いつも君に見つめられると
言葉を失ってしまう僕
今日こそはっきり言わせて下さい
君の瞳に恋してる
「まってよ〜」
「はは、はよこな置いてくで」
むく
なんだまた夢か
最近おっくんの夢ばっかみる
それは多分
僕がおっくんのこと好きだからだと思う
なんで好きになったのかはよく分からない
でも
いつも君に見られると
君の視線を感じると
言葉を失ってしまう
だからおっくんから見た僕は
あまりいい印象ではないだろう
そんな僕が君の事好きだなんて知ったら
どんな顔をするんだろうか
きっとびっくりするんだろうな
そして終わり
今までの関係も崩れてしまって
気まずくなって
ますます喋れなくなって
だから僕の口から好きだなんて言えないだろう
「レオくん!また遅刻やん、もっとシャキッとせいや。」
笑いながらも注意するおっくん
シャキッと出来たら
おっくんに告白できるのかな
なんて、どうでもいいか
一生シャキッとなんか出来ないで終わるだろうし
「グ〜たら馬鹿レオなんか、オレ好きになれへんで!」
はいはい
って、えっ
グ〜たら馬鹿レオなんか、オレ好きになれへんで!?
てことはシャキッとしたら好きになってくれる?
じゃ、頑張んなきゃ!!!!
「なんや、今日レオ張り切ってたやん。
どないしたん?」
「ん?おっくん言ってたじゃないですか。シャキッとせえって。」
「あぁ、そんだけでシャキッとなれるん?レオくんは。」
「あと...。
グ〜たら馬鹿レオなんか、オレ好きになれへんで!
って...。」
「あぁ、言ったなぁ。」
「僕おっくんに好きになってもらいたかったから
今日張り切って頑張ったんですよ。だから
おっくん僕のこと好きになってくれました?」
「なに言ってんの。オレ前からレオくんのこと好きやってんで。」
「えっ...。」
「せやけどレオくん俺の前じゃあんま喋らんし、
ずっと嫌われてる思っててんで。」
じゃ、じゃあ僕たち両思いだったんだ
なんかおっくんの前で喋れなくなってた自分が恥ずかしい
「ほな、帰ろか!」
「え、う、うん。」
「んじゃ競争や、よーいドン!」
「まってよ〜」
「はは、はよこな置いてくで」
<555 柚綾乃様 リクエスト>
#####謝罪#####
ホントスイマセンねぇ
「甘」ってなによ(怒
題名と内容合ってないし
まぁ、こんなんですがどうぞ受け取って下さい
<望月>