアンの指が根元まで入ってしまうとカリンの息は荒くなった。
「痛い?カリン」
「・・・・・・そう・・でもない・・・ぁ・・」
ユリアンは顔を真っ赤にして虚ろな瞳をするカリンを見てイキそうになるのを我慢した。
一度息を吐き出すとユリアンは意を決して少しだけ指を動かしてみた。
すると彼の指を包む肉がざわっと動き、カリンは身を捩る。
「んっ・・・ンンッ」
彼女の開かれた股の中心を見つめながらユリアンはゆっくりと指を動かし始めた。
徐々に彼女がなるべく痛がらないように気を使いながら振幅幅を大きくする。
それに比例してカリンの悶えも徐々に顕著になる。
「ん・・あ・・あ・・はぁ・・ユリアン・・ウウ〜ンッ」
カリンの甘い声を聞いてユリアンは我慢できなくなってきた。
ユリアンは指を吸いこむ入り口を舐めた。
「やぁん・・」
彼の舌は割れ目に沿って上昇し、蜜に埋もれたクリトリスを舐めとった。
「あっやあああんっだめぇぇっ!」
急に指を包む肉がびっちりと圧迫してきた。思わずユリアンは指を引きぬいた。
すると内壁を擦られたカリンの体に鋭い痺れが走る。
「ひゃああんっ!!」
空になった穴からどっぷり蜜が溢れるのを見て、今なら大丈夫かもしれない
と思ったユリアンは再び指を突き入れた。今度は遠慮せずに中で折り曲げる。
「ひぃんっ!いやっあっあっああっ!」