久しぶりに今日は図書館にやってきた。
いつもだったら遠征とか
レベルあげに付き合わされるんだけど今日はそれがなかった。
ないって言うよりそういう状態じゃない。
グレミオが死んでファオがおかしくなったのだ。
目はうつろで。ちらりともこっちを見ないまるで死んだように臥せってるのだ。
今までの生気が伺えない。
まぁ僕には関係ないからこんなところに来てるんだけど。
あいつがあんなんじゃなかったらビクトールと遊びにいけたかもしれない。
ビクトールってばずっとファオにかまいっきり、僕のことは無視。
僕のことも見てくれたっていいのに。
知らないよ君の見ないところでどんなことしても。
はぁ・・・。僕はそうため息をついて本に目を移す。
ちょうど書いてあったのはノースウィンドウという町のこと。
海岸沿いにある町で何年か前に吸血鬼に襲われたそうだ。
どうやらそこは吸血鬼にとって住みやすいところみたいだ。
船で攻撃できないし、大群で押し寄せることも難しい。なるほど、
ここに比べるとあっちの方がいいかもしれない。
ここにやつらは襲撃できないけど囲まれて進入されたらここはお終い。
逃げ道もなく追い詰められて死ぬだろう。
森と水のなか、どっちが逃げやすいといえばやはり森だろう。
ノースウィンドウなんか聞き覚えがあったような。
あっ。ビクトールの故郷だ。
ビクトールはそのときいたんだろうか?
僕は唐突に会いたくなった。
だいぶ絵がリアルになってきた。うれしいです。
でも手がおかしい。
それにつられて本も・・・。
次回がんばります。
たった2週間のTOP絵でした。
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