歴史嫌いの人のための歴史入門

ver. 1  2001/05/01
ver. 6  2001/12/21
ver. 7  2004/01/31


目次

はじめに
人の生き方に興味を持つ方へ 〜まずは伝記から〜
推理小説が好きな方へ 〜まずは謎ときから〜
科学技術が好きな方へ 〜やはり科学史〜
歴史に興味をもったら

日本史に飽きたら中国史へ

なんといっても三国志
中国の歴史の基礎は十八史略で
古代中国は宮城谷文学で
さらに西洋史へ
ルネッサンスは塩野さんで

ナポレオン時代は戦争と平和で

さらなる歴史の真実の探求へ

歴史を知りつくしたら

SFへ
そして作家へ


はじめに 目次へ

歴史をきらいな人の多くは、受験で無理矢理年号を覚えさせられて嫌いになってしまうようです。しかし、歴史のおもしろさを体験するのに年号を覚える必要はありません。とりあえず、以下の3パターンの歴史への入り口を用意しました。

人の生き方に興味を持つ方へ 〜まずは伝記から〜
推理小説が好きな方へ 〜まずは謎ときから〜
科学技術が好きな方へ 〜やはり科学史〜
どれかの入り口から入って歴史の楽しさを体験してください。


 

人の生き方に興味を持つ方へ 〜まずは伝記から〜  目次へ

まずは、英雄の生き方などから入るのが入り易いのではないでしょうか。歴史は過去に生きた多くの人々の生き様が積み重ねられたものなのですから。

国盗り物語 第1巻 改版 斎藤道三(新潮文庫)
国盗り物語 第2巻 改版 斎藤道三(新潮文庫)
国盗り物語 第3巻 改版 織田信長(新潮文庫)
国盗り物語 第4巻 改版 織田信長(新潮文庫) 司馬 遼太郎著
まずは織田信長とその義父である斉藤道三の話から入ったらどうでしょうか?特異な人物が多数輩出した戦国時代の中でももっとも戦国時代的な人物について司馬さんの名調子で書かれているので、あっというまに読めてしまうと思います。

新書太閤記 1(吉川英治歴史時代文庫 22)
新書太閤記 11(吉川英治歴史時代文庫 32)
続編としては豊臣秀吉でしょうか。まったく他の歴史ではみられない人間を操る天才とでもいうべき人物です。おそらくどの時代に生きても大成功したことでしょう。

竜馬がゆく 1(文春文庫)
竜馬がゆく 8(文春文庫) 司馬 遼太郎著
上記ふたつは大河ドラマで頻繁に選ばれる安土桃山時代ですが、つぎによく選ばれるのが幕末です。幕末といえば、竜馬でしょうか。この本を読んで竜馬のファンになった人も多いようです。発想が現代的であることには驚かされます。
 

なんて素敵にジャパネスク(コバルト文庫)氷室 冴子著
戦国時代や幕末はある意味物騒な時代です。もっと平和な時代の話を読みたい人には、この本はどうでしょうか?平安時代の生活を知るには枕草子もおもしろいのですが、古文に慣れていないとつらいかもしれません。この本はまさに現代の言葉で当時の生活を知ることができます。

坂の上の雲 司馬遼太郎著
また、もう少し近い時代がよいという人は、明治時代の話はどうでしょうか。この本は、日露戦争の話を描いた本です。とてもおもしろい本なのでいっきに読めると思います。 歴史に興味をもったら



推理小説が好きな方へ 〜まずは謎ときから〜

邪馬台国の秘密高木 彬光著
なんといっても歴史で謎ときといえば邪馬台国です。膨大な数の本が出版されています。その中でまず推理小説好きの人にお勧めなのが、高木さんの邪馬台国の秘密です。この本は推理小説の形をとりながら、高木さんの邪馬台国論が語られています。ですから、推理小説としても楽しめますし、邪馬台国について考えを巡らすのにもよい本です。ここまで読んで、「邪馬台国ってなんだろう?」とか「なんて読むのだろう」と思っている人も、この本を読めばひととおりのことがわかると思います。

そして、ひととおりのことがわかったら、あとは多数の邪馬台国本のなかから自分でいろいろ選んで読んでいけばよいのです。4冊も読めばあなた自身の邪馬台国論ができあがっているのではないでしょうか?

