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せめて顔を見られないようにと言われるようにうつぶせる。
「開け、足を。もっとだ・・」
震える足がブランケットの上を滑った。
視線がつま先から上へと上がってくる。
「膝を曲げて腰を上げるんだ・・・・」
いやいやと首を振る。
これ以上はできないというように。
パシンッ・・・・・
鈍く肉を叩く音がした。
「ぅっ!!」
由真は思わず身体を仰け反らせる。
その顎をすかさず支えると満の瞳が由真を捕らえる。
「俺の言うことが聞けないの?」
堕ちる・・・
音がする。
ストンと。
すりかわる音が。
由真の内部で何かが変わっていく。
私は・・・・
私は・・・・
満の手が顎を撫ぜるように離れていく。
そしてもう一度、平手が由真の尻を叩いた。
ゆっくりと腰が持ち上がっていく。
「そう・・・いいこだ・・・」
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