スカーレットジェム(ダリオダリオ)
ダイオダリオと言う名前に決まったようですが、日本ではスカーレット・ジェムという名で呼ばれていました。なんとなくスカーレット・ジェム(真紅の宝石)のほうがこの美しい魚のことを的確に表している気がします。
日本に輸入されるようになってまだ日が浅いようですが、見た目からも分かるとおりバディスバディスなどの仲間です。
私は以前バディスバディスを飼育していましたが、動きもおんなじ様な感じで体色だけが派手なバディスと言った感じです。やはり同じように生餌以外にはなかなか慣れないようです。
飼育を始める場合はまずブラインやイトメを中心にあげて徐々に慣らすのが良いと思います。そうしないと餓死もありえます。
餌をあげる時はまず今後慣らしていきたい人口飼料などを少量投入し、少し時間を置いた後に好物の生餌を上げると言うふうにした方がいいと思います。
水草にも非常に良く映えるのがジェムの特徴でもあります。
それに水草水槽などの隠れ家の多いところならば自然に繁殖に至る場合もあるようです。
ただ残念なことにオスに比べてメスが非常に少ないため、ペアで飼うのが難しいことです。成長するとメスはオスに比べて地味なようで判別つくようですが、小さい時はわからないようなので10匹くらいまとめて買ってメスがいたらラッキーといったところでしょうか。