第九話 その後の世界編 その2
青年は服を脱がされると台の上に載せられてしまい付属してあった手械足枷で大の字にされてしまいました。
「エンドールからの注文は?」
ブラックマージは言うと見習い悪魔が注文書を持ってきました。
「ふむ……珍しい亜種が欲しいのか……」
助手の見習い悪魔に指示を出すと隣の部屋にいた少女二名を連れ出す。何れも裸体で全身に刺青され秘所からは愛液が滴り落ちていて眼もトロンとしていた。この子らは孤児であり奴隷ブローカーが売りつけた子供だった。人間の順応性は恐ろしい物で商売となればモンスターとの手を組むのだ。
「やれ……」
髪が長く亜麻色の少女が青年のペニスを舐め始め金髪の少女が青年の唇を貪る……二人は魔族に近い体質にされており何よりも豊満な胸からは母乳が噴出しそれが魔界の羊水に近い働きをするのだ。青年は暴れだすがその動きも枷により封じられやがて快楽へと堕ちてゆく。既にペニスはいきり立ち先程の亜麻色の少女の膣内を蹂躙し、口は金髪少女の秘所からあふれ出ている愛液を吸い取り青年の体は人間から亜種のモンスターの体へと変化しました。
そこにキリキリバッタと融合した少女が来ました……太腿から先から三本の昆虫の様な足にわき腹にも足が出て頭には触覚の様な物も出てます…。何よりも秘所から愛液といきり立つ一物が眼につく。既にアナルまでも愛撫された青年には危機が分らない………そしてキリキリバッタ少女は腕と六本の足で青年を支えるといきり立つ一物がアナルを突き刺した……。
「ぎゃあああああああああぁああ!」
青年は叫び声をあげるが少女はそれでも激しく腰を動かす……そして一物から何かが青年の体内へと注入された…この一物はいわば産卵管とペニスのハイブリットであり卵も体内に寄生しそして青年を雄のキリキリバッタ人間へと変えてゆくのだ。少女は一仕事終えると青年の両足を掴むとボトっ言う音を立てて膝から下がなくなった。
青年はそのまま牢屋に放り込まれる……藁が敷き詰められていて青年は手を使って体を動かす……足が無くなり腹が膨れていた………餌は残飯の様な物が多かったが青年は貪り食う。数ヵ月後青年の臍の辺りから亀裂が出現すると広がりそして脱皮する……太腿の先からは昆虫の足が三本生えており青年の体を支えお尻には尻尾の様な物が生えており脇からは三本の足ができていた腕には蟷螂の様な物が出来ていた。
「ふむ、出来たか……」
ブラックマージはキリキリバッタになった青年を檻に入れライノスキングが担ぐとエンドールへと向かった。
青年はキリキリバッタ(亜種)して登録され戦う事になる……だが、モンスターにファイトマネーなんて払うわけも無く元に戻れる訳もなかった。