abnormal affection

「あ…あぅ…あ…」 神尾は恐ろしさのあまり、声にならない言葉を発した。 「…アキラがいけないんだよ……」 深司は神尾の頬にナイフを這わせた。 「アキラが跡部神父が好きだなんて言うから…それに前の伝道師の変わりだって解ってるのにまだ好きだとか言うし…」 ナイフは首筋を通り、胸元にへと辿り着いた。 「…前から…ずっと……」 ──カチャン… 深司の手からナイフが不意に落とされた。 「…ほら…立てよ…」 深司は神尾に手を差し伸べ、神尾は深司の手を握り起き上がった。 その深司の手はとても…温かかった。 「あ…」 神尾はまた深司にずるずると引きずられる形でリビングにへと辿り着いた。 リビングに着くや否や、深司はシャワーで濡れたシャツを床に脱ぎ捨てた。 神尾はその深司の行動を、深司から少し離れたソファーからぼーっと見つめていた。 深司はその空虚な瞳の神尾をじっと見つめ返した。 深司は動かぬ人形の様な神尾に歩み寄った。 そしてまた神尾の手を引き、今度はぎゅっと抱き締めた。 二人の肌と肌が触れ合いお互いの体温が通じ合っていた。 「…そんな瞳で、見つめるなよな。アキラが、そんな顔するから…冷たくするにも出来ないよ……」 深司が戸惑った様子で言った。 「どれだけ…自分が俺に対して…傷つく事言ってるか…気付いてないでしょ…?」 そう深司が言うと神尾は驚いた表情で顔をあげた。 「本当…鈍感なんだから…アキラは……どれだけ俺の心を乱せば…理解してくれるのかな……」 そう深司は言い終えると神尾の唇に貪りついた。 「…ふぁ…んっ……」 深司と神尾の互いの舌が絡み合った。そして、深司が不意に唇を離しこう言った。 「俺…ずっと…アキラの事好きだったんだよね……」 「……!?」 神尾は普段は良く顰めている目を見開いて深司を見つめた。 「…いつも愚痴聞いて相槌うって…でも今回ばかりは俺も黙ってられない…俺は…跡部神父を許さない……」 深司の瞳は憎しみに満ちていた。 「…あんないい加減な奴の事なんて、忘れさせてやる……」 深司はそう言うと、更にきつく神尾を抱き締めた。 「……」 そして神尾も深司に腕を回した。 神尾はその深司の優しさに完全に捕らえられた。 もう、後戻りは出来ない。 二人は徐にベットに横たわった。 人の温もりが欲しい。満たされたい。甘えたい…… 神尾は深司をぎゅっと抱き締めた。 傷ついた心。何もかも忘れたい…今だけでも。お願いだから…忘れさせてくれ…… 深司は神尾の頭を優しく撫でた。 その深司の手はとても温かくて、心地良かった。大切にされている…実感が沸く。 …幸せって…こういうモンなのかな…? 神尾の瞳から一筋の涙が零れ落ちた。 それはポロポロとベットに舞い降り、止まることを知らなかった。 深司はその神尾の瞳から流れ落ちる涙を、切なそうな表情で拭った。 「……俺…ッ…」 止まらない涙も…何時か乾く時が来る…惚れた弱みで待ってやるさ…… 深司は神尾の唇にそっと口付けた。 「目を閉じても…何も怖くない…安心しろよ…俺は此処に居る……」 そう深司に言われ神尾はゆっくりと瞳を閉じた。 「…はぁ…ん…」 深司は神尾自身を取り出し口に含んだ。 今まで深司がしてきた行動により神尾自身は今にも張り裂けそうだった。 深司は先端から根元の隅から隅まで、神尾自身を愛しいように舐め上げた。 「…深司、俺…もう…ッ!?」 そう神尾が言うと深司の口腔内には神尾の遺伝子が撒き散らされた。 「あ…ごめ……」 神尾が申し訳なさそうにそう言うと、深司は神尾の遺伝子を無言で飲み込んだ。 「……」 神尾は無言で深司のズボンのボトムに手を掛けた。 そして、深司自身が現われると神尾はそれを口に含んだ。 