今月の本 2004号 新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況、国内の患者発生、海外の状況、その他)
[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html]
新型コロナウイルス感染症について
[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokunaihassei]
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト: 都内の最新感染動向
[https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp]


(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。PCIではなくPCR検査でした。PCIはパソコンの規格ですね。)


今月は流石にコロナ関連の文書を取り上げます。厚生省のホームページです。

どうも在宅で暇している人が多いようなのですが、このページに載る情報を観てる限り人材が全く足りないようです。 是非文書を読んだり書いたりすることやまとめることが得意な人はぜひ参加してください。 そしてお役所はそういう人を積極的に雇うべきです。 どのような問題があるのかはこれから述べますが、別に批判しようとしているわけではなく、少しでも対コロナ戦の被害者が減るようにと願ってのことですから、良いと思ったら積極的に取り入れてほしいものです。傍から見てるとプライドが邪魔して動かないこともあるように感じます。官僚の無謬性の原則も悪影響を与えているように思います。しかし今は非常時なのですから良いものはどんどん積極的に取り入れてほしいです。首相が2万件PCR検査できるようにすると言ってから一月近く達成できないのは、竹中さんがセーフティネットをきちんと張ると答弁したのにほとんど設置されなかったのを彷彿させます。政治家でも動かせないのでは困りますが、そうはいっても官僚でない方は地元の議員に意見を伝えて議員が国に意見することで新しいアイディアが国が実行できる仕組みを作るべきでしょう。そうしないとコロナのようなスピードの早い現象に負けてしまいます。文系の方はプログラミングをやったことないと思いますが、普通の人は十行も書いたらバグが入ります。人間は論理的ではないのです。ですから出荷テストに企業は多額の費用をかけてますし、常時ソフトウェアのアップデートがあるのです。新しいものに無謬性はありえません。いかに早くより良く改良していくかが重要なのです。そしてそれには誰が言っているかでなくその案の内容が正しいかどうかを議論すべきです。意見を言う人がいる組織を攻撃している光景も見かけます。誰が言っているかでなく幼稚園生が言ったことでも、正しい事なら受け入れるというようにしていかないと、グローバル化によって新しい現象が次から次へと押し寄せる現代を日本は生き抜けないことでしょう。

まず時系列に表示されている文書を視ると人が足りないことがわかります。死亡者などは何十人も確認中となりついには確認しないで都道府県からの情報をそのまま載せることになりました。ですから患者数との整合がとれないという注意書きが最近のページにはあります。それ以前に感染者で症状確認中の人がとんでもない数となってます。こういう確認作業は専門性は少ないのですから人をもっと雇うべきです。今職を探している人は山ほどいるはずです。複職OKの会社も多いのです。病院の方が忙しいのであれば行政との連絡員を各病院に派遣すればよいのです。日本には約十万軒病院があるようですから、最大でも十万人派遣すれば良いのです。日当1万で十億円です。100日で千億です。百兆の対策予算の0.1%です。人間は一万以上の数を認識できませんが一兆円もあれば相当なことができるのです。データがわからなければ作戦も立てられません。

次に気になるのが退院数と死亡者数の比率です。一人一人がいつ入院して重度化したりしてどう退院したというデータが分からないので、確率的に計算しようとすると一旦入院すると1割以上亡くなって退院するという式が成り立ちます。あの感染者数は軽症や無症状の人も含んでいるはずなのに値が高すぎます。感染を自覚してない人が多くいるようなので死後発覚した人が押し上げている可能性があります。これは前記の人海戦術で詳しいデータをだしてほしいものです。しかし、もう一つは入院した方が死亡率が高い可能性です。医療崩壊した方が死亡率が高いという論文もあるようです。実際、体育館のようなところにベッドが並んでいる光景を観ますが、正に3密です。患者同士でウイルスを増殖する可能性が高いです。実は新型コロナは新型サーズという言い方も学術書でなされてます。そして前のサーズのときは病院の窓を開けると治るとわかってから急速に収束しました。しかし画面で見る限り病室の窓が空いてる病院はないようです。 そしてもっと 問題なのは先の大戦と同様に補給なしで医療の前線を戦わしていることによる悪化です。 マスクをはじめ防護服も消毒液を含めてみんなたりないようです。 おかげで使いまわしをしたりトイレを我慢して長時間着用したりしているようです。 プラスチックの上で数日感染力が維持するようですから、患者間でウイルスを移し合っている 可能性があります。感染者なんだから感染したっていいじゃないかというのは間違いで 上記の窓の例からわかるようになるべくウイルス濃度を下げた方が症状は軽くなるはずです。 本来は一人処置したら捨てるということをやっていたのでしょうが、 今では医療従事者を守るために、感染者間の感染はあきらめているのではないでしょうか。 (テレビでは患者が変わるたびに人工呼吸器の消毒をしてましたが、本来は当人が使っていても 一時間ごとにでも消毒して機械内のウイルス濃度を減らすべきでしょう。) よく災害時にトリアージという言葉を聴きます。それは医療の限界を超えたところで 最低限処置する患者を選ぶということですが、そのさらに上位にあるのが医療従事者の安全 ですのでやむをえません。しかしトリアージ級のことが行われているということは 医療崩壊しているということです。その責任というかそれを正す役割は中央政府にあります。 船が日本にきてから三ヶ月近くあるのです。医療用マスクなどのラインを立ち上げる時間も ありましたし、補正予算の額からいっても資金もありました。仮に売れ残って全部買い取ったとしても 一千億いかないことでしょう。いくらでもやりようはあったはずです。 前にも述べましたが平時ではないので特許を止める権限すら政府はあるのです。 今からでも何をするか考えるべきです。秀吉の一夜城的発想が求められています。 あちこちの工場が止まっているのです。 一分に何台も車をつくれる日本がなぜPCR検査機や 医療機器をつくれないのでしょうか。 厚労省も検査時間を短縮するために実践に投入して いままでの機械との差で使えるかの判断するようにするべきでしょう。 前にも述べましたが、老人に接する人への検査を導入するだけで 何百万もの調査能力が必要です。検査が必要なのは医療だけではありません。 介護、郵便、警察、救急など調べるべき人はいくらでもいます。 そうでないと介護崩壊や物流崩壊治安崩壊救急崩壊でさらなる被害がでることでしょう。 一度に数百万人調べる機械をつくってもよいのではないでしょうか。 検査する人材も育てるのに数年かかるという説明も聞きますが、 これも先の大戦と同じことを聞いた気がします。 日本の軍艦の大砲は性能はよいのですが、操作する人がなくなると あたらなくなります。しかし米軍の大砲はだれでも使える設計と なっていてそれだけでも敗戦の一因でした。 まったく同じことになっていないでしょうか。 ようは設計思想の問題です。実際国内外で簡単に調べられる装置が 開発されています。 AI全盛の現在やろうとおもえば全自動でもできることでしょう。 日本の総力を結集して物流や物資補給を立て直すべきです。

