今月の本 2003号 三国志 第一巻 宮城谷昌光 著



(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)


今月も、本当はいろんな文書にしたかったのですが 新型コロナで大変なので心を和ませるようにと、 歴史小説です。

三国志は最近ではすっかりメジャーなものとなっていて 詳しい方も相当いるはずです。

しかしそういう方にとっても この本はとても楽しめるものです。

なぜなら、なぜ三国志のような乱れた世の中になったのか から書き始められているからです。

何度も述べてますが、中国の歴史というのは 十八史略を読めばわかるように何度も同じ歴史を 繰り返す救いのないものになっています。

ただ、そういう衰退期においても宝石のように光る人物が いまして、そういう人をすくい上げるのが 得意なのがこの本の著者の宮城谷さんです。

これまでにも多くの名著の中で優れた人物を紹介してきた 宮城谷さんらしく、三国志へ向かう衰退期にそういう光る人物が 何人もいたことがわかり、私は大変興味深く読みました。

詳しく書くとネタバレになるので書きませんが、 一般的に言うと、 官僚機構の中でどう行動するかが描かれていますので、 官僚の方にもぜひ読んでほしいものです。 (今の官僚の方にも通じる場面がいくつもあると思います。 公文書改変は政権の問題とされてますが あれは官僚機構自身の問題です。 政治家程度に圧力をかけられても 改変できないようにしてないのが問題なのに いまだに一年以下の文書の破棄が認められて しまってます。 裁判でも文書の趣旨とは関連ないところ だから改竄ではないとしてます。 しかし公文書であれば、てにをはを変えるだけでも 版を変えて承認を得るべきものです。 そうでなければ、どこをなおしたかが 国民がわかりませんからチェックができなくなります。 そういうことをしないで変えただけで充分改竄です。 かりに法的にそうでないならそうなるように 法律を変更すべきなのです。 官僚機構がそうしようとしてないということは 官僚機構が改変を是としていると言うことです。 それは政治家の責任だろうと言うこえが多そうですが、 あれだけ多くの政治家が努力しても天下りがなくならないのです。 政治家よりも選挙で選ばれない官僚機構の方が今や統治主体と なっています。ますます、実力のない皇帝がいるときの中国と 似てきています。であるからこそ、この本を読んでどのように 行動すべきか官僚の方に考えてほしいものです。 キリスト教の西欧であれば、神様が常にみているということで、 まだ自分を律して、官僚機構が自律的に最適解に向かうところがあります。 (今回もあっというまにドライブスルー方式などで何万件の検査を行う国が 現れました。(そもそも考え出した韓国自体がキリスト教徒の多い国です。 だからこういう革新的システムができたのかもしれません。) それをやると医療崩壊するというのはおかしな論理で、敵をしらずしてどう戦うというのでしょう。 軽症者を自宅待機にする制度をつくらないので、医療崩壊するのです。 (短期間に重症化する人を見逃さないために最初の4、5日は電話で問診するとなおよいことでしょう。 最近急激に悪化して死亡するから宿泊施設でという声が強いですが、 そもそもなくなるのは救急が崩壊しているからです。 本来経過観察中なのですから 体調に変化があったらすぐに入院させねばなりません。翌日になどありえません。 ところがベッドが逼迫しているからか翌日ということになってしまってます。 これでは宿泊施設でも同じでしょう。実は救急崩壊はここ何十年も前からです。 近くに救急車がくるといつも30分以上止まっています。何をやっているかというと 送り先の病院を探しているのです。これでは道がない田舎と同じです。 緊急に搬送したいから救急車をよんでいるのにもはや機能していません。 はるか昔、行政改革をすると救急車がすぐこれなくなるとお役人が反対して 笑われてましたがもっとひどいことになっています。 朝日新聞によると3月は例年700件が5回以上断られていて 今年はコロナで200件さらに断られているそうです。つまりコロナがなくても 医療崩壊はおきているのです。(医療機関崩壊はおきてないかもしれませんが) それなのに重症者は全国で現在300人程度しかいないのです。 