ただ、あまりにも数が多くて、しかも中には初心者には専門すぎて興味を逆に失わせるような本もありますので、参考のために一応私が感銘をうけた他の本について以下に記します。
 

卑弥呼の謎講談社現代新書 安本美典
高天原の謎講談社現代新書 安本美典
卑弥呼と邪馬台国 コンピュータが幻の王国と伝説の時代を解明する 安本美典
そもそも邪馬台国論争は邪馬台国がいったいどこにあるかという問題なのですが、これを時間の問題に置き換えた人がいます。まず、天皇家の祖先の寿命を一人ひとり検証しました。そして、天照大神の時代と邪馬台国の時代が重なることを示したのです。そして、次に天皇家の祖先の土地を調べました。それは今の奈良にある大和にある地名と一致する地名が多い場所を探したのです。そうしたところ、九州の甘木というところが驚くほど大和地方の地名と一致することを示しました。したがって、邪馬台国はこの説の場合は甘木にあったと導かれるのです。安本さんの最近の本では、私はまだ読んでませんが、最新・邪馬台国への道 科学が解いた古代の謎という本があります。このような本の読み方として新しい本だけ読むのもいいですが、古い本から順に読むと著者の思考の流れなどがわかってまたおもしろいものです。
 

卑弥呼伝説集英社文庫井沢 元彦著
逆説の日本史 1 井沢 元彦著
この時間の問題を別の面から示したのが井沢さんの邪馬台国論です。卑弥呼伝説の方は推理小説の形で邪馬台国の井沢説を論じた本です。邪馬台国の女王卑弥呼が死んだということは、なにかの天変地異があったのではないかと推測し、その年に日食があったことを天文のソフトより導いています。この結果は上記の安本説を支持するように私には思えますが、井沢さんはお得意の言霊の考察から高木さんと同じ場所を推定しています。
 

『風土記』にいた卑弥呼(朝日文庫) 古田 武彦著
日本列島の大王たち(朝日文庫) 古田 武彦著
法隆寺の中の九州王朝(朝日文庫) 古田 武彦著
古田さんは古代日本における九州王朝の存在を、海外の文献の詳細な調査から、主張されています。そして、その中で邪馬台国の場所も推定しています。古田さんの考察は、当時の文章がどのようにしてかかれているかまできわめて緻密に考察したうえで、斬新な上に詳細な理論の組み立てを行っていますので、推理小説の謎解きの部分を読んでいるかのように面白く読めます。特に納得したのが、九州という言葉が古代中国で世界を示すことだから、九州全体を支配する政権があったにちがいないという部分です。また、現在の太宰府がなぜ太宰府とよばれるのかを示した文献がないのですが、これは中国から太宰の位をもらった人がいる場所だからだ、と言う主張も私にとって目から鱗でありました。じつは、都督という位も中国からもらっているのですが、太宰府の別名として都督府ともよばれていたことは、太宰府に流されたあの菅原道真の歌からもわかるのです。今も石碑があるそうです。中国から位をもらった5人の王様は倭の五王と呼ばれ教科書にものっているのですが、どの天皇にあたるのかは日本書記の記述と完全に一致しないので論争になっているのです。少なくとも九州にいた王様がもらったことだけは確かのように思われます。
 
 

( 古代日本正史 )原田 常治著
( 上代日本正史 )原田 常治〔著〕
上記のように、邪馬台国を考えると次第に古代日本の歴史について考えるようになりますが、ユニークな方法で古代の日本の歴史の実像にせまった人がいます。それは出版社を創立して70才でリタイアしたのちに、日本の古代史をしらべた原田さんです。原田さんは、数百年もあとにかかれた日本書紀や古事記では本当の歴史はわからないと考え、奈良時代より前につくられた神社に残された記録を調べ上げることにより、日本の古代にせまっています。原田さんは、天照大神は二人いて新しい方の天照大神のもとになった人が卑弥呼であり、今の宮崎県の西都に住んでいたと結論しています。ほかにも、日本書紀や古事記の記事とは異なり神武天皇が古い方の天照大神に婿入りしたなど、教科書の歴史とは大分異なる記述があります。しかし、神武天皇の神社は奈良以前には西都にひとつしかなく、奥さんの神社はいくつもあり、奥さんの住んだ場所の裏にある神社を山の神と呼ぶことから、山の神の語源ではないかなどと分かりやすい理由を示されて、より明快に古代史が述べられています。おしむらくは原典が完全に示されていないのでどこまでがどの記録にあることでどこが推論の部分かがわからないことです。しかし、日本の大きな神社がつくられた崇神天皇のころの歴史はおそらくこうだったのではないかと推測できる内容が述べられています。
 
