赤ずきん〜人を愛した狼の話し〜



貴方を想う気持ちが幸せをつくってくれる





赤ずきんは幸せな気持ちで一杯だった

初めて愛する者が出来たから



ただ、狼と会えない時間を除いては



狼と会えない

こんな悲しいことはない

そう思う赤ずきんだった



しかし、少しでも変な素振りを見せると

家族に気づかれてしまう

だから家族の前では精一杯

明るく振る舞った









「赤ずきん。私が貴方を守ろう。」







時は経ち

会う約束の日になった



赤ずきんは狼に会うのを待ち遠しく思っていた





しかし、どんなに待っても狼は来ない

赤ずきんはだんだんと不安になり

大声で叫んだ



「狼さーん、私の狼さん。

 何処にいるの。早く、早く此処へ来て。 

 沢山お話しましょう。」



しかし、狼が来る気配はなかった

赤ずきんは悲しさと不安で泣き出してしまった



そこへ





「どうしたんだい?赤ずきん。」



赤ずきんが振り向くと

愛しい狼ではなく

猟師の健一が立っていた



赤ずきんはとっさ涙を拭き



「ある獣(ひと)を待っているんだけど

 約束の時間になっても来ないの。

 だから不安で不安で...」



そこまで言うと赤ずきんは俯いてしまった



「赤ずきん、貴方が待っているのは

 狼なんじゃないか?」



赤ずきんは「何故それを?」と言う顔をしたが

何も言わなかった



「赤ずきん。狼は此処へは来ないよ。」



「え...。」



思わず赤ずきんは反応してしまった



「狼はもう、赤ずきんとは会わないんだよ。」



「..して、どうして貴方にそんなことが分かるの?」



赤ずきんは泣きながら猟師に聞いた



生涯自分を愛すと誓ってくれた

その狼がなぜなんにも言わず

自分の前から消えるなんて信じられなかった



この猟師が嘘を言ってるだけ

そうしか思えなかった





あとがき

なぁんか中途半端な終わり方。
訳分かんないねぇ。
読んでくれてる人もだけど私も訳分かんないです。(おぃ

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