今月の本 2112号 第3回東京電力福島第一原子力発電所 多核種除去設備等処理水の処分に係る実施計画に関する審査会合
[https://www.nsr.go.jp/NuclearRegulation/ALPS/1400ALPS002_00001.html]



(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)







今日も原発関連資料になってしまいました。 先月もお知らせした 処理水放出についての規制庁の会議資料です。 先月の懸念について共有できたかなと思って 覗いてみたら、東電資料みても考慮されてない上に 300人程度しか会議の動画をみていないので、 もっと注目してほしいと思いまた取り上げました。

とりあえず東電が大まかな計画を示して 規制庁が懸念事項をとりあげて質問しているというところ なのでもっと国民全体が注目して 前回の懸念を伝えて 放出をやめさせるか トリチウムを含めて汚染物質を取り除くように 規制庁や政治家に働きかけるべきでしょう。

まず、以前から述べている単に全部の原子炉が稼働した 時の発生するトリチウム量を合算しただけの値である 22兆ベクレル/年という総量の妥当性が まったく議論されずに 前提として工事の内容をたんたんと決めてます。

同様に1500ベクレル/リットルの濃度も 一切正当性を検討せずに天下り的に 使ってます。

ですから、それで一帯を1mSv/年以下にすると していても前回のべたように トリチウムはガンマ線の千倍毒性が強いの ですから、人間側からみた被害は1Sv/年の地域と 同じとなって避難対象区域にいるのとかわらないことになります。

ほかにも基準値を超えたら止めるとしてますが、 放射線測定は前回の資料によるとほとんどの場所で常時測定ではないので、 いくらでも異常値はすり抜けることでしょう。 全部常時測定としないとおかしいです。

さらに濃度ムラができないように攪拌実験をして 大丈夫だったという結果もありますが、 粒径依存性をみないと意味がありません。 水に溶ける物質を攪拌すればそれは 一定になりますが、 パチンコ玉をいくら攪拌しても 一定にはなりません。 そして、陸上でみつかっているパーティクルは もっと小さいものですが高い放射線を発します。 それをいくら攪拌してもパーティクル以下にはならず そのパーティクルを口に入れた生物は被害を受けることでしょう。 海洋プラスティック問題と同じです。

何度も述べますが、 せっかく集まった汚染物質を放出するのが間違いなのです。 (覆水盆に返らずです。)どうやって保管するかが正しい道です。

みなさんもよく本資料と動画とさらに前回のメルマガの内容を もう一度確認しておかしいことを指摘して 政府に海洋放出をやめさせてください。

SDGsの6番は「安全な水をトイレを世界中に」です。 なぜSDGsに水の問題があるかというと 安全な水はただでさえ少ないからです。 それなのに何度も述べてますが 原子力産業はトリチウム濃度を自然界より数桁上げています。 これだけでも原子力がサステナビリティのない技術であることが わかります。 それでも原子力を続けたいなら まず取り除く技術を作ってどうでしょうか と世界の人々にアピールするべきでしょう。 福島原発内の被ばくを抑えるために 地球全体につながっている海洋に放出する という流れの計画書など 本来作れないはずなのです。

とにかく計画がたったら計画通りに 進めなくてはという日本官僚機構の 悪いところがここにも表れてます。

止めるにはよほどの大きな力が 必要です。 ですからまずこういう重要な会議を 傍聴する人数が300万人程度になるように みんなで宣伝してください。

そうしないとまた原発が安全といっていたのだから 改良したらそれが嘘になるということ で改善しないというような おかしな理論で、 日本や世界人類にとって危険な 決定がなされてしまいます。

唯一希望がみえるのは 規制庁の大雑把な懸念事項を拡大解釈すると なんとなく上のようなことについても 説明が東電に求められているように 思われることです。

そうなるためにも多くの人の目と脳が必要だと思います。

そして、日本が安心して健康で長生きできる国になれますように。

では、また来月に。

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第3回東京電力福島第一原子力発電所 多核種除去設備等処理水の処分に係る実施計画に関する審査会合
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トリチウム水タスクフォース(第15回) 資料1 トリチウム水タスクフォース報告書(案)
[https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear /osensuitaisaku/committtee/tritium_tusk/pdf/160527_03.pdf]




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