「…ふっ…んぁっ…」 ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てながら、神尾は深司自身を激しく刺激した。 「…そろそろ…出る…ッ!?」 そして深司は神尾の口内で果てた。 神尾は己の口の中に飛び散った深司の遺伝子を全て飲み込んだ。 「…し…んじ……俺…もう…我慢出来ねぇ…お願い、挿れて……」 「でも…今挿れたら…痛いんじゃない…アキラ……」 深司は神尾をじっと見つめた。 「…いいんだよ、それ位が俺には丁度良いんだ。だから…深司……」 神尾は深司を上目遣いで見つめた。 「…解ったよ……」 深司は神尾の蕾の部分に己自身を押し当てた。 「…思いっきり…突き上げて……」 そう神尾が言うと深司は神尾の中に徐々に侵入していった。 「…ひぁ…んッ!?」 神尾のまだ慣らされていない蕾からはメリメリと痛々しい音が響いていた。 「…血が……」 「構わねぇよ…続けて深司……」 痛くても良い…人のぬくもりをずっと…感じていたい…… 俺から…離れて行かないで…お願いだから…もう…一人にしないで…… 「…うはぁ…ひぃッ!?」 神尾から苦痛の声が洩れた。 コイツが俺が一番と云う日は来るのだろうか?所詮、俺はアイツの変わりなの位解ってる。 でも…少しの可能性を信じても良いでしょうか?神様。 「…アキラ……」 そう甘い声で深司は呟くと神尾の中に深く侵入した。 「はぁ…ッ…あぁ〜ん…」 それと同時に神尾の声は苦痛の声から甘い声にへと変化を遂げた。 「あん…あはぁ〜ん」 神尾は激しく喘いだ。 神尾の喘ぎ声で深司の頭の中は支配されていく。 深司の腰の動きは激しくなり、神尾の喘ぎ声も更に甘く激しくなった。 「…ひぁ…ふぅん…」 神尾の腰は深司の腰の動きに合わせて激しく動作した。 二人の唇は執拗に絡まり、深司の右手は神尾自身を刺激した。 「…もっと…激しくぅ〜はぁ…んッ」 深司は神尾の中でどんどん加熱されていく。 そして深司の右手に納まっている神尾自身も激しく脈打った。 「…しん…じ……俺…もう…イ…ク…ひぁああ〜んッ!?」 そして二人は同時に自分の欲望の固まりを吐き出した。 「あ…と…べ……」 夢の中、君はやっぱりアイツを想う…のか? 「…アキラ……」 隣で眠る君。その一筋に流れる涙は、アイツへの想い…なのか? でも、 俺は、諦められない…否、諦めたくない。 「…好きだよ…アキラ……」 そっと君と接吻を交わし、そして俺も君の隣で眠りにつく。 少しの可能性を…少しの希望を。 君への永遠の愛を誓いつつ… 俺は深い…深い…闇の世界にへと導かれる… next ふ〜三話分の更新一気にするのはやっぱ相当疲れる…神経集中!ですな。 えーっと、今回更新分はベカミってよりイブカミ…ですね(苦笑)伊武深司、絶対こんなキャラじゃねーよーっ!(叫) 注意書きしてるからベカミしか考えられない人は読んでないとは思うんだけど…この絡みは絶対入れたかったんです!御免なさい。 それにしても、深司の台詞回しはやっぱ難しい…ぼやきな感じって難しすぎ(泣)無口なキャラの方がまだ良いかもしれない…。 で、忍足さん。岳人追ってローマですよ!ローマ!忍岳(岳忍?)二人はほのぼのと生活して欲しいモノですね〜ハイ。 忍足の関西弁は…まぁ以前は関西出身の方々を主に書いてたので、標準語よりは良いかも…一番得意なのは博多弁!(オイ) とにかく、ココまでの更新で三分の二って感じですかね。後、三分の一どうかお付き合い下さいマセvv 20030914戒堂訛音

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