暗譜は、あくまでスタートライン。

 

考えてみれば、暗譜って歌やってた頃は、当たり前のようにやってた。
人前に出すには、たいてい暗譜が前提だったし。
譜面覚えて、ただ譜面通りに歌えたらいいの?
そうぢゃなくて、「譜面覚えた」ってのは、人前に出すうえで、いわばスタートラインに立ったにすぎないってことだった。
そっから、譜面に書いてないことについて、自分たちなりに考えて、解釈して、自分たちにしか表現できないものにしようとしてた。
譜面に書いてないことも表現するから、同じ歌を歌ってても、人それぞれの独自性を持つものになっていく。

私が前に言った「デフォルトとしての背面」ってのも、これと同じようなこと。
足譜覚えたってのは、自分なりの表現するのに、スタートラインに立ったにすぎないってこと。
足譜に表せないものって、いっぱいあると思う。
上半身の動き、表情、視線の配り方、そもそも、基本となってる立ち姿…
そしてそれらは、画面に向かってるより、画面に背を向けてギャラリーさんに顔を向けたほうが、よりたくさん見てもらうことができる。
そして、顔が見えてるので、正面でやってるとき以上にダイレクトにギャラリーさんに対して、自分をぶつけられる、そう思ってる。
そして、ギャラリーさんからも、いっぱい力をもらえる、そう信じてる。
…だから、私は下向いて背面やりたくないの。堂々と前を向いて、楽しそうな表情で、踊っていたいの。

んで、欲張りなことに私は、もっともっといっぱい、ギャラリーさんに向かって踊りたいと思ってる。
いろんな曲で、自分を目いっぱい表現したいって思ってる。
だから、たとえ足の数は少なくても、好きな曲の足譜をいっぱい暗譜して、それこそ当たり前のように、みんなが正面でやってるように、背面で踊っていたいな、と思う。
んで、そっから私にしかできないものが生まれてきたらいいな、そう思ってる。

#なんか前回のコラムの補足っぽくなっちまったけど…ま、いっか(爆)

 

 

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Written by Utano-Tsubasa

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