 

( 風土記(東洋文庫 145) )
いろいろ読んでいると自分でも調べたくなるのではないでしょうか?たとえばこの本は風土記という奈良時代につくられた地方の歴史や風土がかかれた本です。この本をよむと天皇が地方の原住民を征伐して従わせる話がいくつもでてくるのですが、征伐される酋長の半分は女性のようであり、古代の日本は男女同権であったことがうかがわれます。また、邪馬台国の女王卑弥呼がそのような女酋長の一人である可能性もあるわけで、文献から卑弥呼を特定することの難しさもわかります。さらに、自分の知っている土地の由来なども書いてある可能性があります。また、この本は読むのは少々骨がおれるのですが、歴史の知られていない秘密が文字の中に埋もれている可能性があります。たとえば、出雲の加茂岩倉遺跡から30個以上の銅鐸がその近くの神荒谷遺跡からは358本もの銅剣が発見されたのですが、ふたつの遺跡を含む一帯の神原の里は神が宝物を埋めた場所として風土記に明記されているのです。
 
 

このようにこれだけの本を読むだけで邪馬台国の場所は3カ所におよび、邪馬台国が今の天皇家と関係があるのかないのかなど、それぞれに違いがあります。一冊読むとその説にすっかり納得するのですが、またまったく異なる説を読むとそれにもすっかり納得してしまいます。そして、あれこれとそれらの違いについて考えをめぐらすのも歴史を知るものの醍醐味です。さらに邪馬台国の場所を知るには日本史や東洋史にも目を向けなければならないことがわかり、4、5冊読めばさらに歴史への興味が増すのではないでしょうか。歴史に興味をもったら
 
 

=参考===================================
オススメ・ミステリ:
( 白い顔[緑の草原に……(田中芳樹初期短編集)] )
田中芳樹著
ちなみに私にとって読みたいミステリとは、読者の予想もつかない結末へ話を論理的に理路整然と導いていく作品です。そういった意味で、田中芳樹初期短編集の作品はどれも気に入っています。その中でも気に入っているのが、白い顔という作品で、まるでハリウッド映画をみるようなおもしろさがあります。田中さんはSFものや中国もので有名ですが、彼の能力は決してそれだけにとどまらないことが読めばわかります。できれば、年に一本くらいこのような短編を発表されることを読者としては期待したいです。そして、ミステリといっても単に探偵がでてきて謎解きをするのではなくこれらの作品のような凝った設定のものでおもしろいものをもっと読みたいものです。
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科学技術が好きな方へ 〜やはり科学史〜   目次へ

科学が好きな理系の人は科学史から歴史に入ると入りやすいと思います。

宇宙像の変遷(講談社学術文庫 1235) 村上 陽一郎〔著〕
まず、科学史の名著はこの本です。この本を読むと宇宙や地球というものを人類はどのように考えていたかがわかります。特にプトレマイオスが地動説を知りながらその当時の知識で判断して天動説をとったという部分は私にとって驚きの部分でありました。実際、ケプラーの頃でも天動説で計算した方が正確に星の動きを計算できたわけで、天動説の方を選ぶ方が科学的な判断であったわけです。科学的な判断や科学の進歩とはなにかと考えるよい教材に思われます。

銃・病原菌・鉄 上
銃・病原菌・鉄 下 ジャレド・ダイアモンド著 ,他
科学史というよりも自然科学的な知識を用いた歴史論です。すなわち、現在のようなヨーロッパ人種が世界にひろがるような状態が偶然えられたのか、必然であったのかを多様な例で論じています。ヨーロッパ人種が広まれたのは題にある銃と病原菌と鉄のおかげだというのが著者の主張ですが、さらにそれらと地形の関係まで広く論じており、広い視野をもって歴史をみる必要があることがわかります。現在我々が熱帯にいく場合は病原菌によって病気にならないように予防接種をしますが、実はそこに住んでいた人も我々がもっている未知の病原菌によって病気になる危険があることを知って驚きました。実際、大航海時代に大きく人口を減らしているのです。歴史に興味をもったら
 


