白雪姫〜愛は何処から生まれてくる?〜



今からでも遅くないでしょ?

だったら私だって幸せになれるはず

いえ、幸せになってみせる









レオ雪姫がこの家に来て数日が経った

さすがに申し訳ないと思い

レオ雪姫は旅に出る事にした





姫「今まで、お世話になりました。」



慶子「そんな、もうちょっとゆっくりしていっていいんですよ。」



姫「そんなに気を使っていただいただけで。」



慶子「じゃあ、よろしかったらこれを。」





慶子が差し出したのは

少々の食料と水

レオ雪姫はそれを受け取り

何度もお礼を言った





姫「では、本当にありがとうございました。」



慶子「また、いつでもいらして下さいね。」



洋全「バイバ〜イ。」






こうして旅に出たレオ雪姫





何時間か歩いていると

町らしき所が見えてきた



姫「まぁ、今日はこの街で休みましょう。」



そう言って宿を探すレオ雪姫





一応姫なのでお金もちゃんと持っており

有る程度いい宿に泊まることが出来た



姫「でも、こんな調子じゃすぐにお金がなくなっちゃう。」







レオ雪姫の旅は始まったばかり

何も急ぐことはない



レオ雪姫はこの町で働くことにした





姫「でも、仕事って言ったって何をすればいいのかしら?」







姫なので自由な暮らしが出来た

働いたこともないレオ雪姫







まず自分が出来ることはなんだろう



そんなことを考えていると

町の城の方から楽しそうな音楽が流れてきた



姫「なんだか楽しそう。そうだ、お城へ行こう。」







そう言って城に向かった





姫「んと、スミマセン。一体なにをやっているんですか?」



客「なんでも、歌唱大会だそうだ。」



客「優勝者には王子様のキッスがもらえるんですって。」



姫「そうなんですか。(王子ってどんな方かしら)」





姫は人混みをかき分けて前の方に出てみた

すると大勢の挑戦者と

大勢の兵隊と



王子様





姫「はぅ、激好みww。」





そこには



大きな目

綺麗な金髪

少し小さめの





レオ雪姫の好みに叶った



健一王子が座っていた





姫「よし、私だってこの大会に出て...。」





勝手な妄想が膨らむレオ雪姫



レオ雪姫は登録を済ませ

ステージに立った











#####あとがき#####

ついに健一王子が。
そしてレオ雪姫が。
次回感動の最終回!(マジ?


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