661 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:03/10/20 23:59 ID:lpVJKBj6
 男達はわかり合った。
デュエリストだが、拳で語りあいたいタイプだった彼らは、その二つを融合することによって
理解し合ったのだった。
そして、殴り合う中で立派に友情は生まれた。
お互い似たところがあり、好きな女さえも同じだった。

「ちょ…ちょっとあんたら、一体何なのよ…」
舞は後じさった。にこにこと微笑む二人の男に、なんだか不穏なものを感じたのだった。
「舞…。俺は、お前が好きだ」
爽やかに告げるヴァロン。隣の城之内もうんうん頷いている。
「実は俺もだ、舞。お前が好きなんだ」
「……え……? な、何言ってんのよ、二人とも…」
歩み寄る二人の男に、じりじりと後じさる舞。
「ふっ…。そう怯えた顔をするなよ。何も怖いことはないぜ」
「そうそう。優しくしてやるからさ」
「や、優しくって……一体、あんたたち……」


…保守ということで。


2005年2月1日うp

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