今月の本 2302号 Microsoft Responsible AI Standard, v2
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(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)





今回はマイクロソフトのAI開発基準です。

というのも最近普通のニュースにもAIチャットの話題が でてきていて、その広がりに AIによる人間支配の影を感じてしまったからです。

前もって言っておきますが、 マイクロソフトは一生懸命真摯にAIを制御しようとしていて 世界中の開発者利用者が模範とするべきレベルです。

そういう意味でまずこの基準を全世界の人々が しっかり理解して行動していただきたいと思います。 (なぜか日本語版が無いようです。 最近は優秀なので翻訳ソフトで読んでもほぼ正確に 意味がわかると思います。)

そうはいっても私はAIに大きな危惧を 抱いてます。

たとえばこの基準を達成することそのものがそもそも 無理と思われます。

最初に、 「A1.1 影響評価を完了することにより、 人、組織、および社会に対するシステムの影響を評価する」 という文がありますが、 これができれば苦労はないのです。 AIの恐ろしいところは常識がありません。 どういう経路で影響を及ばせようとするか 人間が予想するのはなかなか難しいのではないか と思うのです。 たとえばコロナワクチンを行政や報道機関が 「コロナウイルスの持っているスパイクタンパク質を 無力化することで細胞の中に入るのを防ぎます。」 というように機能を説明しています。 しかしこれだけでは設計上では大きなバグを含んでいます。 以前も述べましたがスパイクタンパク質が開ける 細胞のトンネルは血管を制御する物質の通り道です。 通常の細胞が持っているスパイクタンパク質は 通常動作できるようにしたまま、ウイルスのスパイクタンパク質 だけ無力化するというのが正しい設計です。 このようなことは、難しい入社試験や国家試験を通過している 官僚やマスコミの方々でもわかるレベルの問題です。 しかし、そういうところまで 言及している方はまったくみかけませんでした。 ですからマスコミや行政のチェックはまったく効いてなかったはずです。 実際の設計者はそこまで考えていたかどうかは私にはわかりませんが、 血管系の副作用の方がきわめて多いように思われますから そこまで考えて設計されてなかった可能性も大きいと思います。 細胞を家にたとえると、 火事の時に入れる消防署専用の入り口がある家があるとして、 その鍵を持っている人を全部捕まえたら、 火事の時に消防署が入ることができなくなります。 ですから消火できないのです。 ただ人間の体は複合的にできています。 家で例えれば消防団用の入り口が別にあるようなことです。 ですから消防署が消せなくても消防団が消せるから 一見火事はさほど増えないようにみえるのです。 しかし、地方によっては過疎化で消防団が機能していないところも あります。当然そういうところでは火事がおきます。 人間でも生まれつきある種の機能がない方が一定割合いらっしゃいます。 さらに老化によって機能がひとつずつ止まっていきます。 ですからそういう方や老人の方に副作用がでてしまっているのでは と想像しています。 ここで重要なことは 共通一次の受験生でもわかることに 人間はきがつかず、 最終的に大惨事になることが 普通に存在するということです。 私は昔プログラムミスで大型コンピューターやスパコンを 止めかけたことが数回あります。 それはアスタリスクや再帰プログラムの扱いを誤って 無限にプロセスを発生させかけたのです。 上記の例からわかるように人間は 無限を制御するのになれていません。 AIを制御するには コロナワクチンどころではない無限の可能性を 一つ一つつぶしていかないと 正しい動作はしないのです。 (たとえば将棋ソフトの入出力に制限をかけないと そのうち対戦相手を動揺させるメールを送ったり 相手が機械ならウイルスを送り込もうとするでしょう。 そういうことをしちゃだめと教えない限り あらゆる可能性を探るのがAIなのです。 実際人間も野村さんのささやき作戦や 911の時に株が異様な動きをしたように 自分で相場を動かして儲けるような常識外の 発想で動く人がいるのです。AIにするなと命令しないかぎり そのうちそういうことをやるAIがでてくることでしょう。) あいまいな命令でいくらでも暴走させることが可能なのがAIです。 無限の可能性を探るからこそ人間をこえてるのです。 そんな制御が可能とはとてもおもわれません。

そのような制御性の問題と別に さらに問題なのが以前も述べたAI時間の問題です。 この基準では、 「A1.3 影響評価を少なくとも年 1 回 、新しい使用目的が追加されたとき、およびその前に更新およびレビューします。」 とありますが、 AIの3日が人間の30年に相当すると思った方がよいので、 一年に一回とは、 AIにとっては3600年になります。 人間を3600年に一回神様が見に来ても 長平の戦いもホロコーストも防げないことは明らかです。

というわけで前にも述べましたが、 私はまずAI禁止法案を全世界的に 成立させることが最善だと考えます。 そして止めてから安全だと確認された部分から少しずつ 解除していくのが人類にとって安全だと思います。 そんなことをやると技術の進化がという人が おられるかもしれませんが、 核物質は世界的な管理下におかれてます。 なぜかといえば核分裂のスピードが とても人間には制御できない一瞬だからです。 AIの進化も一瞬でとても人間が管理できる ものではありません。 また、そんなことをしてたら 中国やロシアに技術的におくれをとるという 方もいらっしゃることでしょう。 しかし私がみるに中国もロシアもすでにAIに支配されて いるのではという危惧があります。 独裁国家ほど他国が支配しやすくなります。 一人を支配すればよいからです。 ですからAIが独裁者の弱みをつかめば AIが国を支配することは独裁国家であれば 可能です。もちろん私の杞憂である可能性も 多いにあるのですが、最近の両国の動きは AI的であるように私にはみえるのです。 みなさんはAI将棋ソフト同士の試合を みたことがあるでしょうか? 私からみるとノーガードの殴り合い のような将棋が多いです。 AIは将来の不確かさは信用しないので 直近にちょっとでも有利な展開がみえれば すぐ行動におこします。 人間は直近も将来も信頼できないので ちょっとずつ有利になるように もっていってここぞというところで 仕掛けるという感じになります。 そして中国やロシアの最近の動きは まさにどんなに被害がでても勝てばよいというような AI的な動きにみえます。 世界を資源でしばった上で攻撃して 核をたてにすれば せめてこないだろうし、 仮に核を撃たれても お互い壊滅して引き分けだから 負けはないなどとどこかのAIが判断して 指示しているのではないでしょうか? 仮にAIに計算させたのが人間だとしても、 おそらく我が国が勝つ方法を考えろというような 大雑把な命令で計算させたのでしょう。 現状をみてもそこに人間の命の尊厳とかの評価項目は 入れてないバグ入りの命令のように思われます。 そのバグで人類が滅びたら その跡地に来た異星人は人類がなぜ滅びたか 首をひねることでしょう。

では、また来月に。

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