2人でお茶を





カラオケボックスかここの喫茶店か



いつもこのことで喧嘩して



カラオケボックスに決まった時

いつも機嫌が悪かった



「礼央さま〜。」



一応つきあっているのにいつも素っ気ない応答



「俺の名前を呼ぶな!」





本当は素直になってれば良かったと思う





もっとよー子に俺のこと知って欲しかった





カラオケは喉を潰す原因になるから嫌だって事

あの喫茶店の紅茶は喉に良くて俺は好きだって事



俺は知らない間によし子ちゃんに惹かれてて





よー子に俺のこと結局知ってもらえなかった





「ちょっと、礼央くん。聞いてる?

 あ〜、これ前から欲しかったの。ねぇ、買ってw」





こんな調子でよし子ちゃんとつきあってるけど

ホントにこれで良いのかな





まぁ、よー子より数十倍も綺麗だ



でも





俺を物としてか見ていない







 何でも私に尽くしてくれる人





そう考えると





よー子の方がいい女だったのかもしれない





あの時カラオケボックスじゃなく喫茶店に入っていれば

こんな思いをしなくて済んだかもしれない



あの時俺が勝っていれば喫茶店には入れたのに





そう喫茶店で

2人で

あの紅茶を飲みながら



よー子に言いたかった事があった





 俺のこともっと知って欲しい





結局言えないまま

別れてしまって





もしかしたらまだ言えるかな





いや、変な考えはよそう

俺にはよし子ちゃんがいる







「よし子ちゃ〜ん。俺ねぇ社長になったんだよ!」



「ホント?キャー素敵〜!」







俺は簡単に健一からよし子ちゃんを取られてしまった



もしかしたら





これは神のお告げ?





そうだあのカラオケボックス

もしかしたらよー子がいるかもしれない





もしかしたら会えないかもしれない

それでもいい





出来ることなら

僕を



よー子に会わせて下さい







僕にはよー子が必要です







もしいたら



よー子を今度こそあの喫茶店に連れていって

言えなかったことを



そう喫茶店で

2人で

あの紅茶を飲みながら



よー子に言いたかった事を





 俺のこともっと知って欲しい









まだ



僕とよー子を結ぶ糸が切れていませんように







  言い訳

誰がなんと言おうと
俺はよー子が大好きだ〜〜〜

そしてこの話は
カラオケボックスにて最終回
に続きます(多分


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