お悩み解決?
あわてて俊は素知らぬふりをして立ち上がった。
「・・起きたか?・・・」
「・・ん・・寝ちゃってたのね、私。」
「朝早かったからだろ。」
「・・ん−・・」
俊はそのまま波打ち際まで歩いていった。
・・・あ・・・危なかった・・・
跳ね上がりそうになっていた心臓を落ち着かせながら海へと入っていく俊。
砂浜から蘭世がまぶしそうに眺めている。
たくましい腕、頼りがいのある背中、そして・・・・。
蘭世は肩紐を直すと俊の後を追いかけていった。
「待ってー、私もいくー」
俊が振り返り、片手を差し出して蘭世を招いた。
ゆっくりと泳ぎながら二人は沖の方へと向かっていく。
「もう、足が立たなくなっちゃったね・・・」
「あの、岩までいこうか?」
「うん!!」
俊の腕につかまりながら泳いでいく蘭世。
・・・ちくしょー腕にあたんだよ、それ・・・
俊は興奮を抑えるのにかなりの労力を要していた。
・・・こいつ・・わかってやってんのか?・・・
俊はわざと蘭世から手を離してみた。
「きゃっな・・なにするのぉ・・・」
あわてて、蘭世は俊の腕を追いかけた。俊はそんな蘭世を海中で抱き寄せた。
「・・あ・・・あの・・・も・・もう・・・大丈夫よ・・・」
俊の足の上にもぞもぞしながら蘭世がまたいで座るような格好になっていた。
「じゃ・・いくぞ・・」
「う・・うん・・」
二人は再度泳ぎだした。
「やっとついたぁ−」
「案外遠かったな。」
「そうね−ほらコテージがあんな遠くにあるわ」
蘭世を先に岩に登らせたあと俊は続いた。
じりじりと二人に照りつける太陽光線が体の中まで熱くする。
「あっつ−いね」
「そりゃ夏だしな・・」
俊の目線は蘭世の体に釘付けだった。
水しずくが体から落ち、太陽を反射してきらめく。
水着の1mm下は自分しか知らない秘密がたくさん詰まっている。
俊はもはや我慢の限界に来ていた。
「・・蘭世・・・」
「ん?」
俊は蘭世を抱きかかえると一気に水中へダイビングした。
海の中での口づけは潮の香りにむせ返る。
それがいつしか甘くいとおしいキスへと変貌を遂げる。
「ぷはっ!!」
二人が海中から頭を出し、再度の×××・・・
俊の指先は蘭世の肩紐を外している。蘭世は俊の首につかまっているしか 方法が無い。蘭世の腰を抱きしめながら俊はさらにいたずらを仕掛ける。
「・や・・だめぇ・・こんな・・・・」
「だれ、もいない・・俺たちだけだ・・」
俊の指先は水着の中へ入り込み、蘭世の頂点にふれる。
そこはすでにしこり始めていた。
腰を抱いていた手はヒップのラインに沿いながら秘密の部分を 探り当てると、水とは違う何かでぬるみを帯びている。
「・・やぁ・・・」
秘密の部分に海水の冷たさを感じ、蘭世は思わず声をあげてしまう。
その感覚は嫌なものではなくむしろ、快感を呼び覚ましかねないものであった。
だからこそ、蘭世は恥ずかしさの中に甘さを帯びた声をあげる。
非日常の中にいる、二人はそのままとけてしまいそうな感覚に襲われている。
波間に漂いながら俊の体に自身を寄り添わせながら、快楽の渦に巻き込まれる。
その思いはとどめようもなく先へと進もうとする。
大きな波が二人を包んだ。全身が海中へ消えた。
・・・・このまま・・・・どうなっても・・・・
蘭世はそう思ったが、俊はそこで一歩踏みとどまった。
・・・いかん・・・・今日は・・・
今日は海にきているんだ。このためじゃないんだ・・・
蘭世の体を抱き上げると、岩の上にあがらせた。
「・・・あ・・・えと・・・・お・・泳ごうぜ・・・」
岩に立ち上がった俊はそういうと海岸に向って飛び込んだ。
「こいよ!!」
俊の問いかけに蘭世は答え、海に飛び込んだ。
二人はじゃれあいながら砂浜まで泳いでいった。
「いっちばーん!!」
「ちくしょー!!」
蘭世が先にチェアまでつく。俊はゆっくりとあとを歩いていた。
蘭世はタオルで顔を拭くと、サンダルを履いて波打ちぎわに添い歩き始めた。
そんな蘭世を少し遅れて俊が歩いていく。
水を吸って肌にぺたりと張り付いた水着が蘭世のスタイルを際立たせる。
肌色が布に透けて見えている。
結婚当初よりくびれたウエスト、張りのあるヒップ、増えたバスト。 どこもかしこも俊の知らないところはない。
それでいて、こんなときに見せる蘭世の姿ははっとさせられる。
・・・・俺は・・どれだけ・・・・
小さい声でつぶやく俊。
「どれだけ・・・大事にできてるんだろう・・・」
・・泣かせてばかりだった・・・傷つけたこともあった・・・そして今
・・・・二人でここにいる・・・・・
ここで今何を言ってもきっと暑さのせいだな・・・
そう思い俊は考えを切り替えた。
しみじみと蘭世を眺めていると、どうしても俊の脳裏にはあれやこれやと 浮かんでくる。
自分の知らない蘭世を見るとつい、まだないかとさがしてしまう。
・・・まぁ・・・いいか・・・
俊はふとコテージの自分のかばんに入っているもうひとつの小さな紙袋に 思いをはせた。
・・・・あれ・・・・夕方部屋に帰ったら渡してみよう・・・・
きっと・・・大丈夫だ・・・・
俊は水着を買ったときある小さなものも手に入れていた。
それは、真っ白い総レース仕様の下着・・・・もちろん俊好みである。
「・しゅーん・・早く・・・ほらこっち・・・見て!!」
「あ・・ああ・・」
蘭世に手を引っ張られながら俊は頭のなかでそれを着けた蘭世を想像して、
・・・・・今夜は・・楽しみだ・・・・
とほくそえんでいた。

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