一億人の人口がいる国でどうしてそれで医療崩壊がおきてしまうのでしょうか。 たしか2割程度が重症化するということですから軽症含めて1500人程度です。 統計では入院治療を要するものが一万人いますがほとんどが軽症なのではないでしょうか。 あるいはICUが足りなくて本来重症なのに中等症に入れられている人がいるのでしょうか。 もっと詳しい分析をするべきでしょう。それとはべつに 本当にパンデミックとなったら何万何十万という数が必要になるのですから 最悪パターンを想定してすでに用意されていないとおかしいです。 現状でいっぱいということは、万が一外出禁止策が失敗した場合の対策は 無策でいどんでいるのでしょうか、 こういう感染症は倍々で増えるので感染症がおきたら常にベッドや器具を倍確保するように すべきです。そして空いてるベッドや機器も助けるために空けているのですから ちゃんと診療報酬を払うようにすべきです。どうもコロナ患者をみるのに赤字なのに 国は補填してないようです。本来なら通常の倍以上利益がでるように誘導すべきでしょう。 動的に調整しないと感染症のような変化が早い病気には対応できません。 ちなみに、もっといえば病院で急変してなくなっている方も何人もいらっしゃるのです。 若干不公平な報道です。 そして中国の医者の体験談では人工呼吸器は あまり役にたたなかったそうです。(まあ、中国からの情報は本当かなあと首をひねっていると まちがっていたというものもいくつもあるので話半分に聞いておく必要はありますが、 岡江さんの情報を聞くとそういう可能性もありえます。) とはいって、ちゃんと宿泊施設で管理されるのであれば 別に強くは反対しないのですが、報道をみていると 自宅のほうがよいのではないかという点がいくつかあるので 選択性にしたほうがよいと思います。 まず、シーツなどは一切とりかえないそうです。 それではいかに軽症や無症状とはいってもウイルスが蓄積して 重症化する可能性があります。 おそらく感染が怖くて洗う人の手当がつかないのでしょうが 煮沸消毒なりクリーニングで油で洗うなどして 部屋も掃除+消毒を毎日やって少しでもウイルスを減らして早く治るようにすべきでしょう。 また、部屋から一歩もでれないそうです。庭やベランダのある家の人なら 日光浴してビタミンDを作った方が早く治るのではないでしょうか。) そんな非人間的なことは医者はできないという声もありますが 測定希望者を測定しないのと患者側からすると大差ありません。 感染者の家族の老人が要観察ということになって自治体の 人が伺ったら衰弱してたので救急搬送され感染が確認されたそうです。 おそらく感染者の家族でなければ検査もされず、老衰と判断されたことでしょう。 死亡者や肺炎患者を全員調べなければという意志を医療や行政当局がもたないかぎり、 死因不明社会である日本ではとんでもない大惨事になりえるのです。 (2000年からの10年間の死亡率から推定される線から、2011年後の10年間の死亡率が越えている部分を 311の被害者の数と推定すると実は大惨事になっています。私でもわかるのに報道とか一切されていません。 かくされてます。高齢化のせいにされてますが、なにもなければ125歳まで生きれるのですから、 一年であんなに段差ができることはありえません。まるで戦時中です。戦時中そんな報道だったから 大敗したのだというのが、マスコミの懺悔だったはずなのにまた繰り替えしているようです。 野上弥生子さんの日記をよく読んでほしいものです。) ) しかし、日本を含む多くのアジア諸国ではそれがありません。 この本を読んで医者として官僚として人間としてどうこうどうすべきかよく考えてほしいものです。 これまでは書類の上で問題を解決しようとしてましたが、 これからの日本はすべての人を救う方向に医療や行政が動いてほしいものです ぜひ公務員の英訳をじっくり噛み締めつつ、この本を読んで 行動していただきたいです。 )

では、また来月に。

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超過死亡グラフ改竄」疑惑に、国立感染研は誠実に答えよ
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