アルタンはベッドの上で目覚めると、前日の快感と恐怖を思い出し、身震いした。
彼は将軍を見つけようと辺りを見回したが、この部屋にはいないようだった。
彼は鏡を見つけると、それに近寄り、全てが夢であることを祈りながら覗き込んだ。
しかし、そこに見えるのはシルクのドレスを着た女性だけであり、彼の望みは潰えた。

その時、侍女達が入ってきて、忙しく動き回り始めた。
彼女達は彼の体を風呂で洗い、彼の着替えの準備を始めた。
彼は抗うこともできず、成すがままだった。
レースのショーツと、ピンクのキャミソールを着せられ、ガーターベルトと、ストッキングを履かされた。
そして、彼女達は、青く長いドレスを彼に着せた。
彼の胸は強調され、乳房が服の中にあることを強く意識させられた。
彼ひとりでは、彼を縛るドレスからは抜け出せないことや、自身が女性という無力な存在である事を考えると、不思議と性的な興奮を覚えた。

彼女達は彼を座らせると、彼の髪を整え、化粧を施し始めた。
彼の唇は魅力的に赤く染められていき、唇を撫でるなめらかな口紅の感触は、将軍のキスを思い出させた。

化粧が終わり、彼は鏡を覗き込んだ。
鏡の中に居る少女は、女として完璧な体と、可愛らしい顔を持っていた。
彼女のドレスは、さらに彼女の魅力を引き立てていた。
その柔らかく、しなやかな体を見ると、彼は彼女の魅力と女らしさを認めざるを得なかった。
彼女を見ていると、彼の意識も『彼女』になってしまうような気がして、慌てて彼は鏡から目線を外した。

女達と共に他の部屋へ移動していると、彼のドレスが足に柔らかく当たるのを感じ、改めて男との感覚の違いに驚いた。
そして、女の衣服をこのままずっと着て、この素晴らしい感覚を味わっていたい誘惑に駆られた。

別の部屋で彼は、女としての振舞い方や、歩き方などを細かく指示された。
女性的なお辞儀や、長いスカートを踏まずに歩く練習をした。
堂々とした歩き方ではなく、小さく女性的に歩くことを強要された。
また、どのようにしてスカートの広がりを抑えればいいかを教えられた。
彼女達がある程度満足すると、彼はまた別の部屋で化粧の仕方や、下着からドレスまで様々な女性の服の着方を学んだ。
女達は、アルタンに女性の服を着させ、様々に着飾るのを楽しんだ。

彼は、ランジェリーから始まり、様々なフリルとレースのバスクを着させられた。
どの服のどこがよかったかを、彼に言わせることにより、彼女達はアルタンを弄んだ。
女達に従い、命令されるがままに女の衣服を着る以上の屈辱は無いように思えた。
ランジェリーの後、彼はスカートを着させられた。
短いスカートを身に付けると、意識しなくても女のように歩いていた。
男だった時、彼の手は素早く剣を抜ける位置にあった。
しかし、少女になってしまった今は、彼はスカートを押さえ、ドレスが崩れるのを防ぐために、彼の手を使っていた。
女の体に慣れれば慣れるほど、彼の精神も女性化してきていた。

彼女達は彼自身を男に魅力的に見せる方法、つまり女の側からの、ドレスの知識、それを着る方法、ダンスの技術、男の欲望を満たす術を教えられた。
自分が女らしくなって行くのは彼にとって大きな恐怖だった。
将軍は、アルタンが女として躾られ、彼をより悦ばせることに期待していた。

彼がほぼそれらの事を学び終わると、再び部屋を移動し、将軍と会う服を選ぶように言われた。
彼は自分の生涯の内で、自分が着る下着とドレスについて考える事になるとは思わなかった。
もしアルタンが将軍を満足させる物を選ばなかった場合、彼の同胞たちが苦しむことになるだろう。

彼は恥ずかしさで顔を赤らめながら、部屋いっぱいに並んでいる服を見始めた。
将軍が喜ぶ物は何かを考えながら、彼は試着を始めた。
沢山の物を試着しているうちに、女性の下着を着る事を楽しんでいたことに気づいた。
体を包む柔らかくぴったりとしたレースの感触と、シルクのストッキングの感触が、彼は気に入っていた。
レースとシルクの服は、彼の意思を無視して、彼の心を一層女性化させているようだった。

