wonderful world
沢山の祝いの言葉に、溢れんばかりのプレゼント。 山積みにされた人からの自分を祝おうとする想いの数々。 しかし、 門を潜って氷帝学園の跡部景吾では無くなった瞬間、 そこにアイツが待っていて、笑顔でオメデトウって云ってくれれば何もいらない。 いくら恵まれていようともこの笑顔には勝てない。 自分で思っている以上に夢中なんだ。 自分で考えている以上に惚れているんだ。 これは大変なことである。一大事だ。 何時もは利益を先に考える自分なはずなのに。 何がこうも歯車を狂わせた? いくら考えてもコイツのことしか浮かんでこない。重症だ。 アイツがいるオレがいる、ただそれだけで良い。 明日のことなんか明日考えれば良い。誰も解りゃしねぇ。 この最高の時がずっと続けば良い。ただそれだけのことだ。 「お誕生日おめでとう跡部!」 この俺様に対する祝いの言葉を極上の笑顔でアイツが云えば俺様は満足だ。 しかし、こんな事実…口が裂けても神尾には云ってやんねぇからな! 終わり。 跡部景吾様お誕生日おめでとう御座います! 二本立てでお送りしております〜それのまぁ前編的な内容だと考えて頂ければ嬉しいです。 久々に甘いの書きたいなーと思いまして。このタイトルの曲聴いてたらもう甘いの書くのにぴったりだ…!と思いまして。 うちってアマアマが苦手な人間なんですけどね…誕生日の本人がハッピーじゃないのも最近どうかと思いまして…。 やっぱり誕生日の人はハッピーな微笑ましい感じにしよう!と思ってこんな内容です。 跡部が神尾にベタ惚れって事で。まぁ…こんなのもアリかな〜って感じかな。 で、後編的な内容はジロ跡です。ジローが好きな人は読まない方が良いかもしれない…あうう。 そんな痛い内容ですが、前後編合わせて読んで頂けると嬉しいですvv 20031004 戒堂訛音 後編