モンスターの作り方ドラゴンクエストW ドラゴンクエストX二次創作 kyouske作

 第六話 キングレオ編 その3

 ピサロはようやく勇者が生活している村を見つけ、軍勢をつれて攻め込み見事に勇者を討ち取った……しかし、それはモジャスによる変身で一人の少女だったのだ。ピサロはデスパレスにて気が付き慌てた。
「しまった!」
 数日後に村にもどったが既に勇者は旅立った後であった。

 キングレオ城にて皇子が王に君臨した事で圧政が酷くなり国民は困り果てた。そしてその大地にバトランドの騎士ライアンとエンドールが誇る騎士サイモンに狩人ラゴス、格闘家のハンがスタンシアラとモンバーラの定期便で来た。名目はアッテムト鉱山の調査であるが実際はキングレオとの戦争の可能性も含めた偵察行為だ。
「しかし、魔族がそんな事を……」
 サイモンが言うとライアンは頷く。
「実際に遭遇した……新しい王の性癖は酷いが尋常ではない……もしかすると王が魔族になったら」
 最悪の展開になる事は確かである………ラゴスもハンも分っていた。

 キングレオ城の隠し部屋にて四人の踊り子らが舞っている……何れも未だに幼い容姿であるがシースルーのスカーフには皮が被ったままの肉棒の”ソーセージ”が見えており金色のリングにはチェーンが付いておりスカートに繋がっていた。演奏はビビンバらの魔界の楽器で怪しげな宴の真っ最中である。
「チルス……来い…」  踊り子にされた少年の一人がビクっとする。彼は十歳の普通の少年だったがアッテムトの鉱山で父親を亡くし容赦無く来る税の取立てにあの日この城に来たのだ。彼の場合はあの後”淫靡な踊り子の服”着せられた途端に胸が膨らみそして人間の睾丸を真珠化され最後の射精をキングレオ王の豪腕によってされアナルバージンを奪われた。
 この服は脱着できるか少年の体は何れも人間の男も女とも判断が付かない体になり股にはフグリが無く体内に新たな睾丸が出来ていた。胸は母乳まで出る様にされている。チルスは恐る恐る近寄るとキングレオ王は人間のままであったが八つ裂きアニマルの一物はビンビンだった。
「くくくっ……お前のここはいい匂いだ」
 スカートを外すキングレオ王はチルスの幼い肉棒から放たれる匂いを嗅ぐ。彼らはあの日から生活が一変しており貞操帯で管理されている……踊りのレッスンの後には水浴びが許されるが竿のみが皮袋に包まれてしまう……その結果恥垢が溜まるのだがこれが媚薬となるのだ。無論女子も”淫靡な踊り子の服”を着せているがスカートには股充てが無く皮無しソーセージ化されたクリは”檜の棒”の太さで竿の真ん中が膨れて亀頭もその下の縊れも出来ていた。
「こっちにこい」
 バルザックが言うと少女らが来る……もし彼に逆らえばキリキリバッタの特徴を持つモンスターにされるのだから従うしかなかった。

 そんなある日の昼間……バルザックはミネアとマーニャにオーリンと再会した。
「バルザック!師匠を殺したな!」
 彼はバルザックの兄弟子になるのだがここ数年はキングレオを離れていたが祖国の急変に戻ってきてコーミスの洞窟にあった隠し研究室にて真実を知った。
「くくっ!俺はこの国を変えてみせる!」
 バルザックがモンスターになる。だが三人は勝算があった……静寂の玉はマホトーンの機能がありその間にマーミャの攻撃呪文にオーリンの剣の攻撃で徐々に追い詰める。ミネアが毒牙のナイフを投げるとバルザックの一物に突き刺さりそのまま悶絶した。
「愚かな……」
 後ろにいたキングレオ王がモンスター化する。
「八つ裂きアニマル!!!」
 オーリンは叫ぶがキングレオ王は笑う。
「これこそ、真の姿なのだ!」
 キングレオの猛攻に三人は倒れてしまった。
「はいピサロ様の許可なしで殺してはダメよ」
 ハミスは囁くとキングレオは舌打ちする。

 三人は地下牢に閉じ込められた先代の王から定期便のチケットを貰い隠し通路から脱出したが直ぐに兵士らに見つかりオーリンはミリアとマーミャを逃がす為に兵士らに立ち塞がった。二人は無事にババリアの街から出るエンドール行きの船に乗り込む事が出来た。オーリンは再び力尽きキングレオ王はピサロの手土産になると判断しそのまま別の牢へとぶち込むように指示した。
 バルザックはピサロが占拠したサントハイム城に担ぎ込まれた。そこで今度はギガデーモンの一物を融合させた、人間には戻れないがバルザックは満足していた。
「ピサロ様?いいのですか」
 ヘレンは言うとバルザックは笑う。
「どうなるか分らないさ……」
 ピサロは言い放つ。彼女はクスっと笑う……。

 数ヶ月後オーリンは看病を任された踊り子と共にキングレオ城を脱するが今度はキラーナイトにハミスとヘレンのラミアに囲まれた。
「「もう〜〜〜めんどくさいな〜〜〜」」
 ラミアの少女はため息を付いた。キングレオ王はハッスルしすぎて寝ている、ピサロ様に知られたらどうなるだろう……とりあえずこの二人は早々にモンスター化する必要がある。
「助太刀いたす!」
 破邪の剣のから火炎が上がりハミスは思わず体を屈めた。見ると騎士が二名に狩人、武道家が一名ずつだ……どうやら外から渡ってきた冒険者らしい。
「やっておしまい!」
 キラーナイトに命じるヘレンだがサイモンはバトルアレックスにライアンは破邪の剣の攻撃でキラーナイトは戦闘不能に陥る。ラゴスは煙幕玉を投げるとハンはオーリンを抱えサイモンは踊り子を抱えて逃げた。
 彼らはコーミズ村を中心に活動しておりミニアとマーミャの事もあって匿ってくれていた。ライアンは空飛ぶ靴を二人に譲り更に居合わせた吟遊詩人ロレンス の協力で二人をバシルーラで国外に出した。

 そして数年後……キングレオ王は勇者一向に倒される………その時もサイモンやラゴス、ハン、ライアン、ロレンスの協力で勇者ショウやミリア、マーミャ、アリーナ達にトルネコはキングレオ王との対戦に集中できた。ライアンは勇者のパーティに加入する事になりサイモンらは本国からの応援部隊到着を出迎える為に彼らを見送った。
 キングレオ王は元に戻れた……吟遊詩人ロレンスが言うにはあの後生き返りサイモンらは覚悟したがそこに巨大な竜が降りて来て高等呪文を施し人間に戻したと言うのだ。そして踊り子にされた子供らも元に戻ったが旺盛な性欲の前にマスタードラゴンは人間の姿になりアイネルの温泉にて体を休める事になる。


 モンスターの作り方 第六話〜キングレオ編 その3〜終 第七話 インターミッションへ続く
第七話 インターミッション
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