不意に彼は、ここから逃げ出し、将軍と、徐々に女性化してきている彼の心から逃げたくなった。
ランジェリーを脱ぎ捨て、ドアへと走り出す誘惑が彼を誘った。
しかし、女性の服を着る誘惑には勝てず、彼は服を選びつづけた。

彼はタイトなバスクを手に取った。
滑らかで柔らかい女の体を感じながら、肩紐を肩にかけ、胸の上を滑らせた。
続いて脚を引き付け、ストッキングの中に滑り込ませた。

下着のまま、彼はドレスを選びにかかった。
いくつかを試着した後、ピンク色のタイトなボディスと、フリルのついたスカートを選んだ。
それを着ていると、背徳感で心臓が高鳴って来るのを感じた。
薄めの化粧を教え込まれた通りに施し、いくつかの装飾品を身につけた。

一通りの手順が終わると、彼は背後でドアが開く音を聞いた。
将軍が入ってきたと分かると、そちらに向き直り、足を揃えて控えめにお辞儀をした。
それは腰をドレスのプリーツに沈め、スカートの端を控えめに持ち上げる、将軍が満足するのに十分な物だった。
将軍が近づいてくるまで、彼は礼をしたまま目を下に向けていた。
彼は将軍の所有物であり、服従的で物静かであることが求められた。

彼は下を向きながら屈辱と羞恥で真っ赤になっていた。
女の体で女の服を着ていると、男の体の記憶が曖昧になっていくようだった。

将軍はその場で回って見せるように言い、彼を舐めるように観察した。
アルタンはゆっくりと優雅に回って見せ、将軍はそれに満足したようだった。

将軍は彼を引き寄せると、彼を抱きしめ、情熱的なキスをした。
そうされるだけで、彼の頭は霞がかかったようになり、将軍に応じていた。
将軍の逞しい肉体に抱擁されていると、体の芯が少しずつ熱くなってくるのを感じた。

ブロンドの髪をかき分けるようにして、将軍は彼の首にキスを始めた。
将軍の手と舌は、ゆっくりと彼の体を動き回り、彼の胸を愛撫した。
彼の的確で手馴れた愛撫により、彼の息は少しずつ弾みだした。

将軍が彼の手を取り、豊満な胸を触らせると、自分の心臓が大きく脈動しているのを感じた。
既に彼の乳首は硬くなり、手の平に硬い部分を感じた。
将軍が彼の胸をゆっくりと持ち上げるように愛撫すると、彼は目を閉じ、それに耐えた。
女の快感は、男の真っ直ぐで力強いそれとは違い、頼りないものではあったが、将軍が胸に触れるたびに彼の唇から出る小さな声を止める事は出来なかった。

目を閉じたまま将軍の愛撫を受けていると、ドレスの感触がより鋭敏に感じられた。

将軍は、ドレスをゆっくり脱がせながら、彼への愛撫を続けた。
将軍の意のままにされる事は屈辱だったが、同時に奇妙な高揚を彼にもたらした。
彼のドレスは肩を滑り落ち、彼の体を撫でながら床に落ちた。

将軍の手は、アルタンの内股に触れ、彼のパンティーを撫でた。
彼は将軍の手によって、女の部分が濡れてきているのを感じた。
アルタンは快感に流されないように必死で耐えていた。

アルタンが女性の快感を感じて興奮していることは将軍の目には明らかだったが、彼は必死に冷静を装おうとした。

将軍の手が彼のパンティーの中に入ってくると、これまで以上の快感が彼に押し寄せた。
将軍が撫でるように彼を触ると、彼は甘い声を上げた。

将軍が彼の首を舌でなぞると彼は顔をわずかにそむけた。
将軍は、アルタンの手を取ると、彼の一物に押し付けた。
彼がズボンから解放すると、それは大きく跳ねた。

アルタンがその大きさと硬さに狼狽していると、将軍は彼の胸と秘所への愛撫を再開した。
将軍に指をたった一本中に入れられただけで、アルタンは容易く支配されてしまっていた。
自分の中に物が入ってくる感覚は、どうしても慣れない物があったが、その感覚はまた素晴らしいものだった。
女体を熟知した将軍の前では、最強の戦士だったアルタンも、快感に喘ぐ女に過ぎなかった。


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