歴史に興味をもったら    目次へ

歴史に興味をもったらあとは興味の赴くままに本を読めば知識がますます増えてさらに興味が増すと思います。

マンガ日本の歴史 1 秦・漢帝国と稲作を始め
マンガ日本の歴史 55 高度成長時代(中公文庫) 石ノ森 章太郎著
ただ、とりあえず歴史の基礎知識を身につけた方がより歴史を楽しめます。それに最適なのがマンガ日本の歴史です。まんがですので読むのも苦になりませんし、一応の定説がわかりやすく述べられています。世界史もあります。


日本史に飽きたら中国史へ    目次へ

 

なんといっても三国志    目次へ

英雄ここにあり 上(講談社文庫)
英雄ここにあり 中(講談社文庫)
英雄ここにあり 下(講談社文庫)
英雄・生きるべきか死すべきか 上(講談社文庫)
英雄・生きるべきか死すべきか 下(講談社文庫) 柴田 錬三郎著
話のおもしろさでは三国志に勝るものはないでしょう。ゲームや漫画や映画にもなっています。その中で柴錬版は話の娯楽度と文章の長さがちょうどよいと思います。あまりにおもしろすぎるので日本史を知ってからの方がいいかもしれません。十分楽しんだ上で、より正しい歴史を知るには正史三国志(ちくま学芸文庫)をよんでください。いろいろ創られていることがわかります。正史でも十分おもしろいですが、書き方が小説にはなっていないので読むのには慣れが必要です。
 

中国の歴史の基礎は十八史略    目次へ

小説十八史略 1(ミューノベルズ) 陳 舜臣著
小説十八史略 12(ミューノベルズ) 陳 舜臣著
中国の歴史 1(講談社文庫) 陳 舜臣著
中国の歴史 1 神話から歴史へ 陳 舜臣著
中国史の基礎を知るには陳さんの十八史略がよいです。陳さんの読みやすい文章で中国の長い歴史をコンパクトに知ることができます。これをよんでつぎにどの時代を読むかを決めるのがよいと思います。
 
 

古代中国は宮城谷文学で    目次へ


孟夏の太陽 宮城谷 昌光著
孟嘗君 1(講談社文庫) 宮城谷 昌光著
晏子 第1巻(新潮文庫) 宮城谷 昌光著
花の歳月(講談社文庫)宮城谷 昌光著
夏姫春秋 上(講談社文庫) 宮城谷 昌光著
沈黙の王(文春文庫)
上記の十八史略を読むとわかるのですが、中国の長い歴史でおもしろい時代というのはそんなにないのです。汚職や裏切りなどがなんども繰り返されます。人間というものはなかなか進歩しないことがよくわかります。特になんでもありなのが古代中国史です。孔子が道徳をひろめようと思ったことがよくわかります。ですから古代中国でおもしろい話を書くのは難しいのですが、宮城谷さんはそんな中国史の中でおもしろい話を拾い出して小説にしています。特に傑作は花の歳月でしょうか。孟夏の太陽も気に入っています。

さらに西洋史へ    目次へ

ルネッサンスは塩野さんで    目次へ

コンスタンティノープルの陥落(新潮文庫)塩野 七生著
ロードス島攻防記(新潮文庫)塩野 七生著
レパントの海戦(新潮文庫)塩野 七生著
海の都の物語 上巻(中公文庫) 塩野 七生著
海の都の物語 下巻(中公文庫) 塩野 七生著
正直言いましてギリシャローマ時代から中世ヨーロッパについて日本語で読めるおもしろい本というのにはまだ出会ったことがありません。(塩野さんのローマ人の物語は完結してから読もうと思っておりまだ読んでいません。)その理由はこれらの塩野さんのベネティア3部作を読んで少しわかりました。つい最近までヨーロッパは田舎であり、時代の中心ではなかったのです。そのころ世界の中心として栄えていたのがベネティアを代表とする地中海諸国であったわけです。ですから、このベネティアの物語は大変おもしろいものです。しかも、国家を1000年単位でいかに生き残らせるかなどといった社会制度や国家体制についても考えさせられます。
 
 