ちなみにこのページではないのですが、 東京の感染者数で気になっていることがあります。 世田谷区が多いのは人数が多いのでわかるのですが、 港区中央区千代田区などが私の予想よりはるかに多いのです。 そして街歩きが趣味の私が気になるのはいずれも 下水の匂いを書いだことがある街だということです。 五輪のときにこんな街でいいのかなあと思いながら 歩いた記憶があります。 実は、下水のウイルス濃度からPCR検査よりはやく 流行をキャッチできるという研究があります。 さらには前のサーズのときには香港のマンションで下水に空気を遮断する仕組みがなかったことから 大量感染が発生したという事実もあります。 つまりいまや下水の匂いを嗅げる場所というのは マスクをしていない感染者の間近でおしゃべりしているのと同等である可能性があります。 五輪のこともありますから、東京都や他の自治体も空気ポンプでも早急に下水に設置して 下水の空気がマンホールより上にでないようにするべきでしょう。

さらにメルマガで時間切れでかけなかったことを書いておきます。

まず旅行好きの人は、積極的に情報を行政に教えるべきです。 たとえば、上記の下水の匂いがする場所があったら行政に教えて 直してもらうべきですし、今後ゾーンごとに

次に、下水の問題にも関連しますが、 PCR検査は鼻だけでなく便からも行うべきです。 このウイルスは実は肺だけでなく腸でも活動します。 PCR検査の再現性が低いのは、喉や唾液だけ図っていて 腸内や血液内を調べてないからでしょう。 どうも新型インフルエンザ対策の法律で お役人は動いているようで 呼吸器系の疾患しかおこさないというような 答弁をときどき見ます。 しかしこのウイルスの受容体は全身にありますから どこで発症するかはわからないのです。

また、学校を開校するならちゃんとサンプル調査すべきです。 健康診断のとき健康な人を1000人調べて いないのであれば、教室ごとの再開は可能でしょうし、 一万人調べていなければ全校集会も可能かもしれません。 (ただし、発生したときには、全校生徒教職員を調べさらに 通学路上の人々も調べる必要があります。それだけの PCR検査の余力は必要です。 歌舞伎町で発生したので調べているようですが、 順番に店を調べているようです。あれでは 数百軒全部調べ終わるころには最初の店でまた発生することでしょう。 全国のPCR検査能力を使って一気に調べないと豪華客船と同じように 治ったのにまた発生したり、検査合格した人が発生するといったことになることでしょう。) しかし、現状では組長の感覚で再開されようとしていて問題です。 ちょっと前にまったく発生してないのでどんどん観光客来てください といっていたところが人口比で上位の感染者数となっています。 この病気は調べなければわからないのです。 一万人あたり何人という指標がありますが、 あれには何人調べてという情報がありません。 PCR検査数を減らしたら達成できてしまいます。 意味のない指標です。 もし感染者数が少ないとこなら、PCR検査能力は余っているはずです。 余っている能力全部使ってサンプル調査すべきです。 もし能力があまってないならそもそも再開は無理でしょう。

では、また来月に。

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Coronavirus | Science | AAAS
[https://www.sciencemag.org/tags/coronavirus]
Coronavirus found in Paris sewage points to early warning system
[https://www.sciencemag.org/news/2020/04/coronavirus-found-paris-sewage-points-early-warning-system]
Antimalarials widely used against COVID-19 heighten risk of cardiac arrest. How can doctors minimize the danger?
[https://www.sciencemag.org/news/2020/04/antimalarials-widely-used-against-covid-19-heighten-risk-cardiac-arrest-how-can-doctors]
How does coronavirus kill? Clinicians trace a ferocious rampage through the body, from brain to toes
[https://www.sciencemag.org/news/2020/04/how-does-coronavirus-kill-clinicians-trace-ferocious-rampage-through-body-brain-toes]



トイレのリスクはどれくらい
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