カメラを止めるな!特集
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■感想
いやぁー面白かった。
一本でホラー映画とコメディー映画を楽しめる。
お得感一杯の映画。
ホラー映画としてはB級。
コメディーとしても「ラヂオの時間」の焼き直しでしかなく、B級感は否めない。
しかし、B級とB級を足すのではなく、かけるとA級になる。
というお手本のような映画。
コメディー要素の多い作品なので、細かいことはあえて書きません。
オチがわかってしまうとつまらないだろうから。
あえて書くとホラーパートでは、
3人の会話の途中で変な間が出来る違和感が妙にリアルで新鮮でした。
「家族ゲーム」のようにもみえます。
「ちょっと。ちょっと。」のシーンは、すぐに意味がわかりました。
そして、斧が頭に刺さった女性が立ち上がるシーンは大笑いしました。
ちなみに「One Cut of the Dead」は「ゾンビ」の原題のもじりです。
舞台裏パートでは、
護身術の映像を観ているのが、「お葬式」みたいでした。
伊丹十三監督は「映画は脚本が全てだ。」と言っていましたが、それを思い出さしてくれる作品でした。
とにかく、観て楽しむべし。
そして、観賞後すぐに最初から見直すと更におもしろさが倍増する作品です。