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「・・・・あ・・・・ん・・・・っ・・立って・・・られ・・ない・・」
鈴世はバルコニーの椅子になるみを座らせるとシャンパンを口に含み、なるみと口付ける。
「ねぇ・・・このベリーよりなるみは甘いよ・・・どうして・・・?」
口に流し込まれたシャンパンの冷たさと鈴世の熱いささやき・・・なるみの手が鈴世の髪に差し込まれる。
「し・・・らな・・い・・」
「そう・・・?・・・本当に・・・?」
そういうと鈴世はなるみの片足を抱え上げその間に滑り込む。
「いやっ・・・鈴世くん・・・こんな格好・・・・」
「・・よく・・・みせて・・・なるみの・・・・もっと・・見たいんだ・・・」
なるみのそこは熱く潤んでいる、
「こんなに・・・こんなに・・・気持ちよくなってるの・・・?」
・・そんな・・・そんな・・・
なるみの内腿に力がかかる、必死で閉じようとするも鈴世のからだがはいりこんでいるのでどうにもこうにも身動きが取れない。鈴世の指は慈しむようになるみの体に触れていく。
・・なるみ・・・
初めてのときは余裕がなかった鈴世だが、今日は違っていた。ゆっくりと時間をかけてなるみを愛していく。鈴世の手がなるみの乳房を包み込みやさしく揉むとなるみは小さく声をあげる。
「いいよ・・・声・・・出して・・・聞きたいんだ・・・なるみの・・・その声・・・」
なるみは自身の敏感な部分に違う感覚をおぼえた、芽の部分をやさしくついばむように鈴世の唇が触れる、その舌はなるみの中へ差し込まれていた。
「・・・うっ・・・くぅ・・・・あ・・・はぁ・・・・あぁ・・・」
押さえきれないとばかりに声があがる。その声とともに鈴世の愛撫が激しくなる。
「・・・いぃ・・・あぁ・・鈴世・・くん・・・」
「・・・もっと・・?」
「・・う・・・・ん・・・・」
前のときとは違う、開放的な旅先で味わう二人だけの濃密な時間。
・ ・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・くちゅ・・・
なるみの秘部からもれてくる音は波の音にかき消されて他の人には聞こえない。
ただ二人の間にだけ届く、いやらしく快感を高める音。
「・・・あっ・・・ふぅ・・・ん・・・・」
「なるみ・・・・!!・・・」
鈴世の手はなるみの胸元まで這い上がっていく。ふくらみに届くと、そこをゆっくりとなぜる。じょじょに頂点が固く尖がっていくのを指先で感じながらなるみを味わっている。
熱く流れ落ちるそれは甘く、鈴世の理性を溶かし込んでいく。
なるみもまた、鈴世の舌の動きにあわせて腰が揺れ動き、鈴世を求める。
鈴世は片手を胸からはずし、敏感な部分への愛撫を開始させた。
「・・やぁ・・だ・・・め・・・・そ・・れ・・」
「・・どうして・・なるみ・・・」
「・・・だ・・・・だ・・・っ・・・てぇ・・・あぅぅん・・・」
なるみは今までにない快感に酔いしれている。
・・お酒のせい・・・・それとも・・・・?・・・
鈴世の指が1本、なるみの中に差し込まれるとビクンッと体がしなり、チェアの肘掛においた腕に力が入る。 |