abnormal affection

「…ん……っ」 「やっと…目ぇ…覚めたかぁ〜」 跡部は煙草を吸いつつ神尾を見つめた。 「あ…ここ……」 神尾は辺りを見渡した。 「神父室だ。お前気絶しやがったから、俺が運んできてやったんだぜ」 跡部は煙草の煙を口から吹き出しつつ神尾にへと近付いた。 「あぁ…そうだったんだ…ゴメン…跡部……」 神尾は跡部の目からわざと視線を外していった。 「…まぁ、良いって事にしといてやる…そんな事より……」 跡部は神尾が横たわるベットに腰掛けた。 「…そんな事…ん…ッ…」 「早く…続きしようじゃねーの…アーン?」 そして跡部もベットに横たわり、ベットの軋む音が聞こえてくる。 こんなにも、お前を求めてしまう。 その行為に抵抗をしないで、受け入れてくれるお前。 歪んで 歪んで… 歪んで…… こんなにやってもやっても満たされない。 醜い 醜い… 醜い…… 俺の心は未だ、深い闇の中。 それでも確信出来る事が、唯一たった一つ。 それは… 「…もう…何処にも行くんじゃねーぞ……」 “お前が必要” どうやら…お前が愛しくて、愛らしくて堪らないらしいんだ。 アイツは想っても…想っても…空回りだった。 そんな時…再び、お前と出逢った。 お前は気付いて、いるのだろうか…? そして、 アノ時交わした“約束”を覚えている…? 「…跡部ッ……」 瞳を潤ませ、俺を見つめるお前。 抱き締めて…みようか? 「…跡部…温かい…よ……」 素直になれる。 お前だから。 そう…お前だからこそ。 じゃあ…初めて優しく、お前と口付けを交わそうか…? 俺が唇をなぞると、お前はゆっくりと瞳を閉じた。 「…んっ……」 俺は壊れ物に触れるかの様に、お前の唇に口付けた。 浅い…しかしながら、 今まで交わした口付けとは違う。 「…神尾……」 深い…口付け。 すまねぇな。 俺、不器用だから 心配させたり 泣かせたり そんなのばっかりだな。 今なら言える… 否、今しか言えないだろう… 「…俺はお前が必要なんだ……」 俺の心は深い闇の中から解放された。 目の前には愛しのお前。 そんなお前の瞳には、涙が溢れている。 あぁ、また俺は…お前を泣かせてしまった…… 「…泣くんじゃねーよ、そんな暇あったらやる事しやがれ!」 勝手に動く口。 素直になれるのは、幾らお前の前でも刹那にしか訪れない。 「…だって……まさかそんな…本当なのか…よッ!?」 俺の手を握り締めて、瞳を一点に見つめて、俺に問い掛けるお前。 「…知るかよ…黙ってやがれ……」 お前の手を振り解く。 瞳を観ることが出来ない。重症だ…。 その時、ふわりと…人の温もりを感じた。 お前が俺を抱き締めた。 「…俺も跡部が必要なんや……」 そして、初めてお前からの口付け。 巧く…呼吸が出来ない。 「…跡部…続き…しよ……?」 俺を上目遣いで見つめてくるお前。 「……」 無言で返事をする。 ズボンのチャックに、手を掛けているお前。 「…んんっ……」 俺自身を隅から隅まで、入念に舐め上げる。 「…はぁん……ッ」 声を殺す事が出来ない。 卑猥な口の動き。 それを観ているだけで、俺の本能が掻き立てられる。 めちゃくちゃに…したい…… 「くはぁ…ッ…!?」 そして、俺は果てた。 お前の口端からは、俺のモノが一筋に滴れている。 それを指で拭って口に含んで、お前は飲み込んだ。 「…跡部…もう…良いだろ…?」 お前は己の下半身に手を掛けて、俺の顔に向けた。 「…あぁ…俺ももう限界だ……」 俺はお前の中に浸食する。 「…ひんッ…んあっ……!?」 お前が悲鳴に近い喘ぎ声をあげる度、俺は…… 「ひぁん…く…はぁあ〜んッ」 お前の中に無理矢理に浸食しに行っては、俺は…… 「…あん…はぁ…ひぁあ〜〜ん」 俺の腰の動きに同時に反応するお前に、俺は…… 「あ…と…べッ……俺…も……あひッ!?」 更に腰を激しくお前の顔が弛んでいき、俺は…… 「あん…はぁ〜ん…ひぁああ〜〜ッ!?」 己を吐き出してぐったりとするお前に、俺は…… 神尾アキラという“君”しかみえない。 next

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