ナポレオン時代は戦争と平和で    目次へ

( 戦争と平和 1(新潮文庫) )
( 戦争と平和 2(新潮文庫) )
( 戦争と平和 3(新潮文庫) )
( 戦争と平和 4(新潮文庫) ) トルストイ〔著〕 ,他
ナポレオンがいたころの時代を知るのには、トルストイの戦争と平和が読みやすくまたおもしろく、さらにためになります。ナポレオンのロシア侵攻をロシア側から見た話ですが、訳もよいからかもしれませんが、非常におもしろく書かれています。


さらなる歴史の真実の探求へ     目次へ


歴史 上(岩波文庫)
歴史 中(岩波文庫)
歴史 下(岩波文庫) ヘロドトス著 ,他
以上に紹介してきた本は読み易さやおもしろさを基準にして選んできました。ある意味で、本来の歴史とは異なるものであるのです。たとえば、多くの三国志の小説のもとになる三国志演技は半分以上フィクションが入っていることが多くの方から指摘されています。しかし、それらのことは歴史一般に見られる現象です。人間はおもしろい話をききたがるし、偉い人に関する物語にはより偉くみせるために話が付け加わるものです。おもしろい話を知るだけであればべつにそれでかまわないのですが、時代の流れやある物事の由来を知るためには真実の歴史を知る必要があります。
では、真実の歴史を知るためにはどのような態度で望むべきなのでしょうか?この本にはギリシャ時代に生きた著者が真実の歴史を知るために注意深く記述した内容が書かれています。彼のすごいところは、あらゆる話を彼の常識にとらわれずに記載したことです。たとへ彼には信じられないことでも、「私には信じられないが」という意味の前置きつけた上できちんと記しているのです。そのことにより、古代エジプト時代にアフリカ大陸を船で一周した人物がいたことなどを今の知識から知ることができるのです。(いくつ彼の予想がはずれたかを数えてみるのもこの本のおもしろい読み方です。)真実の歴史を歪めないためには相当な注意深さが必要であることがわかります。ただ、読むのに根気がいります。古代エジプトやギリシャの知識をある程度もってから読んだ方がいいでしょう。そして、この本を読んだあと自分の歴史の知識について総点検をしてみると、また違う歴史観がうまれてくると思います。
 
 


歴史を知りつくしたら    目次へ

SFへ    目次へ

銀河英雄伝説 1 黎明篇(徳間文庫) 田中 芳樹著
銀河英雄伝説 10 落日篇(徳間文庫) 田中 芳樹著
銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者(Tokuma 田中 芳樹著
銀河英雄伝説外伝 4 螺旋迷宮(Tokuma  田中 芳樹著
だいたいおもしろい歴史上の話を知り尽くしたと思ったら、この本を読んで見てください。作者の田中さんは歴史科の大学院卒だそうで、歴史上の挿話がたくみにくみこまれております。べつに歴史に詳しくなくとも十分に楽しめますが、歴史に詳しい人がよむほどおもしろく読めます。ビデオもでています。
 

=参考===================================
クリスマスに贈りたい本:
( アップフェルラント物語 )
田中芳樹著

クリスマスに小中学生に送ることのできるような、気分のいいファンタジーというのは実はなかなかないものです。 そんな中で、田中さんのアップフェルラント物語は、夢と希望に溢れていて、クリスマスに送るのにぴったりな本です。 この本の話は、サイエンスフィクションというよりはヒストリーフィクションとでもいうべき話で、作者は、第一次大戦前のヨーロッパに架空の小国を設定し、そこで少年に波乱万丈な冒険を体験させています。当時のヨーロッパの情勢などもでてきますので、そのころの歴史を調べてから読むとさらにおもしろいと思います。 読了感もさわやかで、このような質の高く楽しいファンタジーがもっと増えて欲しいものです。なお、アニメ映画にもなっています。ただ、その後あまりみかけないのですが、そのうちDVDなどで見てみたいものです。
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ファウンデーション(ハヤカワ文庫 SF 55
ファウンデーション対帝国(ハヤカワ文庫 S
第二ファウンデーション(ハヤカワ文庫 SF
ファウンデーションと地球 上(ハヤカワ文庫 
ファウンデーションへの序曲 上(ハヤカワ文庫 アイザック・アシモフ
このほかにもこの銀河帝国シリーズなども、歴史を知るほどおもしろく読めます。

そして作家へ    目次へ

それでも、読むものがなくなったら、ぜひ歴史小説を書いてください。私が読みたいのに小説がない歴史上の領域はたくさんあります。ぜひおもしろい小説を書いて私を楽しませてください。

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