「ここからパンツかなぁ?」
真弓ちゃんが、スカートごしに下着のラインを指でなぞった。
それから、手のひら全体でお尻を撫でてくる。
「ひゃっ…」
悲鳴が洩れてしまいそうになって、慌てて口をきつく閉じた。真弓ちゃん…手つきが妙にえっちぃ。
手首のすぐ上から指先まで全部使って、舐めるみたいに撫でてくる。
「意外といい形してるね。安産型ってやつかな?」
周りの子よりお尻が少し大きいっていうのは、自覚してる。
でも体全体で見れば一応痩せてる方だし、それは本当にちょっとだけ。
なのに服の上からそんなことまで分かるのは、真弓ちゃんがそれだけ遠慮なく触ってるってことだ。
私は少しでも手から遠ざかろうと体を捻ったりするんだけど、全く逃がしてもらえない。
「こら、力抜いてよ。やりにくいじゃないの」
そんなこと言われたって、やりにくいようにしようとしてるんだから…。
お尻にぎゅっと力を入れたままでいると、真弓ちゃんの触り方はさらに大胆になった。
私のお尻を掴むようにして、ゆっくりと揉み始める。
「ふ……ぅっ…」
私は周りに聞こえないように気をつけて、小さく息をついた。
マッサージするみたいな揉み方のせいで、お尻がだんだんほぐされていくのが分かる。
「時間稼ぎしたって無駄だよ。時間はたっぷりあるんだから」
上げっぱなしの腕に付けてる時計を見ると、まだ15分しか経っていなかった。
ってことは、あと45分も…?
力が抜けきってしまったのに気づくと、真弓ちゃんは『これからが本番』っていうように私のお尻を強く握った。
そのまま、形が変わるんじゃないかって程にぐいぐいと揉みこんでくる。
真弓ちゃん、やらし過ぎる…。
友達が相手じゃなかったら、こんな風にされたらどんなに大人しい子だって騒ぐに違いない。
思わずのけぞってしまうような、いいようのない感覚。
私はそれに気をとられていたから、他のことには全く気を配ってなかった。
だから気づいた時にはもう、真弓ちゃんの左手が私の上着を引き上げるところだった。
するり、と服の中に手が入ってくる。
「お尻は良かったよ。で…こっちは成長してるのかな?」
うわっ。真弓ちゃんの手、ちょっと冷たい。
っていうか…ブレザーだけじゃなくって、シャツよりも内側!?
全然気づかなかった私もどうかと思うけど、手際が良すぎる。
どうすることもできないでいると、手は私はお腹を這い上がって、その上にたどり着く。
「ん…」
つん、と胸をつつかれた。ちょっとは膨らんできたけど、真弓ちゃんのよりだいぶ小さい。
結構差があるの、バレちゃうな…。
「ふむ。こっちはまだまだだねぇ」
真弓ちゃんはそう言うと私の胸に手を置いて、円を描くみたいにさすり始めた。
…緊張してるのと恥ずかしいので、変な汗出てくる。
それに手のひらと、その…乳首が擦れて、くすぐったいようなかゆいような感じ。
「それじゃ、楽しませてもらうよ。声出さないようにね」
しばらく撫でているだけだった手が、私の胸を揉み始める。


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