マリク×杏子〜王様&社長タッグ戦


「ああ…、いいよ。姉さんに勝るとも劣らぬ、この大きな胸…。きっと母上の
 胸もこんな感じだったのだろうね」
 マリクは杏子の胸にむしゃぶり付きながらチュウチュウと音を立てて、彼女
 の敏感に硬くなった乳首を吸った。無論母乳など出る訳も無いが、母の命と
 引き換えにこの世に生を受けた彼には、そうしているだけでも充分だった。
 無論、その間も腰の動きは止めない。盛りの付いた犬状態である。
「い、痛い…、やめて…」
 望まぬ行為に涙を流しながらの杏子の抵抗も、千年ロッドの力の前では全く
 の無力であった。自分に覆い被さっているマリクの体を押し戻そうとする手
 には力が入ってはおらず、傍から見ればまるでマリクの体を愛しんでいる
 ような形になっている。
 けれど痛みと奇妙な感覚だけはしっかりと感じる恥部からは、血と潤滑性ある
 透明な液体が交じり合い、一筋の川を作っていた。
「素晴らしい!今の日本の女の子は乱れていると聞いたが、君はそんなことが
 無かったようだね。あのファラオの側に居ながらも」
 杏子の純潔であった証を見て、大層な喜びを露にするマリク。
 この時ばかりは遊戯の事など、どうでもいいと言う感じであった。
「僕は結構君を気に入ったんだ。出来れば妻に迎えたいぐらいにね。
 そう、仮にグールズ首領の僕が王とすれば、君はその妃さ」
「そ、そんな…、嫌…」
 杏子の拒否の言葉には耳を貸さず、マリクは腰を動かし続けながらも、彼女
 の顔をウットリと見ながら一方的にそう言う。どうもその言葉にウソはない
 らしい。意識が遠のきそうになる杏子。
「でも妃になるのなら、当然子供が出来ることが条件だね」
「ま、まさか…!?」
 しかし次の言葉が杏子をハッとさせた。マリクは恐ろしい事を口にしたのだ。
「僕の子が出来たら何より嬉しいし、ファラオへの復讐としても大きい。
 これこそ一石二鳥じゃないか!」
 そのマリクの言葉を聞いて、杏子はさらに青褪めた。
(きょ、今日は確か…!?)


 そう、危険日だった。自由にならない体とは言え、必死に抵抗を試みる杏子。
「や、やめて!今日は本当にダメ!危ないのよ!」
「そうかい?それを聞いたら、もっと燃えて来たよ。さあ、仕上げだ!」
 一層腰の動きを早めるマリク、それに対し杏子の体は抵抗どころか、彼の
 生殖行為を助けるかのように恥部の潤滑を高めさせていった。
「嫌ぁーっ!やめて!中で出さないで!お願いだから!」
「うおぉっ!?も、もうダメだッ!いく、イクぞおーっ!」
「嫌あああーっ!」
「ぐっっっ!」
 杏子の最大級の悲鳴と共に、マリクは果てた。彼女の中にドクドクと精子の
 激流を放ちながら…。
「い、嫌あぁぁ…」
 杏子は自分の中に放たれた異物を感じながら、今まで以上の大粒の涙を流し
 ながら弱々しい声で泣いた。
「まだだ、まだ終わってないよ」
 荒い息をしながらも、マリクは杏子の恥部から自分の陽物を抜くと、驚いた
 事にまだ硬さを保っているそれを自分の手でしごいた。
 うっ、という小さなうめき後、ピュピュッと新たな白濁液が飛び出てくる。
 それは力無く横たわる杏子の顔を、体をいっぱいに汚した。
 更にマリクが下を見やれば、彼女の恥部からも先刻彼の放った物が血と交じり
 合って、ドロリと流れて出して来ていた。
「はあっはあっ…。だいぶ溜まっていたんだ、満足だよ。ハハハハハ!」
「ごめん、ね、遊、戯…」

 この後マリクが杏子にマインドパラサイトしたのは皆の知る所である。
 そのような行為の記憶を彼女の脳裏の深くに仕舞いこませた事を除いては…。


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