「なんだ?ご主人?何か用?」の巻
「はぁ゛!?」
明らかに怒りの籠もった対応、とてもその声の主が女とは思えない口ぶりのメイド
「まぁ、そう怒るなセレン・・特別手当も出るんだ」
「だけどよぉ!私だけ置いてみんなで旅行って!」
「先に有給休暇を使ったお前が悪いんだろ?」
「う!ぐぅ・・」
どうやら慰安を兼ねての旅行を計画しているようであるが、遊び人のセレンは先に有給を使ってしまい行けない訳だ
「それに式森様をお一人にする訳にもいかんだろ?」
そもそもこの旅行自体ついこの前決定した事だ
「あいつだって!「まぁ一人で何とかなるからさ・・休みでも取りなよ」ってのが始まりだろ!?」
人の良い和樹は毎日自分の為に働いて・・もといご奉仕してくれる彼女達に休みを与えたのだ(半ば強制的に)
「口を慎め・・コレに懲りたら改心することだな」
「ち・・畜生・・返す言葉がねぇ・・」
そして旅行当日
「それでは式森様・・お言葉に甘えて行って参ります・・お体にはお気お付け下さい」
「リーラ達が来るまで一人だったから大丈夫だって・・それに2泊3日でしょ?1ヶ月も2ヶ月も行くわけじゃ無いんだしさ」
彩雲寮前は6台もの大型バスが止まり凄まじい景観になっている
「それでは行ってまいります」
「うん、行ってらっしゃい・・十分体を休めて来てよ」
順次バスが発進し、それを笑顔で手を振って送る和樹・・とことん人がいいようだ
「さて・・学校行くか」
彼はこの時点でひとり居残りが居るとは知る訳が無い
登校〜授業〜昼休み〜授業〜帰寮 あっという間に放課後
「あー今日も何事も無くて平和だったなぁ・・」
毎日楽しみにしている寮の前に来る・・だがそこには人っ子一人居ない・・
「あれ?あぁ・・休みを取ってるんだけ・・こう見ると意外と寂しいな・・」
今更になって彼女達が居なくなった事を悲観している
「おっとぉ!いけねぇ!いけね!あーご主人帰ったの?」
寮の入口から聞いた事ある声がする
「えーっと・・セレン・・だっけか?なんで居るのさ?」
「五月蝿いな、居たくて居るんじゃない、それよりほれ荷物持ってやるからよ」
とことん口癖だけは治す気が無いようだ、それに明らかに嫌々やってるとしか思えない
「あーめんどくせ・・」
荒々しい行動と口・・以前リーラに言われた事がある「メイドとしてなっていない様な者が居たら躊躇わず仕置きをして結構です」と
つまり出来の悪いメイドはドンドン犯して指導して結構との事だろう
「お・・オシオキか・・」(想像してみる・・)
*ここは妄想内
「し・・式森様・・も・・申し訳ございません・・このような失態・・もう二度と犯しませんので・・お許し下さい・・」
手を頭の上で縛られ、足もある程度の角度を付けて固定され抵抗できないようにされているリーラ
「だぁーめ」
ニヒルな笑いを見せ許す気がない事を見せる
「じゃぁ・・先ずは・・あれれ?」
和樹はある事に気が付く・・開かれた足の中心・・股の部分
「縛られて、今からオシオキされるって言うのに・・濡らしてるの?そんなにオシオキして欲しいんだ?」
「は・・ハイ・・式森様に・・オシオキされたくて・・今回のミスも犯しました・・こんな事を考える淫乱メイドです・・どうか・・厳しい処罰をお願いします」
なんと言う事だろう、完璧な彼女がミスをするのは変だと思ったけど、こんな思考があったのか・・嬉しいじゃないかw
「ふぅーん・・じゃぁ厳しい罰を与えないとねぇ・・」
「も・・申し訳ありませんでした・・式森様・・深く反省いたします・・」
妄想終了
「ハァ・・ハァ・・は!オシオキか・・いいかもな・・」
「おい、ご主人!何か用があれば呼べよ?まぁ無い事が一番だけどな」
何時の間にやら部屋に到着していたようだった
「え・・うん・・あーそうだ・・夕飯はどうなってるの?」
「決まってるだろ?」
(決まってるぅ!?)再び妄想内
「初めてだから・・上手くいえねぇけどよ・・コレが夕飯」
どうやって作ったか知らないが・・いわゆる女体盛だ
「ほっほぉ!これは斬新wじっくりと堪能しますか」
終了
「そんな訳ないか」
「何独り言いってやがる?頭イカレタか?」
結構痛く突いて来た
「店屋物に決まってるだろ?めんどくせぇし」
「え・・作るんじゃ・・」
「めんどくせぇっていってんだろ?ご主人よぉ?」
もはやどっちが上かもわからない始末だ
「時間がくりゃ飯が運ばれてくっから適当に食え・・後は判るな?まぁ後は迷惑掛けてくれるなよ」
「う・・」
選択肢1
1「待てよ!駄メイドが!」 2「それ?おかしくない?」 3「あーはいはい」