「具体的に…どうするの?」 
勇気を振り絞って、訊いてみました。 
「まずは桜君のが大人しくなってからだよ」 
言われて自分の体を見下ろすと、僕の下半身はまだまだ元気なようです。 
「それが元通りになってからじゃないと、勿体ないから…」 
ドクロちゃんはくふふ、と悪企み全開な笑みを浮かべました。 
それから待つこと一分と三十秒。ようやく僕のカラダは落ち着きを取り戻しました。 
「それで、ドクロちゃん?」 
「うん。もういいよね」 
ドクロちゃんはうきうきと僕の足元に腰を降ろしました。 
わざわざ一旦休ませるなんて、これから何をされてしまうのやら。 
期待半分恐怖半分な心持ちです。 
とりあえず、神様に「もげませんように」と祈りを捧げておきました。 
「いくよー」 
ドクロちゃんはがしっ!っと僕の足首を掴み、自分の方へ引っ張りながら大きく開脚させました。 
そして、僕の両足の間に自分の左足を滑り込ませます。 
これはまさか、あの― 

ガガガガガガガ……! 

「ああぁぁあっ!!」 
電気按摩。説明する間でもなく、究極の禁じ手なあの技です。 
白いソックスに包まれたドクロちゃんの足の裏が、僕の局部全体から前立腺にまで 
強烈な振動を送り込んでいます。 
「ドク…ロ……ちゃ…あぁっ!」 
「桜君の、もう元気になってきたねー。若い若い」 
振動と同時に伝わってくる快感に、僕はどうする事もできません。 
再び大きくなった僕の息子を、ドクロちゃんの足が責めたてます。 
最初はシンプルに足をバイブレーションさせるだけでしたが、 
しばらくすると足の動きに変化が生まれてきました。 
まずは親指と人指し指を棒に強くあて、しゅっしゅっと上下に擦り始めます。 
自分の手でするときとは比べものにならない快感に僕はのけぞってしまい、 
必死に本能的な衝動を押さえこみました。 
今度は踵が、大切な袋を下からぐいぐいと責めたてます。 
「ぐ…ぁ……あぁぁあぁぁぁ…」 
僕は電流のように脳を貫くあまりの刺激に、ただただ悶える事しかできません。 
汗ばんできた靴下が、よりフィット感を高めます。 


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