第一話 バトランド地方
バトランド地方を統治するバトランド城では王宮の剣士達全員が王がいる謁見の間に呼ばれていた。世界でも指折りの剣士が揃う事で有名な所である……彼らに与えられる任務を王が言う。
「最近イルムの村でも子供のいなくなる怪事件が頻発している……諸君らは直ぐに子供達を見つけ出し救助せよ…」
剣士達は会釈しそしてバトランド城を後にした。
「王様……」
「おお、ライアンか……これはバトランド地方だけではなく世界のある地点で複数起こっている……書庫にいる翁が言う”地獄の帝王”の事も考えると…」
「人間ではなくモンスターですか……このライアンも旅立ちます…」
ライアンも手がかりを求めてイルムの村へと急いだ。
ライアンはイルムの村で人々に話を聞くうちに古井戸がある森を仲間から聞いた。
学校の屋根にて仲間が指差す方向に確かに塔があった。
「自分はその古井戸に行ってみようと思う……子供の秘密の遊び場だったそうだ…」
二人は梯子で屋根から下りると仲間の剣士は直ぐに村を出てライアンは梯子を持って道具屋を訪れた。
「ありがとうございます」
「いえいえ、剣士様…それよりうちのボーズが古井戸から声がするって言っていたんですけど」
ライアンは何かあると思い翌日古井戸へと行く事にした。道具屋の主人の計らいでその子供から位置を聞きだせたので彼はコンパスを頼りに行く事になる。
バトランド城の剣士の内6名は湖の塔へ筏を組んでその島に上陸した。
「行くぞ……」
塔を探索していくうちに仲間が地下室を見つけ出し階段を下りるとそこで信じられない光景を見た。
「嫌だぁ!放しテェ!!」
12歳ぐらい少女が裸体を曝しベレスの獰猛な手で秘所を弄られていたのだ。
「おのれ!少女を放せ!」
剣士の一人が飛び出しベレスに剣を突き刺す。
「ほう、バトランドの剣士達か……部下の仕事を邪魔をしないでほしい」
奥から出てきたエルフ族の男が剣を振りかざすとバトランド城の剣士達が壁に叩きつけられた。
「ピサロ様!到着されてましたか!平にご容赦を!」
「気にするな……それよりも上手く行くのか?」
「抜かりはありませんカロン一族の名誉にかけても……」
年老いた魔族の神官はベレスにベホマをかけるとよろめいた。先程の少女はピサロの手によって大きな石の上に寝かされて淫毒を含んだバブルスライムのよって拘束されていた。
「進化の秘宝だとこの程度しか出来ない今…胎児性モンスターの繁殖を探っていかないといけないな」
ピサロは悶える少女を見て笑う……。
「流石にガーデンブルク地方はレベルが高いと言う事ですが……お望みなら二〜三人回せますが?」
カロンの老モンスターは言うが彼には恋人がいる事を知らなかった。ベレスが雌の匂いに反応し収容されていた生殖器が粘液と共に出てきた。
「いやぁ!いやぁああ!」
少女は必死に逃げようとするが淫毒に置かれた体では立ち上がる事が出来なかった。子宮は完全に発情され卵巣からは卵子が多数出される………よく見ると少女の体に幾何学模様が浮かび上がっていた。
「この個体には性感帯を高める為に割礼し”魔族の羊水”にて付けておきました……デスパレスから取り寄せるのに口添えは助かりました」
「そうか…」
「更にあの幾何学模様は一種の生体回路です」
ベレスは台の上に乗っかり仰向けで大股を開いた少女の秘所を大きな舌を入れた。
「ひぎゃあああ!」
肉粒を舐められると少女の体が跳ねる…ベレスは本能で生殖器と判ると自らの一物を差し込んだ。秘所は忽ち魔族のマラで千切れそうになるがカロン一族と思われる神官は秘法でこの子の生殖器を改造していた。抱きかかえるように密着させるベレス……一物は子宮口すらこじ開けた。
「ああっあんぁああぁんあああ!」
「堕ちました……ピサロ様?我慢しすぎは体に毒です…」
年老いたカロンが呼ぶと奥から同年代の少女が裸体を曝して近寄ると一礼する、背中にはベレスに見られる大きな羽にシッポが生え額には角が付いていた。
「この子は確か……」
「途中までしか発現しなかった個体ですが思ったより使えるので部下として使ってます」
「失礼します……」
ピサロの前に膝をつき付けていたズボンの止め具を外すといきり立つ一物が出てくる。ペレスの特性を持つ少女は優しく撫でると亀頭を舐め始めた。
「くぅ……元人間とは思えんな…」
「ピサロ様……この個体の売りはこれです」
レシミは秘所を弄るとクリペニスが伸びてきた。
「彼女の擬似精液には淫毒があります……まあ人間にとっては強すぎる媚薬です」
ベレスは幼い少女をうつ伏せにさせて腰をスライドさせていた。
「いっちゃああう!!」
ベレスからの精液は子宮を満たし着床していた卵子と反応した。少女の腹はまるで蛙のように膨らんでいたが見る見るうちに元に戻っていく。
「体が…いやぁあああ!」
骨が軋み背中から大きな羽が一対生えて耳の先端が尖ってきたそして手足の爪が伸びて来るとお尻からシッポが飛び出した。
「亜種になりますが彼女もモンスターに代わりはありません」
ピサロ頷くと同時にレシミの口に精液を流し込む。
「ピサロ様の精液……」
まるで愛する物から出された精液の用に飲み込むレシミ。彼女はある種のバンパイアの特性も持っているのだ。
その後ホイミン共にこの塔に乗り込んだライアンは直ぐに地下へと向かった。仲間の一人が伝書鳩を飛ばしイルムの村にある教会に立ち寄ったライアンがその手紙を読んでこの塔に地下室がある事を知り古いどの洞窟で見つけた空飛ぶ靴で塔の上に来た。そして子供が連れて行かれる所を目撃して確信していた。
「ライアンか…奴らは……勇者を探して…いる…そして、子供…らをモン…スターにするつも……だ…頼む…」
息を引取った仲間を見てライアンは持っていた伝書鳩をバトランド城に向けて放った。
数時間後ピサロの手先と大目玉を倒したライアンとホイミンはバトランド城にいた若い剣士らと合流した。イルムの村の少年らは歳が幼いのでモンスター化される前に助け出される事が出来た。バトランド城に戻ったライアンは王から勅命を受けた。
「ライアンに命じる、勇者を探し出しこの世界に覆う闇を取り払って来てくれ」
「はっ…死んだ仲間の為にも……」
ライアンはこうしてバトランドから世界へと旅立つのである。
ピサロはデスパレスにてレシスと亜種のベレス少女を見ていた……。
「レシスとレミス(亜種のベレス少女の名前)はピサロナイト共にロザリーを護衛してくれ」
「は〜〜い」
「返事は短く」
レミスに嗜めるピサロはふと思う。数十年後自分と愛する者に間に出来た我が子に振り回される自分の姿が…見えた気がした。
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