ripple
生活ってあんまり快適でない。
みんな好き勝手に生きているから、どうしても相手の行為によって傷つけられてしまうことがある。
もちろんそれって当然のことだ。
それこそが自由主義社会の特徴なんだから。
だけどそれではどうしたってつらくなってしまうときがあるのだ。
だからみんな、なんとか気丈に生きる姿勢を模索する。
「相手の欠点には目をつむり、長所だけを探すようにする」
「相手の気持ちはきっぱりと捨てて、自分のやりたいように生きる」
みんなこのどちらかを選んで生きる。
前者が河で、後者が湖。
だから僕はさざ波のような生き方をしたいと思う。
だから僕の生活の凝縮であるはずの「work」を、ここでは「ripple」と呼ぼう。
要するに作品のページ。
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