夜の悩み相談室
 1ヶ月ぐらい前に、同じクラスの佐々木くんと初めてラブホテルへ行きました。学校帰りに、2人でちょっと寄り道をしたんです。
ラブホテルのベッドは素敵でした。とてもフカフカで、屋根が付いていて、そこへ横になるとお姫様になったような気分でした。
僕がお姫様なら、もちろん佐々木くんは王子様です。
王子様とお姫様は裸になり、ベッドの上でしっかりと口付けを交わしました。

 佐々木くんは髪がサラサラで、優しい目をしていて、どちらかというと痩せ型です。
彼は僕の足元に座って、にっこりと微笑みました。
その時僕は、緊張していました。彼に裸を見せるのが初めてだったので、すごくドキドキしていたんです。
僕のペニスは小さくて、18歳とは思えないほど毛も薄いです。つまり僕は、自分に自信がありませんでした。
でも佐々木くんは、決してそれを笑ったりはしませんでした。 笑うどころか、時間をかけて体中のいろんなところを愛撫してくれました。
僕はどうやら感じやすい体質のようです。耳に舌が触れただけで、自然と大きな声で叫んでいました。
彼の舌は次々と体の上を移動していきました。耳から唇へ、唇から首筋へ。そしてついには、胸の突起へ辿り着きました。
佐々木くんは、長い時間をかけて乳首をペロペロと丁寧に舐めてくれました。 その時僕は、我慢できずにまた大きな声で叫んでしまいました。
僕はずっと目をつぶっていましたが、瞼の裏には白い光が見えました。 そしてたまには、体がビクッと痙攣する時もありました。それが2〜3回続くと、いつの間にかペニスが硬くなっていました。
僕は腰から下がむず痒くなり、早くセックスを始めたいと思いました。
でも佐々木くんはとにかく前儀に長い時間をかけました。
それはきっと、彼の優しさだったと思います。佐々木くんはそうやって、僕の緊張が解けるのを待っていたんです。
でもその優しさが、あらぬ事態を引き起こしてしまったのでした。

 僕はベッドへ横たわった時から軽い尿意を感じていました。 それは緊張のせいでしたが、長い時間待たされた事で尿意はどんどん強くなっていきました。
でも彼が一生懸命にかわいがってくれるので、トイレに行きたいとはなかなか言い出せませんでした。 もしもそんな事を言ったら、その場がとてもしらけてしまうと思いました。
だからその時は、我慢するしかなかったんです。
体が痙攣を繰り返すと、僕は時々おもらししそうになりました。 それからはおしっこを我慢するのに必死で、全然彼の愛撫に応えられませんでした。

 僕はもっと早くにトイレへ行くべきでした。
佐々木くんがセックスを始めようとした頃には、もう膀胱がパンパンになっていたんです。
その時はちょっとでも体を刺激されるとおもらししてしまうのが分かっていました。 今更トイレへ行きたいと言っても、立ち上がった瞬間におしっこが漏れてしまいそうだったんです。
だんだん体中に脂汗が浮かんできて、そのうちに白い光も見えなくなりました。
でも彼は興奮していたせいか、僕がそんな状態である事にはまったく気付いていませんでした。

 そしてついに、その時がやってきたんです。
佐々木くんは僕の足を開いて、穴の中に硬くなったペニスを挿入しました。 すると腰に凄まじい衝撃が走って、とうとうおもらしをしてしまったんです。
シャーッとおしっこの音が聞こえて、清潔な枕の香りがどこかへ消えていきました。 それから間もなく、アンモニアの酸っぱい香りが漂ってきました。
僕はすごく恥ずかしくて、最後まで目を開ける事ができませんでした。
佐々木くんはしばらく全然動かなかったけど、彼のペニスの感触はたしかに僕の中にありました。
胸の上には、温かいおしっこが次々と飛んできました。 彼が舐めてくれた乳首にも、いっぱい天然のシャワーを浴びました。
ベッドの上でのおもらしは、かなり長い間続きました。 佐々木くんが僕を愛撫した時間と同じぐらい、シャーッという音が響いていたような気がします。
今更逃げられるわけでもないし、僕はもうどうしていいのか分かりませんでした。
すると突然、穴の中で彼のペニスが大きく動きました。僕がおもらししている時、彼は腰を揺らしてその奥を突いたんです。
「すごい、お前すごいよ。おもらしするほど感じてるんだろ? お前は最高だよ!」
佐々木くんは、その言葉を繰り返しました。大きく腰を振りながら、上ずった声で何度もそう言ったんです。
そして僕は、ひとまずほっとしました。
おもらししても笑われなかったし、笑うどころか褒めてもらえたからです。

*   *   *

 ところがそれ以後、すごく困った事になりました。
それが本当かどうかは分からないけど、世の中にはセックスの時にすごく感じて、おもらしをしてしまう男がいるんだそうです。 そういう男は6万人に1人しかいなくて、とても貴重な存在だと彼は言います。
僕はあの時、気持ちがよくなっておもらししたわけではありません。 ただ我慢が限界に達して、どうしようもなくおしっこが漏れてしまったんです。
なのに佐々木くんは、僕を6万人に1人の貴重な男だと信じきっているんです。 そして彼は、自分のテクニックが僕をおもらしへ導いたと思い込んでいるようなんです。

 あれから佐々木くんと、何度もセックスをしました。
その時彼は、僕がおもらししないととても寂しそうにします。 僕は十分感じているのに、「満足できなかった?」 と聞いてくる時もあります。
だから僕は、仕方なくおもらしをします。 いつもというわけではないけど、2回セックスをしたら1回はその最中におしっこを漏らすようにしています。
そういう時はたくさん水を飲んで、おもらしの準備を整えてからベッドに横になります。 それから頃合を見計らって、適当な時期におしっこを漏らすんです。
だけど最近そうする事が苦痛になってきました。 佐々木くんは満足げにその様子を見ていますが、僕の方は顔から火が出そうなほど恥ずかしくてたまりません。
それにベッドでおもらしすると、後が大変なんです。 体はおしっこまみれになるし、シーツはびっしょりと濡れて、いつまで経ってもアンモニア臭が消えません。
そして何よりもつらいのが、これが彼を欺く行為だという事です。
僕のおもらしは故意であって、決して彼が思っているようなものではありません。
僕は佐々木くんを欺いています。僕が1番恥ずかしいのは、好きな人をだまし続けている事です。

 かといって、佐々木くんに本当の事を打ち明ける勇気はありません。 僕がわざとおもらしをしていたなんて、口が裂けても言えません。
でもこのままでは心苦しくて、彼とのセックスもユウウツになりそうです。
好きな人に嘘をつくのは本当につらいです。彼が喜んでくれるならそれでいいのかもしれませんが、やっぱり胸が痛みます。
これから僕は、いったいどうすればいいんでしょうか。
こうして彼を欺きながら、ずっとおもらしを続けるしかないんでしょうか。
僕は真剣に悩んでいます。
どなたか、こんな僕に良きアドバイスをお願いいたします。
END

トップページ 小説目次

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!